こんにちはマカベェです。株式投資の際に大事なルールとして、ジム・クレイマーが25個あげているので、一つずつ見ていきましょう。
ジム・クレイマーの株式投資のための25のルール、その18は、「こだわりを捨てろ。」です。ジム・クレイマーの株式投資大作戦という本の中にも書かれています。
いろいろルールを言ってきてはいるが、全てのルールに対して柔軟に対応しなければいけない時もあるんや。なぜならビジネスは本質的にダイナミックなものやからや。物事は変わっていくんや。マーケットも変わっていくんや。競争相手が現れるかもしれん。会社の経営陣の実行力があかんかもしれん。顧客がいきなりその会社を嫌い始めるかもしれん。いろいろなイベントが毎日起こり得るんや。そういう風に思っておかないと、間違って特定銘柄に拘泥してしまうんや。何か悪いことがおこってもそれを認められなくなってしまう。その会社の戦略が悪くても、受け入れられなくなってしまう。
わいがドットコムバブルが膨らんどる2000年に入って株式市場に見切りをつけた時にはあきれられたんや。突然それまで強く勧めてきた銘柄から撤退を薦めたわいのことを、まるでわいが急に意欲をなくしてふざけて株式市場から降りとるように思われたんや。このわいの投資方針の大転換があまりに過激やったから、何人もの投資家から脅しのような電話がかかってきたりもしたものや。
やけどわいの方針転換の根拠は決算のカンファレンスコールにあったんや。多くのCEOが、「何かがこれまでとは違ってきている」といった趣旨のコメントをし始めたんや。「ちょっと売り上げが軟調になってきている」とか、いつもなら業績がつかめる時期でも「少しまだ確実じゃないのです」とか、こういうことは断片的な情報の寄せ集めにすぎないわけやが、こういう変化はえてして景気の変わり目の兆しなんや。一月前は大丈夫なことも今では全然だめになることも良くあるんや。
長期投資を決め込んでいる投資家は些細なことに思うことも、短期投資をやっている投資家にとっては大問題や。わいがホームワークをこなして、カンファレンスコールをきいて、アナリスト・レポートを読むことの大事さを強調するのも、まさにこのためや。もしあなたが保有銘柄の個々のチェックにじゅうぶんに時間を割けていないなら、景気の変わり目を感知するのは不可能や。そしてその変わり目では今までのこだわりを捨てないといけないんや。
わいがこだわりと捨てろ、柔軟であれということを強調したいのはなぜならば、わいのキャリアで大きな損失を出したときは常に何かわいが間違ってこだわりを捨てれなかった時なんや。会社が悪いのに柔軟に対応できなかったら、株価は下がり、損はかさむばかりや。相場状況が変わっているのに以前と同じように投資をしても、同様に損がかわむばかりになる時もあるやろう。柔軟さを忘れたらあかんのやで。
いい言葉です。
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