こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの11/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。
サンフランシスコにやってきたで。二年ぶりや。なんでここに戻ってきたと思う?シンプルや。ここがまさに世界のイノベーションの中心やからや。そしてそのイノベーションが株式市場を動かすんや。テクノロジー会社が生み出すイノベーションこそが株価を上げるんや。ここ西海岸は未来の香りがするんや。それを感じることは、どの株を買おうかなと考える時に、そしてポートフォリオを組み立てる時に重要なんやで。
さて、今日はダウは-0.04%、SP500は-0.001%、ナスダックは-0.04%と、微減の日やったで。今週はリテールの決算が重要やろ。なのになんでテクノロジー会社の話なんか持ち出すんやと思うやろ。やけど考えてみてくれ。WalmartとかTargetとかHome DepotとかLowe'sの決算発表があるわけやが、やけどこういうリテールは全部今どうなってきとるかというと、オムニチャネル化しとるんや。Direct to Consumer化しとるんや。言い換えるとなんや?そうや、テクノロジー会社や。
もしあなたがリテールを経営しとって、在庫管理とかを古いやり方で、アナログでやっとったりしたら、あなたは焼かれてしまうで。リテールはIntuitを使ってSalesforceを使ってTwillioを使わんとあかんのや。それにはパソコンがいるやろ。だからNvidiaとかAMDとかIntelがいるわけや。こういうスペシャルなテクノロジーが会社がなかったらもう多くのビジネスが成り立たんのや。リテールだけの話やないで。
わいは学校を出た時、銀行に就職したかったんや。そしてGoldman Sacksに入ったんや。やけど今銀行に行きたい人はそういう会社よりも、SquareとかUpstartとかRobinhoodとかAffirmにいきたいんや。こういう会社はAIの力を使って、業界全体を破壊しようとしとるんや。そして大きな機関に対してより個人に力を与えてパワフルにしようとしとるんや。ということでわいが今シリコンバレーにきて、どういう所がこれからどんどんお金を儲けるようになると感じるか、それを四つ言っていこうやないか。
お金を儲ける分野一つ目は、AIを使ってビジネスをするところで、人がAIに置き換えられていく分野や。今は労働者不足でいい人を見つけるのがめちゃめちゃ難しいんや。この前の9月だけでも440万人の人が仕事をやめとるんや。全部の労働者の3%やで。AIがこれからもどんどん活躍することは想像に難くないやろ。そしてAIと言って思い浮かぶのはやっぱりNvidiaや。皆この会社を半導体会社やとおもっとるやろうが、Nvidiaは実際全てのAIとマシーンラーニングに関わるプラットフォームなんや。気候変動予測とかCO2濃度がどうなるとか山火事を止めるとか新しい薬を開発するとか、こういう全てのことにはスピードが必要で、だからコンピューターでAIなんや。人間の頭じゃどうにもならんで。AIはコンピューター同士が人間の脳みそのようにつながりながら問題に立ち向かうんや。そして今日CEOが話に来てくれとるFive9は対話型AIをやっとって、人間のような会話を行って文脈を理解して、インテリジェントな応答を提供できる音声アシスタントをやっとって、クラウドコールセンターの80%に利用されとるんや。
お金を儲ける分野二つ目はメタバースや。FacebookがMetaに社名を変更したが、マークザッカーバーグは100億ドルをメタバースに投資すると約束したで。このようなメタバースの世界を実現するためのつるはしとかしゃべるを売っとる会社と言えばUや。Unityや。ビデオゲームとかを開発するツールの会社なんやが、今やメタバース構築にも大事なんや。この会社の何がええかというと、Unityのテクノロジーはいろいろなゲームで中心的な役割を果たすんや。例えばフットボールゲームやったら、それぞれのプレイヤーごとの視点とかも追えるんやで。
さあ、誰が一番先にメタバースでぐいぐい売れるか?誰がメタバースを作っとるか?それはやっぱりRobloxやろう。メタバースという意味で言えばFacebookより先をいっとるやろう。めちゃめちゃ人気のあるオンラインゲーミングのプラットフォームや。ユーザーが簡単にゲームを作って公開することができるんや。先週CEOのインタビューをやったやろ?David Baszuckiや。まさにわいがおるここで15年前にシステムを作った男や。わいはロブロックスが好きやで。
やけどメタバースで最も重要なプレイヤーは誰かと言うと、さっき一度出てきた、Nvidiaや。やっぱりこの会社なんや。AIの分野をドミネイトしているだけじゃなくて、ベストなグラフィックスチップを作っとって、それがバーチャルリアリティーの世界を可能にしとるわけや。わいはNvidiaがどれぐらい好きかを強調しすぎることはできんで。だからわいの犬をNvidiaと名付けとるわけやから。Nvidiaが7500億ドルの価値を持っとって、それは第二位の半導体会社の三倍も大きいんやが、多くの人がたかだか半導体会社がこんなに大きくなるなんてと思っとるんや。やけど繰り返すがこの会社はただの半導体会社やないで。Nvidiaは価値を「作る」会社や。マシーンラーニングはAIを「作」っとる会社や。わいらがその存在すら認識せんかった問題を解決するような会社や。そしてゲーミングやメタバースの世界に命を吹き込むんや。Visionary CEOのJensen HuangのGTCのキーノートのpresentationを見てほしいで。先週のやつや。台所が映るんやが、それはバーチャルには思えんほどきれいで、そしてマシーンが作曲した曲が流れるんや。
お金を儲ける分野三つ目はEVや。電気自動車や。Rivianの株は上がり続けとる。今日も14.94%も上がったで。彼らはカリフォルニアの会社やが南の会社や。今このシリコンバレーにはLucidがおる。高級EV会社や。MotorTrend’s car of the year awardを受賞したばっかりやで。ネクスト・テスラになりたくない会社なんかあると思うか?ないやろ?そしてネクスト・テスラの株を今買いたくない人なんかおると思うか?だからここのところ株価が上がっとるわけや。
お金を儲ける分野四つ目はフィンテックや。東海岸と違ってここ西海岸は金融をエンジニアリングしとるんや。革新的な銀行業のことを話したければSquareのCEOと話すんや。AffirmのCEO Max Levchinとも話さんとあかんで。BNPLのシステムを発明し直した男や。クレジットカード会社を駆逐しようとしとる男や。そして、彼の言うことを聞いとるともう一つの言いたいことがあるんや。わいが大学を卒業して思ったことは、とにかく法律を犯さないことだったら何でもしてお金をできるだけ多く稼ぎたいということやった。わいはその時は気候変動問題も気にしてなかったし、アメリカのビジネスが儲かることがアメリカにとってええことやと思っとった。もし何か悪いことの原因があるんやったら、たんまり儲けたお金の一部をその原因を解決するために寄付すればええと思っとった。
やけど今わいらはその当時とは全然違う世界に住んどる。多くの優秀な人が西海岸から出て来とって、彼らには「目的」があるんや。いい目的があるんや。そして成功者はめちゃめちゃ儲かるんや。ゴールドマンサックスとかに入るよりも桁違いのお金が儲けれるんや。いいことをしながらかつ大きく儲ける。わいはかつてそんなことはできんと思っとったんや。わいのほとんどの人生で、いいことをするのとお金を儲けるのは、二つの関係ないことやった。やけどここシリコンバレーに来たら、いいことをしてお金を儲けることはできると理解できるんや。だからわいは定期的にここにこんとあかんのや。
いつもいいことを言うなと思います。
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