こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの12/17のMad Moneyはどうだったでしょうか。
マーケットがメルトダウンしたんや。なぜなら多くの投資家がアポカリプスやと思っとるからや。オミクロン・アポカリプスや。まだまだ止まらんのや。ダウは-1.48%、SP500は-1.03%、そしてナスダックは-0.07%やったんや。さて、恒例の来週のゲームプランに行く前に、重要なことを話しておこうやないか。先週の初めてのCNBC Investing Clubのオンラインミーティングで、わいははっきりと、Fedが金融引き締めをしている時にええ銘柄をピックするのはより難しくなると言ったんや。昨日も言うたやろ。Don't fight the Fedや。Fedに逆らったらあかんのや。
Martin ZweigがFedに逆らうなと言ったことは昨日言うたわけやが、やけど彼は持ち株を全て売り払うべきやとは言わなかったんや。Fedの金融引き締めは株式市場の終わりやないんや。Martinはやけど現金を厚めにしろと言ったんや。金融引き締め下では株価が下がってくるやろうから、株が弱い時にお気に入りの株を買う準備をしておかなければいけないと言うたんや。彼は更に、金融引き締めの状況はどれほどの期間続くかわからんものやと言うたんや。毎回ケースによって期間は違うんや。
2018年の時のパウエルは古いFed議長のように株式市場を恐れさせたんや。やけど今のパウエルは違うで。テーパータントラムがおこらんようにと苦慮しとる感じが見れるんや。そして実際パウエルは何とか債券市場は守れとるように見える。株式市場はそこまででもないけどな。今ナスダックに関るほとんど全てのものが売られとる。さて、ここからいくつか違うシナリオを考えてみようやないか。第一のシナリオはパウエルが意外に強硬路線で、市場との対話もそこそこに、どんどんテーパリングを加速させてどんどん利上げをやるというものや。そういう場合は株は売り払って現金を持って、下手したら老後の積立資金も現金にするようなことをした方がええかもしれん。これは激しい選択や。
今のところわいの視野にはそこまでの極端なことは全然入ってないが、やけどもしあなたがFedを恐れるんやったら、ある程度の現金を確保して、安くなった株を買えるようにしておくんや。まあでもわいはこの方向での激しいシナリオがおこる可能性はめちゃめちゃ低いと思うけどな。パウエルは自身が2018年の時に学んだんや。あの時はパウエルはすぐ方向転換をせざるを得なかったんや。株式市場の怖れが強すぎてな。
第一のシナリオよりは、今から言う第二のシナリオのほうがよりおこる確率が高いやろう。それは、経済のスローダウンがおこって、工業株やリテール株が、決算で予想に届かない数字を出し始めるというものや。そういう時はどうすればええんや?もう尻尾をまいて逃げた方がええんか?違うやろ?こういう状況では安全な株を買うんや。例えばEli Lillyや。CocaColaや。McDonaldsや。そして何と言ってもCostcoや。下がった時はいつも買い場や。Costcoは今の状況でもめちゃめちゃ良くやるやろう。Walmartもええがよりタフや。
United Healthもええかもしれんな。めったに大きく下落せんのや。あとはJ&Jや。分割のニュースが出たのに株価は上がらんどころか下がっとるんや。わいはこれは馬鹿げとると思うで。分割がウォール街が考えるよりのええと信じるんやったらJ&J株を買うんや。もし配当株が欲しかったらそれもええかもしれんで。American Electric Powerはどうや。もしくはEnbridgeはどうや。パイプラインプレイで7%の配当や。配当は伸びとるんや。この株はええで。
もしくは、第三のシナリオとして、もっとアグレッシブにもいけるかもしれんな。今週はまたオミクロン株のニュースであふれるみじめな週になるやろうから、COVIDの終わりなんか夢のまた夢やという感じになると、金融引き締めのサイクルは皆が思っとるほど続かんということになるかもしれんくて、もしくはその結果としての株式市場の下落は思ったほど悪くはないかもしれんということになるかもしれんくて、そのケースの場合は、お気に入りのテクノロジー株を買うという手があるで。例えばAmazonを買うという手があるで。オミクロン株の状況下で良くやるやろう。もしくはMarvell Techや。そしてAMDや。Xilinxのディールがクローズするやろう。あとは車会社やな。例えばFordや。リビアンの株をもっと高値で手放しといてほしかったけどな。わいのファンドはこういう株を全部持っとるから、わいのメルマガをフォローして動きを追ってくれや。
来週はホリデーの週や。サンタクロースラリーがあるとええんやけどな。Larry Williamsの言うことを信じるんやったら来週のはじめに買うんやで。わいはこの賭けにのる価値はあると思うで。20年以上も毎年サンタクロースラリーはあったからな。あのタフな2018年の12月でさえあったんや。2018年の時は実際のシステミックなリスクがあったんや。今はそんな危機はないんや。わいらにはCOVIDという病気の危険が存在するが、システミックリスクは存在せんのや。
さて、来週のゲームプランやが、月曜日は二つの会社がグローバルエコノミーを教えてくれると思うで。MicronとNIKEや。わいはMicronは買いやと思うで。まだまだ半導体の需要に衰えは見えんからな。Micronをシクリカル銘柄やと思っとる人もいるが、わいは違うと思うで。連続した成長がある株や。そして後はNIKEや。ハードや。わいにとってはハードすぎるで。中国ビジネスが好調やとわかったらわいが見方を変えるし、その可能性はあると思うで。実際わいは中国で大きなビジネスをしとるアメリカの会社が大好きや。株価がどれも大きく落ちて来とるからな。Starbucksにネガティブな人も多いけど、そしてそれは労働組合の結成とかの状況があるんやが、わいは皆が思っとるより労働問題は悪くないと思っとるんや。このレベルでのStarbucksの株価はわいは大きく惹かれるで。来週の月曜日に戻ると、MicronとNIKE、どちらか、もしくは両方の決算が良くてもわいはショックは受けないで。株価は下がっとるから、決算が良かったら株価が上がる候補になるで。
火曜日はGeneral Millsの決算発表があるで。そしてウォール街はこの株を今持つべき株やと位置付けとるが、わいはそれに賛成や。その通りや。今のウォールストリート・ファッションショーでスターなんや。素晴らしいフランチャイズを持っとって、Stay Home下で伸びるシリアルを売っとるんや。もしパウエルのせいで経済が弱くなるとあなたが思うなら、General Millsのような株を持つべきなんや。火曜日は更にBlackBerryの決算発表があるで。これはミーム株や。素晴らしい知的財産を有しとる。やけどわいはタッチしたくはないで。なぜならここまで継続的に失望を生んできたからや。
水曜日はいくつか素晴らしい会社の決算があるで。Carmaxは、中古車の不足で恩恵をうけとるはずやからわいは好きやで。注目や。Cintasは中小企業がどのようにやっとるかで注目や。Paychexはいつも手堅い決算を発表して、やけど決算後はだいたい株価はたたきうられるから、ええ買い場になるんや。そしてその後上がっていくんや。このパターンはずっと続いとるんや。わいはPaychexは好きやで。
結論やが、今のごたごたしとる状況を理解せんとあかんで。こういう状況でヒーローになる必要はないんや。もしかしたらもう現金を厚めに待機しとる人も多いかもしれんな。今はもしかしたそのうちの少額のお金を、週末のオミクロン株の更なるニュースで皆が怖れてええ株が更に下がるかもしれん機をとらえて、株式を買っていってもええ時かもしれんな。
大きなサンタクロースラリーがあるといいな。
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