こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの12/16のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日の株式市場やが早朝は昨日のような感じでいろんな株がカムバックを果たしとったんやが、やけどナスダックは朝8時を境目に雲行きが怪しくなったんや。何が状況を変えたかって?それはAdobeや。Adobeの決算があったんや。EPSは予想に一致した数字やったんやが、多くの人がガイダンスが低いと不安を覚えたんや。だから株価は10%以上も下がったんや。そしてこのAdobeの動きは同業他社のクラウド会社の株も軒並み下げたんや。
わいは前にもこういう動きは見たことがあるで。そして後から振り返ったらこういう時はマーケットの動きが間違っとったりもするもんなんや。Adobeはここまで長期で素晴らしい勝者やったんや。やけどそのストーリーはここで終わってしまうんか?この株価の急落はどう考えたらええんや?それをCEOのShantanu Narayenに来てもらったから聞いてみようやないか。Shantanuよ、ようこそMad Moneyへ。
また会えてうれしいよジム。
わいは今今年ここまでの数字を見とるんやが、ここまでは素晴らしい2021年やったよな。今回の決算も売り上げは予想が4.09Bに対して4.11Bと、数字をクリアしとる。今Adobeの株を売っとる人たちはここまで伸びてきたAdobeのことを認めとらんということなんか?
2021年に関してはたった一つも漏らすことなく、全ての数字がOutstandingでした。特に私たちが満足しているのは、この年はAdobeにとってはじめての売り上げが150億ドルの年になったのです。それでのこの4Qでは特に、Digital Mediaの売り上げがはじめて30憶ドルに達して、Digital Experienceの売り上げがはじめて10億ドルに達したのです。そしてオペレーティングキャッシュフローが20億ドルに達しました。私たちは大きな利益を出しています。そして2022年のビジネスですが根本のところは変わらずヘルシーなのです。150憶ドルの会社になったということで、おそらく投資家の皆さんが考えにいれてないことの一つにドルが強くなった時の影響というのがあると思いますが、そういうことを抜きにしても私たちのビジネスはとても強いのです。
株価の急落はSalesforceとかでもおきとったりするわけやが、わいは今回の決算はあなたのベストな数字だったと信じるで。やけどやっぱり投資家の知りたいことは未来のことで、例えばメタバースとの絡みは将来的にはどうなんや?そういうことを投資家は知りたかったりすると思うんやが。NvidiaのJensen Huangがわいに語ってくれたメタバースの未来は素晴らしかったんやが、やけどメタバースの世界にはAdobeは欠かせないんやろ?わいはあっとるやろ?
まずJensenは私の素晴らしい友達です。そしてNvidiaは真に驚くべき会社です。ただジムよ、あなたの質問に答えるとすると、私たちにとってメタバースというのは人々をコンピューターを使ってバーチャルワールドにつなぎとめるものです。そしてこの現実世界でできることをバーチャルでもより良くやるということです。ということで、最も大きな問題はどうやってバーチャルワールドのコンテンツを作るのかということでしょう。もしあなたがバーチャルワールドで旅行をしたかったり、あるいは医学を習いたかったり、ゲームに興じたかったり、あなたは何かをやりたいわけでしょう?顧客のエンゲージメントとデジタルクリエーションが肝ということになってくる。そしてあなたがおっしゃったように、Adobeはその分野でユニークな存在なのです。メタバースに関してAdobeに特に関係がある他の面としては、どうやってバーチャルの世界での物の価値が作られて保存されるのかということです。今NFTとかがブームですが、バーチャルのグッズに価値が付随したときに、Adobeは本当に重要な役割を果たします。デジタルグッズを作る時にも、それをデジタルの世界に入れる時にも、そしてその価値を利用してお金儲けをしようとするときも、Adobeはこのデジタル世界でのクリエイター・エコノミーでメジャーな役割を果たす会社になるでしょう。
もしわいがデジタル世界に場所を持っとって、そしてわいの娘に服のお店を開かせたいとする。彼女がデジタルコンテンツを作る時には必ずAdobeのツールが必要なんよな?他のやつらがAdobeのポジションを将来奪うことはないんか?株価の動きはそういうことを恐れとるような動きなんやが。あなたはあなたの競合よりも常に強いんか?
例えば、今週のはじめに私たちが発表した最もクールなものの一つに、Creative Cloud Expressがあります。これは新しいデザインアプリで、Adobeならではの上質な編集ツールで、少ない操作でハイクオリティな加工ができるのです。ジムよ、あなたと私はいつも話すときに、それぞれのストーリーをどうやって伝え合うのかを議論しますよね。その人が何をやってきたかのストーリーまで、どうやって他人に伝えればよいのか。私たちの新しいツールは常にそのことをサポートすることを、より進化した形で提供し続けているのです。機能の面でもAccessibilityの面でもより優れたものを追及しているのです。私たちのAIとマシーンラーニングのフレームワークは、文脈すらも理解して、人々がコンテンツをつくるメジャーな手段になっているのです。あなたの娘さんが、服のお店を作りたい、こんな感じで、という時、もしくは写真を飾りたい、こんな感じで、という時、そしてそれがお金や価値と紐づいている時、それをわずかなクリックで実現するのが私たちのビジネスの本質なのです。
一つはっきりさせておきたいんやが、もしあなたが自分の会社で何か弱いことがあったら、それはあなたは絶対にためらわずに言うよな?あなたはそういう人間よな?ビジネスのここのところはうまくいってない、とか、はっきり言うよな?隠し事をせんよな?例えばExperience Cloudのグロースが鈍化しているのをあなたが隠しているというコメントがあったりするんやが、そういうことはないんよな?あったら言うよな?
Experience Cloudに関しては実際、今回の決算のハイライトの一つだったのですよ。私たちはリアルタイムのカスタマー・データ・プラットフォームにおいて私たちはリーダー的ポジションにいることは決算発表の際に語ったはずです。もしかしたら伝え方という点で私たちにももっといい仕事の仕方があるのかもしれませんが、でも例えばQuater over quaterで比べる時も13週だったり14週だったりするわけです。そして私たちには為替も関わってきますから、そういう要素も私たちの数字の見通しには入れなければいけません。しかしその数字の根底にあるビジネスを見てください。デジタル化は今私たちの世界の全てに関わってきます。仕事だとうが遊びだろうがエンターテイメントだろうが、これからもますますデジタル化は加速していきます。そして私たちのビジネスはその変化のスウィートスポットにいるのです。Degital ExperienceのYear over yearのnet profitの伸びは40%ですよ。
そうよな、そこはわかっとるんや。わいにとって重要なのは、こういう世界だったらAdobeの活躍はないということや。例えば人々がデジタルコンテンツクリエイターでなくなること。デジタルコンテンツに価値がないこと。そしてデジタルコンテンツがグローバルエコノミーを加速させないこと。そういう世界だったらAdobeはこれからあかんやろうが、この世界は真逆やろ?皆が価値あるデジタルコンテンツを生み出しながら経済を加速させとる。だからわいはAdobeの未来を信じるんや。そういうことやろ?ここのファンダメンタルな前提がわいにとって重要なんや。だってそれがAdobeを加速させるものなんやから。
あなたがそう言ってくれることに感謝します、ジム。私たちには世界で最もモチベーションの高い25000人の社員がいて、皆この会社のビジョンや目的、今の立ち位置を愛しています。そしてイノベーションを続けているのです。私たちは引き続きフォーカスしてやっていきます。
あなたはええ仕事をしとると思うで。番組を見とる人よ、もしあなたがこの会社の手がかりを株の動きから得ようとしとるんやったら、今は間違っとるで。ちなみにわいはこの株を$58の時から薦めとるんや。そしてわいはまだ今でも薦めるで。わいはこの会社のやっとることを考えたら、まだ株価は安いとすら思うんや。今日は来てくれてありがとう。いつもあなたが番組に来てくれた時はとても有意義なんや。
ありがとうジム。よいホリデーを過ごしてね。
Adobeを買いたくなってきました。
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