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【ジム・クレイマー】古い銘柄が新しくフレッシュに生まれ変わって買われる相場が今ここに!?考えすぎないようにしよう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの3/24のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日は大きな上昇の日になったで。ダウは+1.02%、SP500は+1.43%、そしてナスダックは+1.93%やったんや。今日のようなマーケットのマインドセットはどんなもんやと思う?ウォール街はこう言っとるかのようや。「もう石油株はたくさんや。銅とかの株もたくさんや。肥料株とかももうたくさんや。何か今新しく買っていけるようなフレッシュな銘柄はないんか?まだ上昇してない、これからの新しい株や。そういう株を今買いたいんや。」変やと思うか?でも驚くなかれ、これが今のリアルなマインドセットなんや。特にヘッジファンドのマネージャーはこういう考え方をするんや。そして今ヘッジファンドの動きとかが大事なんや。なぜならば、機関投資家とかは今はあまり株に食指が動いてないようやからな。

 

なんでヘッジファンドのマネージャーが考えとることがわかるかって?なぜならわいは長年株式市場におって、しかもヘッジファンドのマネージャーを自分でやっとったからや。ということで今回はカーテンを開けて、その裏側の、ヘッジファンドのマネージャーが、そしてその仲間たちがどういうものかというのをお見せするで。さて、わいが語りたいのは、わいのおでこに銘柄が書かれたポストイットを張り付けてきた人や。昼食時にわいが株のことでうなっとったら、ポストイットを張り付けて外のソフトプレッツェルを買いにいった女や。彼女は自分のトレーディングデスクで運用しとって、わいと全然違う感じで株式取引をしとったんや。彼女は独断的で、無慈悲で、好戦的やったんや。たぶんわいと全然性格も違うから、わいらは素晴らしいチームだったと思うんや。

 

今日のような日、彼女はこういうに違いない。「ラリーウィリアムズの言ったことを聞いた?1927年から大きくSP500が下落した21回で、底から50%戻った後はとりあえず毎回上に行ってるらしいわよ。だから株は今買いよ!今買わなきゃ!さあ買わなきゃ!他の人を出し抜かなきゃ!」それを聞いたら、わいは「まあそういう情報も有用化もしれんな」としぶしぶ言うやろう。そしたらその後彼女はこう言うやろう。「今まで犬のように負けてる株を買うのよ。例えばIntelだわ。今Intelはファンドリーを至る所に作っていていいじゃないの。議会にも働きかけてて支援的だし。」やけどわいは言うやろう。「Intel?だめだめ。そんなの買わんで。」やけど彼女はお構いなしや。すぐに電話をとってブローカに「Intel株を今する100株買って。」というやろう。

 

彼女は更に「ここまで他にやられてる株、他に良いのはないかしら。」とわいに聞くやろう。そしたらわいは「Estee Lauderなんかええんやないか。」と言うやろう。そしたら彼女は、「その会社の目商品、私好きだわ。それを買うわよ」と言って、すぐさままた受話機をとって、ゴールドマンサックスにつないで、「Estee Lauderを50株買ってちょうだい、今すぐにね」というやろう。もちろん全部が全部こんなにシンプルなわけじゃないんやが、そしてわいが今ヘッジファンドもやっとったとしたらやっぱりウクライナの状況がどうしても頭から消えないんやが、やけどカレンはこういう時はラリーを逃すことの方を心配する人だったんや。

 

まあ何はともあれ、ちょっとでも雰囲気が伝わればええと思うんやが、こういう会話がウォール街の至る所でなされとるはずや。だから今日のようなラリーがおこって、しかも今日はホットでフレッシュな株が上がっとるわけや。フレッシュといってもIPO株と言う意味やないで。ここまで大きく下落して皆の興味が失われたかに見えとる銘柄が「フレッシュ」な興味を集めとるということや。ここまでの状況から見て「フレッシュ」で「新しい」銘柄が買われとるんや。今までの勝者に皆飽き飽きしとるんや。新しい勝者探しが始まっとるんや。

 

インテルは半導体株の大きな注目銘柄かもしれん。配当も3%近くあるし、今フレッシュに見えるんや。特にヘッジファンドにはな。今日7%も株価が上がったで。確かに株価は安いし、リスクは大きくないように見える。期待が大きく既に下がっとるからな。そして半導体株と言えばNvidiaや。今日9.82%も上がったんや。今週のCEOのJensen HuangのGTCのKeynoteスピーチを聞いたか?あの基調講演の後、株価は上がるどころが下がったんやが、売っとる人はNvidiaが直面しとる兆ドル単位のTAMを理解してない馬鹿野郎や。そういう売り手はいなくなってもらって結構で、そういう輩を振り落して今日は大きく上がったが、わいは上昇は終わったとは思ってないで。

 

そして他にもここまで、どこまでこの株は下がるのかと思われてきた株がいっぱいあるで。例えばDocusignや。素晴らしく利益を出す会社で素晴らしいソフトウェアを持っとるんやが、Docusignは実に一時期から三分の二も価値を失っとるんやが、期待もどんどん低くなっとるし、このレベルだとこの株はもう「フレッシュ」と言っていいんや。「新しい」と言っていいんや。実際こういう株が今ワークするファンダメンタルな理由があるんや。Intelは半導体会社の中でベストではないかもしれんが、ええ会社や。素晴らしいキャッシュフローを持っとって、スロットマシーンが回り続けとるかのように稼いどるんや。ずっと7が三つ揃っとるようなもんや。Intelは全ての半導体ETFの大きな構成銘柄やから、これが上がったら半導体株全体が上がるんや。Intelの最大の競争相手のAMDも上がるんや。

 

Intelの素晴らしいCEOのPatrick Gelsingerはドイツに新しい半導体工場を建設することを発表したが、各国の政府もこれを援助するようやし、こういう動きが広がれば、全ての半導体製造装置の会社の株にチャンスが広がるで。ASML、AMAT、KLA、そしてわいのお気に入りはLam Researchや。わいはLam Researchはモンスターな決算を発表すると思うで。そして半導体株に戻ってわいが推したいのは、Marvell Techや。わいのファンドでも持っとるが、5Gとハイパフォーマンスコンピューティングや。他のテクノロジー株と同様ここまでやられとるが、やけどここからカムバックするんやないか。決算もベストといっていいほど良かったしな。

 

じゃあ半導体株から離れて、Estee Lauderはどうや?利益の36倍や。安くはないが、やけど今はもうマスクフリーの世の中や。そして皆ベストのメークをしてセルフィーで写真をとってインスタにあげまくりたいんや。ウクライナはじゃあもう心配せんでええんか?ウクライナの状況がまだまだ苛烈になるかもしれんという可能性をほっといてええんか?ただわいは今のタイミングはプーチンにとってはドラスティックなアクションをおこしづらい時やと思うで。バイデン大統領は、もしプーチンが大量破壊兵器を使ったら自分たちは行動をおこすとはっきり言うたからな。

 

マーケットが下落してここまで大きく上がってきたやろ。だからこその新しくフレッシュな銘柄の物色なんや。ExonとかCVXじゃなくて、AMDとかELという雰囲気になるんや。結論やが、今主役はヘッジファンドや。ヘッジファンドが今日のローテーションがおこっとるブルの大元や。この動きを考えすぎないようにするもの大事やで。

 

 

自分のポートフォリオも少しずつ活気づいてきました。

 

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