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【ジム・クレイマー】FOMC後に株が下がったら、それは買いの好機かもしれんで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/2のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは+0.39%、SP500は+0.37%、そしてナスダックは+0.34%と、またまたプラスの日になったで。もう何日も連続で上がっとるんや。一方で明日FOMCの後パウエル議長がしゃべるんや。わいらは大丈夫なんか?今欲張りなりすぎてないか?利確した方がええんか?パウエルが変なことを言って株価が下がったりせんのか?

 

特にリッチな投資家は、Fedは今すぐにアクションをおこすべきやと主張しとるんや。インフレに立ち向かう必要がある、と。テーパリングを早くはじめて、下手したら利上げさえも早くはじめて、全ての物の値段が上がっている今の状況に歯止めをかけるべきや、と。インフレーショ二スタがもう十分に身に沁みとるように、パウエルの姿勢はソフトや。そんな姿勢ではダメや、と。

 

わいの見方はどうかというと、こういう議論は的をはずしとると思うんや。パウエルは現状をちゃんと認識しとる。やけど彼は、利上げをすることで半導体不足が無くなったりサプライチェーン問題が無くなったりすることは無いと思っとるんや。そして激しいアクションじゃなくて穏やかに自体を見守るという方法をとることで、今労働からあぶれている人を救おうとしとるわけや。パウエルは皆にきちんとした職についてほしいんや。それがそんなに悪いことやと思うか?

 

さて、今日のAvisのクレイジーな動きを見たか?レンタカー会社やが、株価が吹き上がったんや。今日結局この株は倍になって+108.31%やったんやが、やけど午前中にすごいショートスクイーズがあって、その倍以上吹き上がったんや。今年のはじめのAMCとかGame Stop株みたいな激しい動きや。やけどこのAVISをショートしとったヘッジファンドとかはいかに間違っとったかというのがこの日明らかになったんや。なんでAVISがこんなになっとるかというと、答えはシンプルや。アメリカには車が不足しとるんや。そしてわいらには車の製造を加速できるだけの半導体がないんや。車が十分つくれんとなったら借りんとあかんやろ。だからレンタカーなんや。レンタカービジネスにはいけてない面もいっぱいあるんやが、今はそういうことを言っとる場合やないんや。車が足りてないんやから。

 

AvisのEPSは予想$6.52のところを大きく上回って$10.74だったんや。すごい数字やで。だからすごいショートスクイーズがおきたんや。$174から一時は$545までいったんや。まあその後株価は下がって$357で引けたんやけどな。やけどまさにショートセラーの悪夢やったんや。車不足でAvisにすごい恩恵をもたらしたんや。そしてこれらのことはFedとは全く関係のないことなんや。関係があるのは半導体不足と労働力不足や。

 

多くのアメリカ人が都市を離れて田舎に引っ越したんや。リモートワークする人が増えたから都市に住む必要が無いんや。もう一年半もZoomでやっとって、支障がないと思っとる人も多いやろう。やけどもしあなたが都市を離れたら公共交通機関が少なくなって、車が必須になるんや。やから車への需要は前例が無いぐらい高いんや。やけど繰り返すが、新車を十分つくるだけの半導体が無いんや。例えば典型的な車が一台で150の半導体が必要やとしよう。そして今半導体が不足しとって、147しか揃わんかったとしたら、それは半導体が全部揃わんかったのと一緒や。一つでも欠けたら車はできんのやから。Fedがその欠けとる半導体を作れるわけやないんや。

 

いずれどこかで需要と供給がいい具合になるやろう。ハウジングマーケットのようにな。ちょっと前まではハウジングマーケットは火を噴いとったんやが、そんなのは永遠には続かんと言う賢い人もおって、その通りになったで。Zillowの決算をうけた株価の下落をみたか?彼らは家の買い取りゲームをやっとったんやがそれを休止して7000戸の家を手放したんや。もう儲からんようになったからや。もちろん今は2008年とは違うで。いい加減な与信でどんどん人々が家をローンで買っとった時代とは違うんや。やけどハウジングマーケットは今勢いを失っとるんや。

 

車業界の話に戻ろうやないか。いずれある時点で車は高くなりすぎて需要は後退するやろう。そしてそれが当然や。それがフリーマーケットのアクションや。やけどそのことにFedの介入はいらんのや。例えばパウエルは、石油ガス会社が採掘を増加させとる今、石油価格が落ち着くのに必要なのは時間やということをよくわかっとるんや。結局は皆儲かるか儲からないかの経済活動をやっとるわけやから。お金をずっとテーブルの上においとく人はおらんのや。

 

至る所にショートセラーがおるんや。いろんなものに反対をする人はおる。今のパウエル議長の姿勢に反対する人も多くおるやろう。やけど一方でどうや?わいのファンドが持っとるDupontもEstee Lauderも素晴らしい決算を発表したやろ?Bed Bath & Beyondを見たか?引け後に64%も上がっとるんやで。これはこれでゲームストップのようになってしまっとるんやけどな。やけどこういうことも、パウエル議長とは関係がないんや。

 

結論やが、明日Fedから何かニュースが出て、パウエル議長を非難する人たちが騒いだりしてそれで株価が下がるようなら、それは買いの好機ととらえ得るとわいは思うで。マーケット全体が下落した時には買いの好機だと思って、ベストのテーマに乗っかるんや。特に半導体や。半導体不足は近い将来無くなることはないんやから。

 

 

パウエルさんの演説をうけて株式市場はどう動くでしょうか。

 

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