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【ジム・クレイマー】これら三つのメガテクノロジー株はここから上にしか行かんで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/31のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

債券金利は上がっとる。インフレは過熱しとる。ロシアとウクライナの戦争も中国の状況もええ方向に向かっているなんてことはない。バイデン大統領はパウエル議長とこの日会見して、インフレが過熱しとるのはFedのせいやと言わんばかりや。今状況は全部悪い。やけど全部悪いなら、なんで一時期の株価の下落からリバウンドがおきたんや?そして今日だって、株式市場がオープンした時はひどい有様になると思われとって株価は大きく下落したんやが、ふたを開けてみるとそれほど思ったよりはひどくなかった日になったな。それはなんでなんや?

 

今日はダウは-0.67%、SP500は-0.63%、そしてナスダックは-0.41%やったんや。下落の日やったが、今日のはじめに予想されとったよりは悪くなかった。一時期の落ち込みに戻る感じやなかった。なんでそこまでにひどくならなかったかというと、わいはシンプルな理由があると思うんや。それは今、インフレがピークを迎え始めとるんやないかということや。Fedはまだまだ利上げをするやろうしな。やからマーケットはより粘り強く、回復力のある感じになっとるんや。今日は確かに下落の日やったが、先週の下のところまで下がることやってあったかもしれんのやで。先週の金曜日なんか、ここ2年でマーケットが最もええパフォーマンスを出した日なわけやから、少なくとももっと巨大な利確の動きがあってもええんやないかと思わんか?

 

バイデン大統領の今日の感じやと、彼はハードランディングになってほしくないで。乱気流にのみこまれずに飛行機を運行することがこれから果たしてできるのかどうか。マーケットはひょっとしたらその可能性もあるということを示しとるんや。インフレや戦争やロックダウンや、様々な心配が実際今買い手をインスパイアしとるとさえ言えるんや。10年債金利が2.84%やから、これは高配当株が国債との競争であかんくなる水準やが、そんな高配当株でさえよくやっとる。国債というのは基本的にリスクフリーや。もちろん国があかんようになるリスクはあるが、そうなったらもう債券とか株式とか言っとる場合じゃなくなるからな。基本的にリスクフリーな国債となんで高配当株は良く競えるんや?

 

それもこれも去年の11月と比べて今それぞれの株式のバリュエーションがずっとリーズナブルになっとることが挙げられるんや。そういう代表的な株を三つ見てみようやないか。まずはAmazonや。今年に入って28%も下落しとる。あのAmazon株がやで。多くの投資家がもはやAmazonをグロース株とみなしてないんや。来年の利益の45倍で取引されとって、わかっとるわかっとる、そんなに高いのはグロース株やからやろと言うのはわかる。やけどあのAmazonやで。

 

わいはずっと言うてきたやろ。今注目すべき会社はリアルなものを売っとってリアルな利益をあげて、その利益を自社株買いとか配当で株主に返している会社や、と。プラス、バリュエーションがリーズナブルじゃないとあかんのや。AmazonはCOVID株とみなされて、ZoomやPelotonと同じようにとらえられとる節もあるんやが、わいはそれに怒っとるんや。Amazonは2024年には一株当たり$82も利益を出すようになるかもしれん会社やで。2024年の予想を持ち出されてもな、と笑う前に、2022年がもう半分を過ぎてしまっとることを思い返した方がええで。Amazonは早い成長を遂げとるわけやが、こういう会社は、今のマーケットの平均の、利益の18倍という株価で取引されることは永遠にないんや。そういうことはおこりえないんや。そしておこるべきでもないんや。

 

わいは仮にAmazon株に薬がきいたらええと思っとるんや。Amazon株に薬がきくとはどういうことかというと、だぶついとる、必要がない倉庫を全部整理して、リテール部分の広告をもっとアグレッシブにうつことや。そして人員を整理しながら、AWSの高成長は続けていくことや。そうすると2024年の利益は一株当たり$82倍どころか$100になると思うし、株価はそれぐらいで取引されてもええと思うんや。確かに利上げで経済が冷えて消費が冷えたらリテールが厳しくなるんやないかという意見はわかるが、やけどAmazonには他のリテールのような巨大な在庫問題はないんやで。

 

次の会社やが、一株当たりの利益ベースでは、Coca ColaよりもColgateよりも、General MillsよりもCampbell Soupよりも、割安な会社や。これらの会社よりもずっとええバランシートを持っとって、ずっとええ自社株買いをやっとるというのに。そうや、わいが語っとるのはMeta Platformsや。来年の利益のたった14倍で取引されとる。例えばCroloxは来年の利益の27倍やで。Metaはめちゃくちゃな安さや。ちなみにMeta Platformsはティッカーシンボルが6/9からFBからMETAに変わるんや。先週はSnapの利益警告もあって株価は一層やられたんやが、Snapやで?SnapにはインスタグラムもなければWattAppもなければReelsもないんやで。ちなみにReelsはTikTokキラーで、わいは本当にReelsがTikTokを殺すと思うで。

 

マークザッカーバーグによるメタバースへの注力は、人によっては嘲笑の的になっとって、大きなジョークなんやないかと思われとる。わいは彼のこれまでのトラックレコードを考えるにそんなことはないと思うんや。そしてメタバースに批判的な人は、Metaのメタバースへの取り組みのパートナーが、あの現代のダビンチのNvidiaのJensen Huangであることを知っとかんとあかんで。ザッカーバーグの判断を信頼していない人も、他の世界で最も賢い人たちが共同で取り組んどるということを忘れたらあかんのや。

 

さて、Amazon、Facebookときたら、なんだ、FAANGやないかともう人もおるやろうが、わいはFAANGにはもう戻らんのや。もうこの略語はひとまとまりの素晴らしいグロース株を表すものとしては使えなくなってしまったと思うんや。やけど三つ目はFAANGにも入っとった、Googleを挙げたいんや。わいの話をさせてもらうと、小さなメキシカンバーをやっとるんやが、どのような広告をうてば一番効果が高いかというのを検討しとった時に、チラシをつくったり、Nextdoorを使ったり、ちなみにNextdoorの株価は無残にも$3以下になっとるわけやが、もしくはフリービールでお客をつろうかとか、いろいろ考えとって、やけどどうやったって結局はGoogleなんや。なぜならば人々は調べものなら何でもGoogleを使うからや。人を引き付けるのも、どこかに誘導するのも、Googleがぴか一や。しかもアメリカにはいろいろな法律があって、例えばわいはお酒をプロデュースしたが、お酒屋さんとバーは一緒の人がやったらあかんという法律とかあって、じゃあどうすればええのか、そう考えたいときにまずやるのはなんや?Google検索やろ?

 

もう誰もが知っとるよな。広告にGoolgeは欠かせない。検索にGoogleは欠かせない。GoogleにはインスタグラムもAmazonもできないことができる。この株もSnapのニュースで下げたが、SnapとGoogleが一緒なわけないやろ。Fedが金融引き締め宣言してから、このAmazon、Facebook、Googleはどうなったか?惨めな下落の一途になったんや。敗者になったんや。やけど去年の11月からの敗者が、これからも敗者であり続けるとは限らんのや。結論やが、わいは今日取り上げた三つの株、AMZNとFBとGOOGLは、今からラリーがおこるような株としてのメタファーやと思うんや。ここからは上にしかいかんと思うんや。

 

 

本当に上にしかいかないならいいのですが。

 

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