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【ジム・クレイマー】ファンタジーフットボールを個別株銘柄でやってみよう!QB、RB、WR編!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/24のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

さあ、今年もアメリカンフットボールのシーズンがはじまるで。今から数週間の間、めちゃめちゃ多くの人がファンタジーフットボールのファンタジードラフトで自分のお気に入りの選手を集めて最強チームを作ろうとするやろう。わいはファンタジーフットボールが大好きや。そして実はフットボールの選手を選ぶのはポートフォリオでお気に入りの個別銘柄を揃えるのの素晴らしいアナログになっとるんや。

 

ファンタジーフットボールで選手を選ぶがごとく、個別株銘柄を選ぶためにいろいろ考えると、今の状況とか文脈を加味して、バランスも考えてどういう株を選べばええのかのいい指標になるんや。ということで今夜はわいがそれぞれのポジションでの人気フットボール選手になぞらえて、わいやったらこの個別株銘柄を選ぶというのを発表したいと思うや。今日は前半で、明日は後半をやるで。

 

さて、まずはフットボールの花形ポジション、クオーターバックからいこうやないか。QBはチームの要や。ここのポジションは株やったらあなたが最も信頼できる優良株やないとあかんのや。QBはちょろちょろトレードして入れ替える銘柄というよりは、ずっとホールドしておける銘柄がふさわしいで。典型的なファンタジーフットボールではQBのポジションは一人しか選べないんやが、わいは複数選んでみるで。

 

さて、QBと言えば言わずと知れた、トム・ブレイディや。アメフト史上最高の選手と言われとる。下手したらアメリカ史上最も偉大なアスリートとさえ言われとるんや。確かに年をとってきとるが、今年は一回正式に引退した後にそれを撤回して、タンパベイ・バッカニアーズは最高のQBを擁して今年も戦えることになる。22年目のシーズンや。アンビリーバブルや。さて、そのブレイディに当たる株は何か?そうや、Appleや。ブレイディと一緒で全くダメになる未来が考えられんで。わいはいつもApple株をOwn it, Don't trade itと言うとるが、それはこれからも変わらんで。

 

Appleにはいつも厳しい意見がついてまわるんや。もうAppleの最盛期は終わった、とか、中国市場の不調でダメに違いない、とか。そこから何度Apple株は立ち上がってきた?下がっときは結局全て買いの好機やったやろ?そして安定して結局上がってるじゃないかとなっとる。まさにブレイディやないか。ブレイディのパフォーマンスがトップ10から落ちることは、いくら彼が老いてきているとはいえ考えられん。ちなみにApple+はNFLの試合を買って放送してほしいで。キラーコンボの誕生や。

 

よりフレッシュな人に注目したければ、シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウや。この前のシーズンで彼はファンタジーフットボールでは8番目にいいQBやったんやが、やけど前十字靭帯損傷から復帰したばかりのシーズンやったんや。そして見事スーパーボールまでいって、敗れこそしたが、素晴らしかったやろ。今年はベストのプレーが期待できるはずや。めちゃめちゃ楽しみや。

 

じゃあ今の状況でジョー・バロウのような銘柄は何や?わいはP&Gをあげたいんや。わいのファンドも持っとる消費者製品会社や。インフレのコスト増で苦しむんやないかと心配かもしれんが、やけどそういうコストはもうピークをつけとって、やけどP&Gが消費者に対してやった値上げはそのままいくやろう。ということはその分利益がかさましされるということや。加えてこういうスローで安定したビジネスが、これから景気がより悪くなると恐れられとる状況で持つべき株なんや。

 

あと一人、QBを選びたいんやが、これは身内びいきで申し訳ないがわいが大好きなフィラデルフィアイーグルスのQBのジェイレン・ハーツや。いろんな専門家は彼は今年花開いてQBとしてトップ5に入れるんやないかと言うとるんや。彼の最大の長所はOptionalityや。彼はボールを投げるのもうまいが、ファンタスティックなランナーでもあるんや。ということでそんなkれは銘柄に例えると誰かと言うと、Johnson&Johnsonや。素晴らしい会社でダウンサイドは限られとって、わいはアップサイドは大きいと思っとるで。JNJは会社の分割を控えとるから、分割したらもっと価値は上がると思うで。まるでハーツが走れる奴とボールを投げれる奴に分かれてそれぞれがスペシャルな感じになるようなものや。

 

さて、じゃあ次にラニングバックを選ぼうやないか。たぶんファンタジーフットボールにおいては最も重要なポジションなんや。このポジションであなたが欲しいのは安定性や。困った時にもランでじりじりと陣地を稼ぎたいんや。そんなラニングバック、一人目に挙げたいのがジョナサン・テイラーや。インディアナポリス・コルツのRBや。去年のナンバーワンのラッシングヤードを記録しとるんや。毎試合毎試合、彼ぐらい安定して走って距離を稼げる選手はおらんで。彼は本当に毎試合コンスタントに数字を出して、一試合平均100ヤード以上走っとるのは彼とあと一人だけなんや。圧倒的や。コルツは今年、いけると思うで。

 

そんなテイラーは銘柄で言うとなんや?これはわいはEli Lillyやと思うんや。この製薬会社の巨人はわいのファンドのポートフォリオでも素晴らしい勝者になっとるんや。最近アプルーブされた糖尿病の薬のことを考えると素晴らしいアップサイドがこれからもあると思うし、あまり話題になっていないアルツハイマー治療薬もわいは有望やと思うんやが、静かにしとこうやないか。しー、や。素晴らしいアップサイドがあるのと同時に、この会社はConsistencyもあるんや。安定性もあるんや。製薬会社はスローダウンする経済を人質にとられてないで。ジャクソンホール会合後マーケットがぎくしゃくしても、こういう株は引き続きプレイできるで。

 

二人目のRBとして挙げたいのが、デトロイト・ライオンズのデアンドレ・スウィフトや。まだまだ若手で今年は三年目のシーズンやが伸び盛りで、去年攻撃陣が足を引っ張ったライオンズにおいて今年救世主になれるかどうかや。才能あふれる選手で是非今年ブレイクアウトしてほしいで。デトロイトでブレイクアウトしてほしい、そうや、銘柄で言うと、Fordや。この会社はついに複数年にわかる部品不足を克服しつつあるんや。ここ何か月かで生産コストもずいぶん下がったで。そして素晴らしいEVのラインナップを持っとるんや。デアンドレ・スウィフトと同じように、今シーズンポテンシャルを解き放ってほしいで。3000人リストラをしたという報道があったが、それはより効率よくEV製造に舵をきるためや。わいは解雇された人はかわいそうやと思うが、会社にとってはええことやったと思うんや。

 

三人目のRBとして挙げたいのが、カロライナ・パンサーズのスターRBのクリスチャン・マカフリーや。彼は疑いようのないRBのトッププレイヤーや。よくけがをしてしまってそれが問題なんやが、もし彼が万全なら彼は電気のように早く走れもするしキャッチもできる、そしてタフや。ただ近年はけがが重なっとるけどな。やけどNFLの専門家は今年は彼は回復すると言うとるんや。そういう彼は銘柄で言うと何や?そうや、Honeywellや。そうや、Honeywellは本社をシャーロットに移したやろ。CMC(クリスチャン・マカフリー)がプレイしとるところや。

 

さて、状況が良ければHoneywellはわいの一番のお気に入りの工業株なんや。ただ特に航空分野がCOVIDによっていろいろ打撃をうけて、やけどわいはカムバックできると思っとるで。だからわいのファンドも持っとるんや。今シーズンは回復の年になるかどうか、CMCとHoneywellに注目や。

 

さて、あとはワイドレシーバーはどうや?このポジションは最もダイナミックなポジションや。安定性が無くてもここぞというところでキャッチしてビッグプレイを見せる、そういう選手が求められるんや。だからこのWRのポジションは、ハイリスク、ハイリワードなポジションなんや。ということで選ぶ銘柄も、アップサイドがとても大きくて、やけどダウンサイクルになると痛みを受け入れざるを得ない、そういう銘柄になってくるんや。

 

今トップのワイドレシーバーは ロサンゼルス・ラムズのクーパー・カップや。このスター選手は今リーグで真のベストなわけやが、このベストなアナログ銘柄と言えば、わいはPaloAltoNetworksを推すで。サイバーセキュリティー銘柄の中でベストな銘柄や。アメフトの試合を勝ち抜くには強いWRが必要や。同様にサイバーセキュリティー会社はアメリカの会社の強さに必要で、PANWはそのベストなんや。わいは決算後にCEOの二ケシュアローラとしゃべったが、本当に素晴らしい数字を出して素晴らしい話をしてくれたんや。そのベスト具合はまさにカップや。カップを欲しいチームはいっぱいあるやろう。引く手あまたや。それと同じで、PANWの需要は、SalesforceやNvidiaとかよりも今全然強いんやで。

 

二人目のWRとして挙げたいのがCeeDee Lambや。イーグルスのライバルのダラスカウボーイズの選手やが、敵ながら素晴らしいんや。今シーズンは彼にとって三シーズン目という、まだ若い選手やが、既に素晴らしい戦績を収めとるんや。今年はより活躍してくれると思うから、わいのファンタジーフットボールのドラフトではわいは一巡目で彼をとろうと思っとるで。銘柄で言うたら何かというと、Teslaや。生産能力をどんどん拡大させとる。インフレ抑制法案の後押しも受けるで。

 

三人目に挙げたいのがダバンテ・アダムスや。今年パッカーズからレイダースに移った選手やが、この選手は最も信頼できるWRや。今のクオーターバックは今一やが、やけど今シーズンも活躍してくれると思うんや。さあ、この選手は銘柄で言えばだれかと言うと、Amazonや。eコマースのスローダウンでAmazonのビジネスもややスローダウンしとるが、

 

四人目、最後に挙げたいのがTyreek Hillや。彼にはわいは Biocoinを当てたいとおもうんや。彼のパフォーマンスはめちゃめちゃむらがあるんや。彼はマイアミに移ったばかりやが、この週は信じられないぐらい活躍すると思ったら、次週は全然あかんかったりするんや。

 

結論やが、あなたのポートフォリオの各銘柄には役割があるやろ。それを考えるのが大事なんや。そこのところはファンタジーフットボールとそっくりやで。もしそういうことを面倒くさいと思うんやったら、そして個別株銘柄を考えるよりもファンタジーフットボールをやる方が好きやったら、ただただインデックスファンドを買っとくんや。

 

 

面白い回でした。

 

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