こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの7/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。
C3.AIの株に何がおきとるかというと、めちゃめちゃ下落しとるよな。この会社はエンタープライズ向けのAIソフトウェア企業や。今利益を出していないテクノロジー企業はウォール街のファッションショーからはじき出されとるのは皆知っとるよな。ただこの株は高値から89%も下落しとるんや。C3.AIはシリコンバレーのベテラン企業家であるTom Siebelによって創業されて率いられとるんや。彼はオラクルの経営陣におって多くのポジションを経た後に、後にSybaseと合併することになるGain TechnologyのCEOをやて、Sievel Systemsを立ち上げてCEOをやって、それは2006年にOracleに買収されるんやが、そして2009年、C3.aiを作ったんや。
さて、彼に今回Mad Moneyに来てもらったから、なんでマーケットはC3.AIの株について間違っているのか、語ってもらおうやないか。実際わいは間違っとると思っとって、5月の底値から50%回復しとるわけやが、まあでも前の6/1の決算もガイダンスが良くなかったから、そこら辺も聞きたいで。わいはマーケットはネガティブすぎると思っていて、だからどういうブルシナリオがこの会社にあるか聞いてみたいんや。Tom Sievelよ、ようこそMad Moneyへ。
会えてうれしいよ、ジムクレイマー。
もう長い間あってないよね、会いたかったで。番組に来てくれてどうもありがとう。まずあなたのことを知らない人に、あなたのその素晴らしい経歴を説明してくれんか?そしてその上で、C3.aiがどういう会社なのかを語ってくれると嬉しいんやが。
わかったよ、ジム。自分は40年間、インフォメーションテクノロジー、ITの世界でやってきた人間で、Oracleからキャリアをはじめて、Siebel Systemsをつくって、この会社はとても早く成長したキャッシュが潤沢な利益がいっぱい出る会社で、友達のLarry Wilsonに2006年に売って。。
Siebel Systemsはめちゃめちゃ儲けたビジネスやったよな。
とてもいいビジネスでした。歴史的に最も早く成長したエンタープライズ向けのアプリケーションソフトウェアのビジネスでした。6年で20億ドルの売り上げの会社に成長させました。29か国に8000人の従業員がいました。そして2009年の1月にC3.aiをスタートさせて、ソフトウェアプラットフォームに投資をして42のアプリケーションをつくりました。エンタープライズ向けソフトウェアアプリケーションマーケットはpeople softやsiebel systemsがその隆盛に寄与して、今や0.5兆ドルのマーケットです。その中でC3.AIは、製造、CRM、ERP、サプライチェーン、どこでも必要なものを、例えば予知保全、不正検知、センサーネットワークの健全性、供給ネットワークの最適化、エネルギー管理、マネーロンダリング防止、顧客エンゲージメント等、あらゆるものに対するAIプラットフォームを提供しています。AIプラットフォームは別にただ過去の分析をするために必要なだけではありません。今後180日間の間に状況がどう動くのかを予測することができるのです。需要も供給も在庫も全部です。どの顧客がいつ去ってしまったを分析するだけではなく、どれぐらいの数の顧客が未来にいつ去るかとかを予測できるのです。どのデバイスが故障したかを分析するだけでなく、どのデバイスが未来の時点でいつ頃故障するかを予想するのです。
なるほどなるほど、予想システムは素晴らしいで。やけどわいは予想に関しては顧客のいろんな予想の話だけじゃなくて、あなたの会社の利益の予想の話を聞きたいんや。さっきあなたはSiebel Systemsはキャッシュフローポジティブでめちゃめちゃ早く成長したと言うたよな。C3.aiに今おこっとることを見ると、多くのアナリストがその成長の見通しに失望しとるということなんや。利益率にも不安が抱かれとる。もはやあなたがあなたの人生で何もやってこなかったかのような叩かれ方や。まるであなたが24歳で起業したばかりの人のような扱われ方や。お金の使い方を、利益の出し方を知らない若者の企業かと思われとるような感じや。ドイツ銀行のアナリストはこの前の決算の後に、売りの格付けを今一度確認して、まるであなたが机の下に隠れてしまっとるかのような状態やと言うた。わいは、彼らはあなたの会社に対して判断を早くしすぎているんやないかと思うわけやが、ただ、多くの人があなたの会社は正しい道を歩んでないと感じとる。この点について説明してくれんか?彼らはめちゃめちゃ間違っとるんやろ?
エンタープライズAIの世界を見ると、6000億ドルのtotal addressable marketなのです。私たちの会社はその巨大マーケットのメインプレイヤーで、ビリオンダラーを稼ぎ出す会社で、去年は34%成長しました。この成長率はこの規模のテクノロジー会社でもトップの部類でしょう。私たちはしかも銀行にたんまりキャッシュを持っています。だいたい10億ドル持っているのです。まあだいたいですが。9億ウン千万ドルですが。そして私たちは前回の四半期で15ミリオンのキャッシュを消費しました。例えばこのペースでキャッシュを消費したとしましょう。簡単な計算です。キャッシュが無くなるのは67四半期の後なのです。16年以上後のことなのです。そして、そうですジム。私のキャリアを考えていただけるのは重要なことかと思います。私は構造的に利益が出るビジネスを創出してきました。C3.aiもそうなのです。構造的に利益が出るとはどういうことか。私の中の定義では80%以上のグロスマージンがあるということなのです。80%以上のグロスマージンがあってキャッシュフローポジティブのビジネスをやることは難しくないことです。私たちにはクリアな道が見えています。利益の上げ方が見えています。売り上げの43%はマーケティングとかブランディングに使っていますが、例えばこれを普通に下げるだけで私たちは90日後にはキャッシュフローポジティブな会社にすぐなるのです。
それをやるつもりはないんか?わかるで、あなたが為してきたことに敬意を払わん人があれやこれや言うことにレスポンドしたくないということもあるやろう。やけどわいら投資家は、あなた、Tom Sievelが信頼できる男であることを重々承知で、ただ特に今年はわいらのために全然稼いでくれないなと思っとるんや。
私にとって今のこのビジネスは、どうやってこの巨大マーケットのシェアを分捕っていくかということなんです。さっきも言った通り、90日で会社は黒字の会社に容易になります。ただそれは株主が真に求めていることではないと思うのです。私たちの顧客が求めていることでもありません。私たちには今の状態で、シェアを拡大しながらも利益が出るためのクリアな道筋が見えているのです。そうだな、例えば6四半期後には。今マーケティングに売り上げの27%使っていますが、こんなに使う会社なんか無いんです。私たちを常にトップの位置にいさせるための研究の費用、R&Dには売り上げの44%を使っています。誰もR&Dにこんなにお金を使わないのです。
はい、それはわかっとるで。わいがヘッジファンドマネジャーやった時、あなたはわいに巨額の儲けをもたらしてくれたんや。わいの経験からもリサーチを軽んじる会社で成長が持続する会社はないで。やけどあなたも理解しとるやろ。今のマーケットの状況的に、利益を出していない会社の株が叩き売られるということを。ただ今回はここからどうなるのか。センチメントはそこまでクレイジーじゃないかもしれんと思うがどうや。
ジムよ、あなたもわかっとると思うが、マーケットは今かなりギクシャクした状態だということで、私は今後2年間はまだまだテクノロジー会社は大量に人を解雇して大変な時代になると思います。あなたも私もこの状況は過去に見てきましたよね。テクノロジー界隈はまだまだ醜くなると思います。ただ多くのテクノロジー会社は特に今問題を抱えているわけではなくて、C3.aiも10億ドルのキャッシュを抱えて今問題を抱えているわけではないのです。
わかっとるで。長くなってきたから残念ながらここで終わらんとあかん。わいはあなたの言っとることを理解するで。ただ今の状況はタフや。その上でTom Sievelは信頼できる男や。わいはあなたを25年間支持してきた。その支持を今変えるつもりはないで。C3.aiのTom Sievelでした。番組に来てくれてどうもありがとう。
どうもありがとうジム。
C3.aiが良さそうに思えてきました。
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