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【ジム・クレイマー】Fedで最もハト派と言われたブレイナード理事のタカ派発言をうけて、これからはより○○になろう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/5のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日の注目ニュースと言えばFRBのブレイナード理事のミネアポリス連銀での講演やな。彼女はFOMCメンバーの中でも最も信頼できる人の一人や。そのブレイナードが、利上げを整然と続けんとあかん。そして早ければ5月の会合で急速なペースでのバランスシート縮小を開始せんとあかんと言うたんや。今は経済が好調やから、バランスシートの縮小は過去の回復局面よりもより急速なペースでやることを想定すると言うたんや。このタカ派コメントで今日は株式市場は下落したで。ダウは-0.80%、SP500は-1.26%、そしてナスダックは-2.26%やったんや。

 

ブレイナードの発言が下落の全ての要因やったんや。他に特にネガティブなニュースはなかったで。わいはこの発言も受けて、ここはよりコンサバティブになるべき局面やと思うんや。わいは普段はFOMCの各メンバーが何か言うたからって、そんなにセンシティブに反応することは無いんやが、それどころか中央銀行の動きにめちゃめちゃ左右されることが嫌ですらあるんやが、だって一番大事なのは株を持っとる会社のせいちょうなはずやから、やけど、ブレイナードのような中心人物がトーンをいきなり変えたような印象を与えたのは重大事や。こういう時何をすればええかというと、角をひっこめるんや。ポジションを軽くするんや。

 

ブレイナードはFedの中でも労働者の味方として言われとるで。そして歴史的にブレイナードはハト派やったんや。そしてそのことで株式市場に支援的だったんや。やけどそれも今日までや。いきなり彼女はFedの中でも最も強硬なアンチ・インフレ派になってしまったかのようなんや。さて、実際に彼女が何を言うたが、見てみようやないか。「今日ではインフレの過熱ぶりはとても高い。特に食料品とガソリンで。全てのアメリカ人が高い価格に困っている。しかもその重荷はアメリカの家庭の中でもリッチじゃない層に特に直撃している。だからこそ、私たちの最も大事な今の仕事は、インフレの過熱ぶりをやわらげることだ。このことはアメリカの家庭の高い購買力を保つのに必要だ。」

 

以前はパウエルと同じようにブレイナードはインフレは一時的だということを支持しとったんや。ずっとそう言うとったんや。全てがひとりでに価格上昇がおさまることを期待しとったんや。一方で金融緩和は人々を失職から救った面もあって、それは彼女は自負もしとるやろう。やけど一方でインフレをコントロールできんくなってしまったのは事実や。その結果ブレイナードが心配しとるのは、より貧困層にしわ寄せがいっとることや。さらに彼女の言葉を続けてみよう。

 

「インフレを下げるのは本当に重要なことです。したがって5月のFOMCでは金融引き締めのマネタリーポリシーを、金利の引き上げやバランスシートの可能な限り素早い速度での縮小によって続けるでしょう。」繰り返すが、とにかく彼女にとっては貧困層を救うことがマントラなんや。更に彼女は言うたんや。「前のサイクルに比べてリカバリーがとても強くて速いことを考えると、以前のサイクルよりももっと急速なバランスシートの縮小が予期される。」さらに彼女の言葉は続くんや。「現在インフレはとても高くて、更に過熱するリスクがある。FOMCは、インフレやインフレ期待の指標に基づいて、必要と判断したら、より強いアクションをとる用意がある。」

 

わいが彼女の言葉を平易な言葉にまとめると、利上げは予想されとるよりも早いペースで上がるかもしれんし、バランスシートの縮小も予想よりも早いペースでおこるやろうということや。やけどのそのことで債券金利はどんどん上がっとって、今家のローン金利は5%をこえたりしとるんや。こういう状況やともしかしたらあなたはポートフォリオの全てのポジションを削った方がええかもしれんのや。あなたが株を持っとる会社が例え素晴らしい業績をあげとっても株価が下がる時はめちゃめちゃフラストレーションがたまるもんなんやが、今のような状況がそうなってしまうんや。

 

FOMCのたった一メンバーの言うことに基づいて本当にそんなにドラスティックに考えを変えてええんか?過去に変な発言を信じたら全然だめやったということはいっぱいあったで。やけど繰り返すが、ブレイナードはハト派やったんや。そしてタカ派に変わったかのように見えて、彼女の貧困層をケアする考え方は変わってなくて正しいんや。今家のローン申し込みはどんどん下がっとる。車の売り上げもどんどん下がっとる。輸送コストも日々下がっとる。ただヨーロッパで戦争がおこっとるし、中国ではロックダウンがおこっとる。

 

わいは今全てのポジションを売れと言うとるわけでは無いんや。実際わいは40年間でそんなことを言うたことはないんや。今だってヘルスケアと石油株はこの時点で魅力的やで。もしこれらが下がってきたら買っていってええと思うで。ただわいが言うとるのは、今までより、よりコンサバティブに行こうぜということや。もしあなたが自分のポートフォリオで気に入らない株を持っとるんやったら、今がその売り時や。Fedで最もハト派な委員がタカ派発言をしたというのは、リバランスをすべき、よりコンサバティブに移行すべき、ということなんや。

 

 

トランプ時代がなつかしいですね。

 

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