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【ジム・クレイマー】まだFedとロシアと中国という3つの問題は健在やが。。。歴史に学ぶと今後の動きが見えてくるで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日は本当に大きな下落の日になったな。ダウは-2.38%、SP500は-2.81%、そしてナスダックは-3.95%や。そうや、多くの悪いニュースがあるんや。ここに新聞を持ってきたから、そのヘッドラインを読んでみるで。「株式市場大幅下落!ウォール街に衝撃!これが最後のシェイクアウトか!?」「大きな下落が投資家にパニックをひきおこす!」「リセッション入りの恐怖でVIXが大幅上昇!」「中央銀行はもう株式市場の下落を止めれないだろう!」「石油価格の上昇と中国のスローダウンがリセッションを物語る!」

 

そういうヘッドラインが踊っとるわけやが、ここで種明かしをしたいと思う。この新聞は今日の新聞やないんや。2016年の1/21の新聞や。当時は今のようなCOVID由来の中国のスローダウンじゃなくて他の要因でのスローダウンやったんや。石油価格も今のような高値じゃなかった。$26やったんや。今その2016年のことを覚えとる人おるか?その日は今日よりもダウは下落したんやが、誰も覚えてないやろ。長期のチャートを見ればわかるが、その当時の株価の下落なんか俯瞰で見たら少しだけや。そして2016年からここまで、どれほど大きく株が上がった?そういうことなんや。

 

確かにグーグルの決算は失望をうんだ。売り上げがわずかやけど予想に届かんかったしな。わいは決算後の株価下落が示すほど悪くなかったと思っとるが、FAANGは下落しとってナスダックは今年20%下がっとる。こういう状況でわいはBullishな見通しを持てと言うとるわけじゃないんやが、やけどさっきの2016年前の新聞でも同じようなネガティブなことが書かれとったやろ。わいらは同じような問題を抱えとるんや。2016年の場合はそのうちマーケットはボトムをつけて、一月後に同じようなところでボトムをつけた後に、大きな順調な上昇基調に転じたんや。

 

繰り返すが今のセルオフに楽観的になっとるわけやないんや。特にテクノロジー株の下落は大きいんや。そしてその下落の理由というものはある。2016年の時と同様にな。今マーケットには主に3つの下落の理由がある。Fedとロシアと中国や。6年前の時のように、この3つのうちのどれか一つでも明るい兆しが見られたが、株式市場はボトムをつけるやろう。グーグルはさておき、今の決算シーズンで多くの会社が今の困難な状況に関わらずええ数字を発表しとるが、マーケットはそんなことは全然気にしてないんや。なぜならまだまだ、Fedとロシアと中国、この三つの要因が良くなるという兆しが見えないからや。

 

2016年の時は中国経済が持ち直して、Fedのタカ派具合が和らいだんや。今回もそうなるはずやが、ただそれがまだおこっていないというだけのことや。Fedはインフレの過熱を止めれるほど早くは動いてないで。Fedは本当は明日すぐ行動をおこさんとあかんと思うんや。なんで次のFOMCまで悠長に待っとるんや。しかもトリプルの、0.75ポイントの利上げをせんとあかんと思うで。それで失業率が爆上がりするということは無いやろうからな。まだまだ埋まっていない求人はあふれとるんや。Fedが手をこまねいとるからあらゆるものの値段が高くなって今日のような下落につながるんや。

 

ロシアはどうや?プーチンは核を使うかもと皆が恐れとる。先週ラブロフ外相は核の選択肢を除外するように努めるといったばかりなのに、今週はまたそれを俎上にのせとる。ウクライナをけん制するためや。中国はどうや?どれほど長い間COVIDのシャットダウンをやるつもりや?西側が作ったmRNAワクチンを使うことを拒否するからこういうことになるんや。ロックダウンで何とかなると思っとるとしたらそれは間違いや。

 

わいらはマーケットのパニックがいつおさまるのかはわからんで。今安全やと思われる株に殺到しとる。わいのファンドがやっとるように石油株を買っとる人もおるやろう。後はプライシングパワーを持っとる会社がまだまだ注目されとる。Fedとロシアと中国という三つの問題のうち、一つでも解決すれば、マーケットはボトムをつけるやろう。2016年の時のように一月後かもしれんな。そしてもし3つの要素のうち2つ解決すれば、大きなラリーが待っとるやろう。

 

今決算シーズンの真っただ中やから、他のポジティブな要因も生まれてくるかもしれんしな。わいはグーグルの決算後の下げはオーバーリアクションやと思うし、MSFTの決算も良かったと思うが誰も今その株は欲してないようや。今嫌われとる株は高値から50%落ちとる株も少なくないんや。もう一度言うが、長期のチャートを見たら、2016年の下げなんかほんの少しや。もうほとんど気づきもしないほどや。どうでもええほどや。そこから今どうなった?そのことだけは、その一点だけは覚えておいてほしいんや。

 

まだFedとロシアと中国という三つの問題は健在や。やけど更なる下落に備えるのはもちろんやが、ここまできたら、何かの問題が取り除かれたときにマーケットが上昇するやろうことも視野にいれとかんとあかんと思うで。2016年の時の当時はなんておそろしいセルオフやろうと思ったんやが、ほら、長期チャートを見てみ?普通はそこから大きく上がっていくんやで。今回に限ってそのケースとは異なる動きをするという理由をわいは見つけることができてないで。

 

 

俯瞰で見るのはいいですよね。

 

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