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【ジム・クレイマー】シニカルになりすぎず、前向きな常識的感覚を持っていこうやないか!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/14のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

いつのまにこんなに楽観論が強くなったんや?今日はマーケットが大きく上昇した日になったで。ダウは+1.56%、SP500は+1.71%、そしてナスダックは+1.73%やったんや。そろそろここまで蔓延してきた悲観論を考え直す時が来たんか?この6週間、陰鬱な雰囲気やったんや。人によっては今日のラリーは、ここまで大きく下落してきてあまりに多くのネガティブさがたまってきたから、そのリリーフ・ラリーだと言う人もおるし、やけど人によってはこのマーケットの上昇はジョークみたいなもので、これにつきあったらまた下落に巻き込まれるという人もおる。

 

もしくは人によっては、今日発表された会社の決算、Bank of AmericaとかMorgan StanleyとかUnited Healthとか、そういう決算が良かったからという人もおるな。こっちの方が真実に近いとわいは思うが、やけどわいは今日の動きがそれ以上のものやったと思うんや。今日の株式市場の上昇は、今まで問題だとネガティブにとらえられてきたことが、修正可能であるということを理解した、前向きな常識的感覚によるものやと思うんや。それぞれの会社がチャレンジを成長機会と位置付けとるんや。

 

ジャーナリストはいつも人々に何を聞くのかわかるか?こう聞くんや。「何か問題はありませんか?」と。「何でこんな事態になっているのですか?」と。順調なことを語ることは馬鹿者であるようなことになるんや。だから情報はテレビを通すとネガティブであふれてしまったりするんや。やけど歴史的に、ある程度の長期間を見たら、BullはBearよりも全然良くやっとるんや。Bearで億万長者になっとる人は長期間こつこつやってなっとるんやないで。数回の四半期とかでなっとるんや。Bearは最も賢い人ではないかもしれんのやで。

 

まあでもそういうことをわいから聞くよりも、今日のアメリカで最も賢い人の意見を聞いてみようやないか。Jeopardyで今38連勝中のMatt Amodioや。150万ドルもそれで稼いどるんや。彼が今朝のSquake on the Streetに来てわいらに語ったんや。わいらはその賞金の150万ドルを何に使うのか聞いたんやが、彼の言葉を聞いてくれ。

 

自分は賞金は長期投資に使います。私はデイトレードができるほど相場にかじりつくことはできません。ずっと相場を見るのは私にはToo Muchです。だから小さい割合で債券も入っているようなインデックスファンドにお金を入れたいと思います。一年に一回はリバランスして。そうやっておけばもう間違えようがないでしょ?

 

聞いたか?彼はマーケットと、富を作る存在として向き合っとるんや。このような彼のようにあなた達にもなってほしいんや。さて、Matt Amodioは本当にアメリカで一番賢い男なんか?それを疑うんやったらJeopardyで38連勝してみるとええで。わいの家族は皆Jeopardyが大好きやから、彼はわいらの中でまぎれもなくヒーローなんや。

 

なんで市場が上がる方に賭けているMattが正しくて、悲観的なBearは間違っているのか。Bearはシニカルすぎる。うんざりしすぎなんや。そして歴史から学ぶことを忘れてしまっとるんや。陰鬱なカタストロフィーは、皆がそれを吹き飛ばそうと頑張るにつれてフェードアウトしとるんや。わいは九月の中旬から10月の上旬にかけて株式市場が下落するシーズナルパターンがあるというたが、その時期ももう過ぎ去ろうとしとるんや。そういうことを考えるとわいはここからはより株式市場に建設的にならざるを得んのや。

 

今皆がこわがっとるのはサプライチェーン問題で、そのうちの大きなものが港湾混雑の問題や。多くの船や荷物が港で足止めをくらっとるんや。荷物の積み下ろしに長い時間待たんといかんことになっとるんや。これはもう修正不能なんか?それがそんなことないで。修正可能なんや。ようやく大統領が腰をあげたんや。商品不足を引き起こすサプライチェーン問題を解消しようと動きだしたんや。昨日のスピーチでバイデンは、ロサンゼルスの港を1週間のうち毎日7日間、24時間、休みなく稼働させて遅れを取り戻すと言うたんや。ロサンゼルスはロングビーチの港はアメリカのコンテナ輸送の40%を担っとるから、この動きはでかいで。

 

半導体不足はどうや?そうや、半導体が重要な製品は全部思うように製造ができてないんや。アップルのニュースもあったやろ。車会社もそうや。昨夜TSMが決算発表したやろ。めちゃめちゃ強い需要が感じられる素晴らしい数字やったが、やけどカンファレンスコールを聞くと、TSMは車用のチップは多く作ってないことに気づくやろう。儲けの少ないそういうところは後回しになるんや。資本主義のもとではこれからどうなっていくかというと、それぞれの会社が今の状況を手をこまねいて見てるだけじゃないんや。行動にううすんや。わいはFordのような車会社はどこかの半導体会社と組んでファンドリーを立ち上げればええと思うで。それで格安で半導体がつくれなくても、でもちょっと高くなってもその分を吸収できる儲けは出せると思うんや。今車用の半導体は儲けが少ないから十分作られてないんや。やけど自分たちでやって価格を上げてしまえばええんや。

 

今日のBank of AmericaやMorgan Stanleyのカンファレンスコールを聞いたら、消費者のアクティビティーは旺盛やということがわかるやろう。ここまでなのは長いわいのキャリアでも珍しいぐらいや。消費者のバランスシートはめちゃくちゃよくて、このことは今の深刻な労働者不足に一役買っとるんや。多くの人がパンデミックを機に労働市場から離れとるんやが、その一つの理由がそれが可能やからや。政府から多くのお金が配られて失業保険の上乗せもあったからな。人によっては70万人も亡くなったのを見て、人生とは何かを考え直して人もいるかもしれんな。やけど考え直すんやったらポジティブに考え直そうやないか。

 

結論やが、Matt Amodioのような人はBearよりもずっと賢くて建設的や。Bearとは違って今はシニカルになりすぎずにいようやないか。そうすることでちょっとだけ多くお金がより儲かるかもしれんのやで。

 

 

今日の上がりは強かったですね。

 

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