こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの9/27のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はダウは+0.21%やったが、SP500は-0.28%、ナスダックは-0.52%と下がった日になったで。さて、今のマーケットで最も重要な銘柄は何か?今の時代に象徴的な銘柄はどれか?どの銘柄にお金が流れ込んどるか?わいは毎朝Squak on the Streetという番組に出とるんやが、そこでどの銘柄をハイライトすればええのかということについては常に考えとるんや。市場が開く前に、そして開いてからしばらくの間、どういうことを視聴者に伝えればええのか。わいは視聴者の人にとって重要で、そして投資の役に立つ、投資可能な銘柄を洗い出すようにしとるんや。その思考のプロセスは複雑なものや。
一つ目は今の流れを読まんとあかんということや。たった今だと重要なことが二つあるで。ここのところずっと話題に出とるサプライチェーン問題と、あとは金利の上昇や。たった今上昇しとるんや。今株を買おうかなという人は、毎日、常時、この二つのことを考えとかんとあかんで。なぜならこの二つが株価平均を動かしとるものやから。Squak on the Streetで発言する時のポイント二つ目は、わいはMad Moneyとかで既に言及して議論した銘柄は極力言わないようにしとるんや。同じ視聴者の人も見てくれとるかもしれんからな。かぶらないようにしとるんや。
あとは、Squak on the Streetのトップコーナーで既に言及されたことにも言及せんようにしとるんや。同じ番組内でかぶってもしょうがないからな。例えば今日は、金利が上がったら銀行がええよなという話だったで。これは極めて当たり前の話や。今のマーケットで重要なのはクレバーであることではないんや。当然のことをわかって行動にうつすのが大事なんや。金利が上がっている時は、銀行は明らかな勝者になるんや。BuyBuyBuyや。やけどもちろん、これは2週間後の決算とはずれる可能性があるで。金利が上がれば銀行はより儲けることができる。常識や。やけど2週間後の決算の数字は金利が上がっとる状態のところの数字やないで。過去3か月の数字や。今の長期金利の上昇と過去3カ月は関係がないんや。もしかしたら今株価が上がって決算前までに上がり続ける銀行株にとって、決算の結果は失望をよんで、株価下落を招くかもしれんで。決算前までの期待が高すぎるなんてことになるかもしれんからな。
多くの人が勘違いしとることがあるから、改めてここで言っときたいんやが、わいは次のような多くのメールやコメントや電話をもらうんや。決算でアナリスト予想をビートしたのに、なんで株価は下がるんですか?なんで株価は上昇しないんですか?とな。往々にしてそういう場合は、決算に向けて株価がぐぐっと上がっとるんや。そしてもはやそれが、実際の決算の数字とかけ離れとることがあるんや。アナリスト予想は、アナリストがただ予想した数字や。そしてそれは投資家が期待しとる数字とはまた違ったりするんや。
まあそれはさておき、銀行については既に前に触れられとったから、今回は触れんかったんや。かぶせて銀行のことを言っても意味がないと思ったからな。次に上がっとるのは石油や。これはストレードフォワードや。石油も天然ガスも上がっとるんや。これらは今年ここまで勝者の動きやって、そして石油はまだまだ上がり続けとるから、ええ状況であり続けとるんや。アメリカの石油の使用量が上がっとって、石油会社はしかも昔と違ってどんどん投資するんやなく、お金を投資家に還元しとるんや。わいのお気に入りは、これまでも行って来たけど、安定性と配当を考えるとChevronがええし、Devonも好きやしPioneerも好きや。Diamondback Energyでさえもええかもしれんし、Shellのパーミアン盆地の資産を買収したConocoPhillipsも好きやで。あの買収は馬鹿げとるぐらいの安値での買収や。素晴らしいで。あと、世界的に天然ガスが不足しとることを考えると、Tellurianとかもええかもしれんで。やけどこの石油のことも先週結構しゃべったから、今日の朝の番組では触れんかったんや。わいにとってもあなたにとっても、内容が被るのは面白くないやろ。
先週は更に中国のことについてもMad Moneyで多くしゃべったやろ。中国恒大集団の問題とかな。あとはテスラやが、中国で深刻な電力不足が起きとって、テスラの工場とかが止まっとったりしとるんやが、やけどわいはテスラの株価はもっと上にいくと思っとって、そしてそれはEV業界全体を押し上げるかもしれんで。LucidやFiskarとかや。そして新しくSPAC上場したPolestar(GGPIU)や。テスラは今$800 billion、Lucidは$42 billion、Polestarは$20 billion、そういうのに比べるとFiskarは安いんやないかといっとったんやが、それも今日株価が上がったやろ。
さて、ここからの注目はまずMicronや。Micronの決算は明日やが、もしかしたら決算後株価は大きく下がるかもしれんで。もしすごくいい数字を発表したら、株価は吹き上がる可能性もあるけどな。やけどわいは予想通りの売り上げとEPSを発表して、ガイダンスはもしかしたらやや低いみたいなことがあるんやないかと思っとるで。こんなに半導体不足が叫ばれとるのに、なんでMicronの業績が伸びないなんてことがおこるんかやって?単純や。半導体はいろんな種類があって、どれも同じではないんや。Micronが主に商売しとるのは、DRAMとFLASHや。ここは結構不足してなくて、しかもマージンが低いタイプのものや。だからなんや。そして前の言ったけど、Micronの株価が仮に下がったら、半導体業界全体の株を下がるかもしれん。半導体のETFが下がるかもしれん。そういう事態になったらハイエンドの半導体のAMDとかNvidiaを買えばええんやで。この部分はでもあまり以前にも強調してなかったから、今日改めて言ったんや。
後は旅行株やレジャー株や。今上がっとるやろ。石油が上がっとるのに旅行株とかも一緒に上がるのは普通じゃないんやが、でも旅行株とかが上がっとるのはやっぱり皆COVIDがピークをつけたという思いをより強くしとるからや。ピークをつけるのと、COVIDを克服するのは全く違うことやから注意せんとあかんがな。でも航空株もクルーズ株を上がっとる。そしてここでわいが推したいのはAmerican Expressや。旅行が上がっとるのもええし、金利が上がっとるのもええ。両方がええんや。そしてわいはAmerican Expessのことを朝の番組の最後のコーナーで言おうと思っとったんやが、その前に他の人に言及されてしまったんや。さあ困ったぞということで、わいはAXPのことを言うのをあきらめて、何を言おうかと瞬時に考えたあげく、Best Buyを挙げたんや。Piper Sandlerがちょうど今日、Best Buyの目標株価を$146から$150に引き上げたんや。前にも言うたけどBest Buyは素晴らしいメンバーシップを始めたやろ?あなたの家にIT部門ができるようなもんや。そしてこれはリオープニングプレイでもあるから、COVIDがピークをつけたんやないかという思いがより強くなった今日、5%以上も株価が上がったわけや。
ということで今日の朝の番組ではMicronとBest Buyをわいはあげたわけや。結論やが、わいの思考がわかってくれたやろうか。わいの発言の時間が比較的限られとる朝の番組では、こういう風に考えて取り上げる銘柄を決めとるんや。やけど皆、Mad Moneyを見てくれよな。そこではもっともっとわいの頭の中を言っとるわけやから。
頭の中を説明してくれると面白いです。
記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。
応援よろしくお願いします。