アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】CPI発表後に株価急落!パニックになる人がいるのはわかるが。。。Stay the Course!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

またまた今日はスペシャルなシアトルバージョンのMad Moneyや。スターバックスの本社からお送りするで。今日は惨めな下落の日になったが、それにわいは劇怒りや。なぜなら今日の下落は全く間違ったものに基づいとると思うからや。メディアや節操のないマネーマネジャーが下落を演出したんや。ネガティブさの波にのまれて、ダウは-3.94%、SP500は-4.32%、ナスダックは-5.16%やったんや。2020年以来の大きな下落や。

 

CPIの数字は確かに予想より高かった。前年同月比8.3%上昇と、伸びは7月の8.5%よりはましだったものの、予想の8.1%は上回ってしもうたんや。食品とエネルギーを除くコア指数は前年比6.3%上昇で、7月の5.9%から伸びが加速して、予想の6.1%も上回ったんや。インフレはまだまだピークをつけてないことが明らかになったんや。だからこの恐ろしい株価の動きになったんや。あなた達と同じようにわいも今日の株価の下落が嫌いや。

 

今二年債の利率は3.75%や。こんなに早く上がるなんて。リスクフリーでこの%が手に入るんや。国債は配当株の手ごわい競争相手になり、リセッションへと向かっていくで。ただわいはここで株式市場をあきらめるのは間違いやと思うんや。恐れやパニックに基づいて決断を下したらあかんで。そういう風にして下した決断が良いことはほとんどないんや。CPIのトータルではホットな筋やったが中身を詳しく見たか?家賃は下がり始めたし、車会社は十分な量の半導体を手に入れることができ始めたし、牛肉も鶏肉も値段が落ちて来とる。石油も天然ガスも安定して落ちて来とる。

 

ただ一つ問題があるとすれば、これらの下落は十分に早い速度でおこってないんということなんや。でもそういうことはわかっとったからパウエルは0.75%の利上げを来週やるんやろ?1%の利上げの可能性が20%になったらしいけどな。そしておそらく11月に更なる利上げや。11月にも0.75%の利上げをやったら全部で4%になるんや。

 

今日はでもCPIの数字が高かったからこういうことになったが、もし予想よりちょっと低かったらどうなってたと思う?今日株を売り払ったまさに同じ人が、めちゃめちゃ株を買い進んだやろう。その差は株式市場でのアウトプットでは大きいかもしれんが、やけど実際中身はそんなに変わらんかもしれんのやで。だって今日の数字は実際に家賃や車価格が下がって来とるという、その兆しのはじめての回やったわけやから。ただ、そういう風にはとらえられずに、Fedはわいらをクラッシュするというトーンに支配されて株式市場が下がっとるんや。

 

もうええやないか。パウエルに利上げを騒がずにやらせてやろうや。そしてそれをポジティブに見守って、ソフトランディングを実現しようや。パウエルは正しくこの先もハンドルできると思うんや。インフレを抑えながらシビアなリセッションをおこさないということをできると思うんや。彼は今回のCPIだって高くなるかもしれんことをわかっとったやろう。やから断固とした決意を示しとったわけや。だから0.5%じゃなくて0.75%の利上げをするというシグナルを出しとったんや。

 

インフレに関してはアメリカ特有の問題やなくて世界中の問題なんや。サプライチェーン問題やってパウエルのせいでもなんでもないんや。そして今は適切にインフレに対処しようとしとる。わいは今は、パウエルは0.75%じゃなくて1%の利上げをすべきやとは思わんで。今の状況で多くの会社が既に良く対応して、いろんなものの価格が下がったり下がりつつあたりするからな。加えて、もし1%の利上げをしたらそれは人々の恐怖をまた煽ってしまうんや。

 

多くの人が実際株を売っとるのは恐怖からで、2年債の利回りは2007年以来の高さとなったりしたからやが、そしてグレートリセッションを思い起こさせたりもしたからやが、やけど今は2007-2008年の時とは状況が違うで。あの時は本当に多くの状況がひどかったが、今サブプライムローンのあんなに大きい問題があるか?マス・倒産がおきとるか?金融危機に陥っとるか?今の状況は、そして人々の恐怖は変わり得るということをわかっとかんとあかん。

 

パニックになる人がいるのはわかるが、わいはStay the Courseを薦めるで。そのまま質の高い株を持ちながら状況を注視していくんや。インフレとの戦争に関しては既にメジャーな戦いには勝利しとるんや。石油は高値から大きく下落しとるし、他のコモディティー価格もピークをつけとる。ウクライナはロシアに攻勢をかけとる。このままいけば天然ガス価格も大きく下落してくるかもしれん。既にここ数日で大きく下落しとる。しかもわいはジョブホッパーが困るような状況に今なってきとると思うから、賃金インフレも落ち着くはずやと思っとるんや。そしてパウエルはインフレ退治がきちんとできるまで断固とした決意で引き締めを続けると言うとるわけやから、高金利が続いたらいずれにせよインフレは退治されるんや。あとは例えば今日午後にInvestor Dayでポジティブな発表をしたStarbuxのように、ポジティブな会社もどんどん出て来とるんや。

 

ここで株をアグレッシブに買い漁れとは言わん。わいのファンドは一つ、たった一つ今日買い増したけどな。あとちょっと時間をおいてそしてたら冷静に各株価のバリュエーションを査定するんや。リーズナブルになっとるのがいっぱいあるはずや。少なくともわいはここは売り場ではないと思っとるんや。

 

 

しかし大きく下落しましたね。。。

 

記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!