こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの11/30のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日の株式市場の下落は四つのワードに要約されるんや。「a few month early」や。FEDのパウエル議長が上院銀行委員会の公聴会で証言したんやが、資産購入プログラムの段階的縮小、テーパリングを加速させて「数カ月早い」テーパリング終了の検討をすべきだと発言したんや。それが来年の利上げ時期すらも予想より前倒しされる可能性のあるタカ派シフトの発言と受け止められて、株式市場はみじめに下落したんや。ダウは-1.86%、SP500は-1.90%、そしてナスダックは-1.55%と散々だったんや。
パウエルの発言は予想外で、皆を驚かせたんや。Fedの資産購入プログラムは会社の資金調達を安くして経済を助けとるんや。あと、予想外やったのは、パウエルがもはやインフレを「一時的」と言わなかったということや。彼はこれまでインフレは一時的でサプライチェーン問題等が解消されれば大丈夫やと言うとったんや。やけどもう一時的という言葉を使わなくなって、パウエルはやっぱりインフレが過熱しすぎなことを気にしとるということや。だからテーパリングも加速するということなんや。
まあそれでも、や。パウエルがこの発言を一週間前にやっとったら、市場もまあ受け入れられたかもしれんが、やけど今はオミクロン株の恐怖に皆怯えとるんや。タイミングが悪かったから今日のマーケットは下がったんや。まあでもパウエルが言うとるように、経済は強いんや。わいもあなたもそのことは知っとるやろ。そして失業率も例えば今週の金曜日のやつが悪くなかったら、もしオミクロン株がそれほど経済に影響を与えないと仮定したら、Fedはやっぱり動かんとあかんのや。まあパウエルは、状況が変化して間違っとると思ったら発言は撤回すればええんやで。誰も完全な人なんておらんのやから。
やけど、パウエルが今はインフレは一時的ではないと考えているとするなら、それは一般投資家、あなた達にどのような影響を与えるんや?正直言うて、それほど影響はないんやで。今日の下落は買いの好機になっとるともとれるわけや。わいは今日の下落をうけて、ここで更に売れとは言わんで。多くの投資家は長期でインデックスファンドに投資しとることやろう。パウエルのこの発言で下がった市場と言うのは、まさにそういうインデックスファンドの投資家には買い場を提供していくれたんや。売る理由やないで。怖がってポジションを売り払うんやないで。
いずれFedは金融引き締めをやらんとあかんことはわかっとったやろ。パウエルがどういう言い方で時期をずらそうがなんやろうが、経済が強かったら遅かれ早かれ引き締めの時期は来るんや。パウエルはただ今日それに言及しただけや。数か月前に言わんかっただけや。まあやけどオミクロンは経済をスローダウンさせるかもしれん。これはインフレ的にも悪いことや。なぜなら、オミクロン株が暴れたら人々が働けなくなって、そしたらサプライチェーン問題が悪くなって価格が上がる方向に働くからや。
オミクロンは経済にダメージを与えるやろうが、サプライチェーンにもダメージを与えるんや。それはインフレを過熱させるんや。そしてこれがまた、パウエルがインフレをこれ以上無視できない理由になるかもしれんのや。わいらはただパウエルがいつ引き締め発言をするかわからんかっただけで、こうなるのはわかっとったことやったんや。もう数週間待てばええのにと思わんでもないが、誰も完璧な人はおらんのや。
株の買い場としては、アメリカでオミクロン株ではじめての入院者が出た時というのが挙げられるで。やけどインデックスファンドに投資しとる人は、少なくとも少しは今買うべきや。今日こんなに下がったわけやから、オミクロン株の脅威がひどくなる前にも少し買うべきや。大きく買うんやないで。少しや。今日の売り手と買い手の割合は9:1だったんや。これは昔のわいの友達のCNBCのアンカーのMark Hainesが言うとった買いシグナルや。この比率以上に売り手が多くなった日は少しでも買っていくのがええんや。鼻をつまんでもちょっと買うんや。明日の朝インデックスファンドを買うのを薦めるで。少しやで。全部やないで。まだまだアメリカでオミクロンが広がったら株は下がるかもしれんからな。
個別株を買うのはどうかというと、まだまだそこまでディープに買っていける局面やないと思うで。ちょっとはここで買い始めてもええと思うがな。配当株とか、経済がスローダウンしてもよくやっていけるテクノロジー株とかな。AmazonもSalesforceもMicrosoftも下がっとるが、こういう株たちや。やけどまだいっぱい買うんやないで。本格的な買い場はまだ先かもしれんからな。やけどちょっとは買うんや。パウエルは今日言いたかったことを言うた。その材料は今日出た。後はオミクロンの脅威や。アメリカでオミクロンによる入院者とかが出る前まではわいは比較的安全運転でいきたいんや。
今の株価下落は、FedとCOVIDの両要素があって、Fedのパートは今日終わったんや。明日別にFedは何も言わんやろ?あとはCOVIDのオミクロンや。やからどうなってもええように身構えとくんや。やっぱりオミクロンが更にアメリカで猛威を奮いだしたら、株式市場は下がるやろうからな。やけど覚えとくんやで。わいらの経済は弱くないんや。強いんや。そしてわいらには世界でベストの製薬会社があって、オミクロン株に対してハードに働いとるんや。結論としては、今アグレッシブに買うには早すぎるんや。やけど売り手が9割だった今、株を売り払うには遅すぎるんや。今売り払ったらFear Trapにかかっとるだけや。そういうことはやる価値が無い。売り時やないで。少しはという意味では買い時なんや。
少しずつ買っていこうと思います。
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