こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの11/18のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日もマーケットは粘り強い動きを見せたで。ダウは+0.59%と上がって、SP500も+0.48%と上昇したんやが、ナスダックはまあ+0.01%ととんとんやったんや。今相場を動かしとるのは何を隠そう、Atmosphereや。雰囲気や。投資活動において感情サイドのものや。株価が下がるかなと思うたびに今はブーストが入るんや。マーケットのボトミングではえてしてそういう動きが見られるんや。もう一年以上も株式市場は下がって来たわけやから、そろそろBearが退場する時が来るんや。
今は決算シーズンが終盤を迎えて、そうなったら各会社は自社株買いを回復させるで。そしてわいらは年末に向かっていくんやが、テクニカル的に、シーズナルパターン的に一年でめちゃめちゃ強い時期がやってくるんや。わいのファンドの売買はCNBC Investing Clubのメンバーはわかっとるやろうが、わいはこのベアマーケットをサバイブできとることに満足しとるし、あなたもそう思っておいてほしいで。最近やと石油業界の下落を利用して石油株を狙ったで。後は中国の経済のリオープニングを狙ってそれ用の銘柄を買い増したりもしたで。ただわいは中国共産党を信じてないで。あの馬鹿げとるゼロCOVIDポリシーなんて、ポリシーとはよべんような代物や。Appleが今考えとるように、また中国での製造業がどんどんアメリカに戻ってくるかもしれんで。
さて、一つここで銘柄をあげておきたいのはDisneyや。わいのファンドは大きなポジションを持っとるが、実は更なる買い増しを考えとるんや。石油価格が下落してガソリンがやすくなったら、皆旅行をよりしやすくなるということで、テーマパークビジネスにもええやろう。中国のリオープニングは上海のディスニーランドの盛り返しを意味するやろう。あと、わいは今のDisneyの経営陣を批判しとるが、現経営陣に批判的な人はわいだけじゃないと思うで。わいのお気に入りのActivist投資家のNelson Peltzもわいと同意見なんや。そして彼は大きなDis株のポジションを持っとるで。彼は物事を上向きにさせる素晴らしいトラックレコードを持っとって、例えばP&Gとかにも介入したわけやが、彼がフルのActivistモードになったらDisも生まれ変わるで。重要なことに、Dis株は去年の高値からもう半値以下になっとるんや。今の経営陣はだめや。外圧による変化が必要や。
さて、来週のゲームプランにいってみようやないか。まず月曜日はThe JM Smuckerの決算発表があるで。わいはこのジャムの会社がビーナッツバターの会社を買収して、後はまた違う商品の会社と、どんどん着実に勢力を広げとるのが好きやで。わいは今この会社は全てのシリンダーを全開にしてビジネスをしとると思うで。月曜日はこの会社の爆発的な決算発表からはじまるんや。ただ、わいが本当に結果を知りたい会社は、もしかしたらあなたは知らんかもしれんが、Jacobs Solutionsや。建設系のエンジニアリングの仕事を大量に請け負っとる会社や。わいはこの会社の決算が我が国のインフラ法案のお金がどこに向かっているのかを知る素晴らしい手がかりを与えてくれると思うんや。わいは2023年はこの会社を含めてCaterpillarとか、他の建設工事の会社にとって素晴らしい年になると思っとるんや。今誰もこれらの会社について注目してないんやが、わいはモンスターストーリーがあると思うんや。わいのことをクレイジーと思うかもしれんが、これがわいの意見や。
月曜日の引け後はAgilentの決算発表があるで。わいはこの会社の長期の成長ストーリーがいつも好きなんや。決算をミスするのはまれなんや。後はDellの決算発表もあるで。これはタフなやつや。わいはこの会社が好きやが、やけど業界全体のダウンターンに逆らえない時というのはあるんや。今わいらはPCの多大な在庫を抱えとる。ただこの決算を注目することで、わいらは今サイクルのどこにいるのかの手がかりが得られるで。更にZoomの決算発表もあるで。年次イベントのZoomtopia2022でいろんな新技術の発表をしたんやが、ウォール街の反応は、この会社の株は2023年も厳しいやろうという感じやったんや。グロース株にとってダウンイヤーは死に直結するんや。わいはグロース株に投資する人がZoomの数字が上昇するのをどれほど忍耐強く待てるのか、疑っとるで。わいがZoomを経営しとったら他のグロース株の買収にはしるけどな。だってビジネスがスローダウンしとる反面、彼らは豊富なキャッシュを持っとるからな。
火曜日は注目決算がいっぱいあるで。まずBest Buyの決算発表があるで。PCとかの在庫が積み上がっとるから皆この会社の決算は悪いと思っとる。今この株は利益の12倍以下と安いんや。5%の配当があるのに。わいはこの株はめちゃめちゃ安いと思うで。もし月曜日にこの株が更に下がるようなことがあったら、決算に向かって素晴らしいリスクリワードを提供すると思うで。後はAmerican Eagleの決算発表もあるで。この株はひどい有様や。わいは実際この株はボトムをつけつつあると思うやが、近づきたくはないで。ただ、昨日Gapがポジティブな決算を発表したから、先入観を持たずにオープンマインドな姿勢でこの決算にはのぞまんとあかんな。
火曜日は更にBurlingtonの決算発表があるで。ディスカウントリテールや。TJXもRossも素晴らしかったのは知っとるやろ。だからこの会社の数字もええやずやと思うのは理に適っとる。ただ問題はもう株価が既に上がってしまっとることや。更にDollar Treeの決算発表があるで。皆経済のスローダウンを感じとる時というのはこういう会社がええんや。ただ火曜日は気をつけんとあかんで。ナーバスにならざるを得ん時や。三人の超タカ派Fed軍団がそれぞれ講演するんや。そうや、クリーブランド連銀のLoretta Mesterとカンザスシティ連銀のEsther Georgeとセントルイス連銀のJames Bullardや。恐ろしさのパレードや。まるでsinister 2(フッテージ デス・スパイラル)とかの恐ろしさや。
火曜日は更にDicks Sporting Goodsの決算発表があるで。わいは素晴らしいストーリーを語ってくれると思うで。特に今朝のFoot Lockerの決算が良かったりしたからな。さて、リセッションを予期するんやったら、この日に更に決算発表があるMedtronicのような会社は気をつけんとあかんで。ここのところの決算が悪いんやが、わいが覚えとる中でも今株価は最安や。医療機器株はクラシックなリセッションプルーフ株なんやけどな。もしこの会社の決算が悪くあり続けたら経営陣の責任が問われて、それがもしかしたらおこるべき正しいことかもしれんな。
更に半導体株のAnalog Devicesの決算発表もあるで。この会社は半導体会社の中でもましなはずで、なぜならPCのスローダウンに打撃をうけるというよりは、工業製品の半導体とかIoTの半導体をつくっとるからな。ただまだまだこの業界は厳しいから、わいは近づかん方がええと言うとくで。さて、月曜日のDellの決算はタフやというやが、火曜日、更に決算発表があるHPの決算はわいは在庫にもよく対処できて大丈夫なんやないかと思うんや。後はNordstromの決算発表もあるんやが、わいは何かポジティブなことが言えたらなと思うんやけど難しい状況やで。まあ前の決算よりはひどくないと思うんやがな。
さて、この週の決算のスターといえば、水曜日に決算発表があるDeereやろう。わいは農業セクターは今年最も粘り強く耐えとるセクターでDeereはその中心プレイヤーやと思うで。加えて、建設機器も多くつくっとることを忘れたらあかんで。その部門は月曜日のJacobsとあわせて注目やで。わいはこのDeereの決算の数字はええものになると思うが、わいの望みとしては悪い数字を発表して株価が下落してほしいで。そうしたらわいらは安くこの株を買えるからな。そしたら年末に向けてのラリーに向けて上がっていくに違いないで。
結論やが、Bearがついに退却しているということを認識してマインドセットを調節していかんとあかんと思うで。わいはこの週からの4週間は今までよりずっとずっと素晴らしいものになると予想しとるで。
木曜日はサンクスギビングで休場、金曜日は1PMまでの短縮ですね。
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