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【ジム・クレイマー】最近のIPO銘柄やSPAC銘柄の大半はジャンクやが。。この11銘柄は注目なんや!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの1/27のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

Fedの金融引き締め発言があってからというもの、ハイフライングなグロース株とかは大きく下落したんや。そして大きく下落した株の中には、最近IPOされたばかりの株や、SPAC上場した株も含まれるで。わいはしばしば言うことやが、この株式市場を含めて全てのマーケットは需要と供給によってコントロールされとるんや。去年は440の新規IPOされた株があったんや。そしてSPAC上場の数も記録的で205あったんや。これがどれほどの株の供給かわかるか?すごいやろ?

 

そして11月にパウエル議長が金融引き締めや利上げについて示唆し始めた時、株式市場は崩壊を始めたんや。今はなんとその時から半値になってしまっとる株が多くあるで。そして最近のIPO銘柄とかSPAC上場銘柄の多くは半値以下になっとるんや。なぜなら投資家はこういう株から逃げ出したからや。それを誰が責めることができる?だって多くのIPO銘柄やSPAC銘柄はごみみたいなもんやで。あの2000年の時みたいや。300の会社がドットコム時代にわーっとIPOして、そしてバブルがはじけてそれらの会社は消えたんや。そこまでのことに、最近のIPOやSPAC銘柄がなるかどうか、これからどうなるかはわからんで。

 

やけどあのドットコムバブルからわいらは二つのことを学んだと思うんや。一つ目は、IPO銘柄が大きく下落した時、もしかしたらもう高値には戻ってこんかもしれんということや。やけど二つ目は、レアやが、そこからまた舞い戻って新高値をどんどん更新していく株もあるということや。例えばAmazonや。こういう株を探しあてるとすごいやろ。それでは敗者まみれの集団の中で将来勝者になり得る株をどうやって探せばええんや?

 

幸運にも今は急ぐ必要が全くない局面や。最近のIPO銘柄やSPAC銘柄は大きく下落しとって、近未来で何か潮目が変わって株価が爆謄しだすなんてことは考えづらいやろう。だから考えてそれぞれの銘柄を吟味する時間はいっぱいあるんや。同時に、ここまで大きく下がってきたから、ええ株を吟味するのに早すぎるということは決してないで。長期投資で報われるような銘柄探しは早ければ早いほどええんや。そしてわいは堅実さを大事にしとるから、将来の勝者株になる株の洗い出しにはある種のシステマティックなやり方でやってみたいんや。そして今、注目すべきはやっぱり利益を出せとるかどうかや。

 

Fedが金融引き締めをやる時はウォール街は利益に注目して、利益を出しとる会社を欲するんや。コンセプトだけの会社はまだまだやられるんや。それでは最近のIPO銘柄やSPAC銘柄で実際に利益を出しとる会社はどれぐらいあるんや?さて、去年の440のIPO銘柄のうち、二つはもう買収されてしまっとるから、残りは438銘柄なんや。あと、ダイレクトリスティングで上場したのが6個あるから、それを足すと444銘柄になるんや。そしてSPAC上場したのが205あったから、合計で649銘柄や。こんなに多くの会社が上場するから株式市場が崩壊するんや。恐ろしいほどの多さや。

 

この649銘柄のうちどれぐらいが今年利益を出す会社なんや?これはトリッキーな質問や。わいの解析ではとりあえず簡便さのためにも、アナリストが一人もカバーしていないような銘柄はもうはなから対象外としたんや。だいたいそういう会社は失敗するのがおちやからや。649銘柄のうち、559銘柄は決算の予想見積もりがあるんや。そのうち204銘柄に関しては、2022年に利益が実際出るという見積もりになっとるんや。わいが想像したよりもこれは多い数字や。ただこれらの会社でも利益予想がとてもポジティブなものはほとんどないんや。だからここで追加のフィルターをかける必要があるんや。それがバリュエーションや。

 

204銘柄のうち、129銘柄はPERが30以下なんや。92銘柄がPERが20以下や。35銘柄はなんとPERが10以下なんや。これは安く見えるで。安すぎるから逆になにか問題があるんやないかと思ってしまうレベルや。ということでとりあえずPERが30以下の129銘柄に注目しようやないか。この129銘柄の中で31銘柄はテレビで語るには小さすぎる会社や。歴史的に中国が関わるIPOはあかんからこれらも除外するで。あとは、2023年の利益見積もりも見て、もしそれが2022年より下がるようなら、バリュートラップの可能性があるとして、そういう銘柄も除外するで。あとはバランスシートが悪い会社を除外すると、残りが61銘柄になったんや。

 

61銘柄が利益を出しとって、リーズナブルなバリュエーションで、バランスシートも悪くないんや。そうや、スタートの銘柄数から考えると、十分の一や。そしてその中でわいがハイライトしたいなと思った11銘柄をご紹介しようやないか。一つ目はPerella Weinberg Partnersや。独立系の投資銀行や。株価は今年の利益見積もりの8倍や。配当も出すレアなSPAC銘柄や。配当は2.5%出すんや。二つ目はDoleや。アイルランドの生鮮食品メーカーや。新鮮な果物とか野菜のブランドや。最も最近の決算はホットなものではなかったが、パッケージドフードのプライは今の状況にあっとるかもしれんで。配当は2.5%あって、株価は今年の利益見積もりの8倍や。まあわいはそれほど好きな銘柄ではないんやが。

 

三つ目はPlaytikaや。イスラエルのゲーム開発会社で、SNS上で遊ぶことができるモバイルゲームの開発をやっとるんや。Take-two interactiveがZyngaを買収するやろ。このモバイルゲームは業界としては面白いで。四つ目はTraegerや。バーベキューとかのアウトドアキッチンシステムの会社や。この会社に関してはわいは大きく間違えたんや。こういうグリル株はサプライチェーン問題もあって厳しいと思ったんやが、株価は利益の17倍で、株価も一桁やし、興味深いかもしれんで。まあでもわいはよりこの五つ目の銘柄に期待しとるんや。Nextersや。これもモバイルゲーム開発の会社や。株価は利益の10倍や。わいは好きやで。

 

六つ目はHolleyや。自動車部品メーカーや。これはSPAC銘柄の中では珍しく$10以上の株価なんや。やけどそんなに高いわけではなく、利益の14倍や。この会社は安定したグロースもあるで。この会社あはリアルなビジネスをやっとるで。SPACなのに、珍しいで。七つ目と八つ目はフィットネススタジオとかジムの会社や。F45 trainingとXponential FItnessや。株価的にはF45は苦しんどるが、Xponentialの方はええ上がりを見せたりもしたんや。オミクロンが落ち着いたら両方ともええかもしれんで。

 

九つ目はSun Country Airlinesや。比較的小さな航空会社や。今株価は利益の16倍や。十個目はOpenlendingや。自動車ローンの会社や。フィンテックはどれもやられとるが、車業界はサプライチェーン問題がましになったらまた盛り上がってくるかもしれんで。利益の18倍の株価はちょっと高いかもしれんが、株価は戻ってくるかもしれんで。最後の十一個目はEndeavorや。わいはこの会社は好きやで。タレント・エージェンシーの会社であるWMEとかスポーツ選手エージェンシーの会社であるIMGとか総合格闘技団体のUFCの親会社や。今ストリーミングサービスがどんどん盛り上がっとるが、そのコンテンツにはタレントが必要で、このエンデバーがタレントをコントロールしとるんや。そして他の多くの株と違ってこの株はIPO価格より上なんや。

 

結論やが、これら11個が注目や。逆に言うと、これら11個で全部や。600超の銘柄からたったこれだけや。ここまでIPO銘柄もSPAC銘柄も大きく下がってきて、買いの好機が来たと考えることもできるんや。多くのIPO銘柄やSPAC銘柄はただのジャンクやが、やけど限られた銘柄は興味深いと思うで。

 

 

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