こんにちはマカベェです。株式投資の際に大事なルールとして、ジム・クレイマーが25個あげているので、一つずつ見ていきましょう。
ジム・クレイマーの株式投資のための25のルール、その9は、「全ての銘柄を守ろうとするな。」です。ジム・クレイマーの株式投資大作戦という本の中にも書かれています。
持っている銘柄の株価がどんどん下落していく時、これは何かが間違っているという警戒信号や。自分の知らない情報に基づいて売っている投資家がいる証拠で、それが何なのかを早急に見つけんとあかん。これがホームワークをする意義や。そうじゃないと下がった所で買い増したらええのかどうかの判断もできん。もちろんホームワークの結果何も見つからないこともあるんや。あまりにいろんな銘柄を保有してしまって、もうそれぞれフォローするのが大変やという事態に陥ることもある。特にあまりに順調な上昇相場が続くとこうなってしまいがちで、上昇相場が続いているうちは問題ないんやが、やけど下落時にはたちまち扱いに困ってしまうんや。
そういう時にあたふたするのを防ぐために、普段から保有銘柄をランキング分けしておくべきなんや。保有銘柄の優先順位をつけておくべきなんや。全ての銘柄は同等じゃないやろ?見通しが不透明な時には、選び抜いたいくつかの銘柄を守ってそれを買い増すために、それ以外を捨てなければいけないということになるんや。わいはヘッジファンドのマネージャーやった時に、以下の四つに銘柄を順位付けして、二時間おきにその順位付けを見直したものやったんや。
ランク1銘柄:今の株価でもすぐにも買い増したい銘柄。
ランク2銘柄:もし株価が下がれば買い増したい銘柄。
ランク3銘柄:もし株価が上がれば売りたい銘柄。
ランク4銘柄:今の株価でもすぐにも売りたい銘柄。
かつてある優秀な兵士が、「全てを守ろうとするものは全てを失う」と言うたんや。戦争の時には全ての水際や渓谷を守っとったらあかんのや。株式投資にあっては、気に入った銘柄全てを持つことはできんのや。あのビルゲイツですら、そんな贅沢はできないんや。持ち株においても、全ての銘柄をキープすることができない時は、最も期待が持てるランキング上位の銘柄に集中して、それ以外は見捨てるんや。大幅な調整の時にはわいは、ランク1銘柄だけ残して、残りは手放すんや。
大事なのは下落の痛みに耐えかねて株を手放すのでなないということや。システマチックにランキングに基づいて株を手放して、その資金をランキング上位の株に追加でいれていくんや。こういうシステムをやりはじめてからというもの、大きく成功した投資はほとんど全て、ほとんどの投資家がパニックに陥って売っているまさにその時にランク1の銘柄を買い増すことによって実現したものなんや。
いい言葉です。
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