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【ジム・クレイマー】次々といろいろな層の株が浮遊モードになっていく時!こういう時こそがマーケットの入り時!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいらは今浮遊モードや。やけど多くの人が浮遊プロセスをわかってない。株式市場が浮遊する時というのは特定の株が勝者として識別されて、それが絶え間なく買われてその株が上がっていき、上がる株を買いたくてまたマネーマネジャーが買い足すということになり、株価がどんどん上に浮かんでいき、それが全体に波及するんや。そうやって上がる様はまるでJackie WilsonのHigher and Higherや。株式市場がBearからBullに転換するときでないと、このような浮遊モードは現れないんや。

 

わいは以前から目線は上やと言い続けてきたやろ。なのに、金融引き締めサイクルが終盤やとわいは言い続けてきたのにも関わらず、でも多くの人が、いや、インフレはおさまってないかもしれんから、とか、いろいろ言って懐疑的で、なんなら株をショートしてる人までおる。わいは前になんというた?ナスダックのショートとか危険極まりないと言うたやろ?ショートを笑うかのような上昇の日に今日はなったで。ダウは+1.14%、SP500は+1.33%、そしてナスダックは+1.99%やったんや。

 

今日株価が上がったのは、生産者物価指数(PPI)が市場予想よりも弱い内容になったり、発表された先週の新規失業保険申請件数も増加傾向が見て取れたりと、Fedの利上げサイクルがやっぱり終わりに近づきつつあるとの見方が後押しされる状況になったんや。わいは以前から上目線を伝え続けとるんやが、どうも多くの人が、ここ数ヶ月でマーケットがはっきりと変わったことをまだしっかりとは認識してないようや。今のマーケットは少し前のマーケットとは全然違うで。

 

ちょっとヨーロッパの中央銀行が、まだどんどん利上げをやらんとあかんというシグナルを出したり、アメリカでもFedの委員が利上げの必要性を訴えたり、そして昨日のCPIの数字とかでも思ったよりインフレはおさまってないとか思って、そのたびに、ベアマーケットは続くだの、株は今売り払うべきだ、だの、シビアなリセッションは避けられない、だの理由をつけて株を手放す人が多いが、今株を手放したりショートしとる人は、今のような時にマーケットがどう動くのかわかってないで。

 

ここまではインフレがテーマで、Fedの金融引き締めがテーマで、だから利上げと共にテクノロジー株全体が沈んでもそれはしょうがなかった。でもこれからは違う。もはやマクロに全体がしたがうというよりは、ようやくその制約が少なくなって、個々の会社がどれぐらい良くやるかがより重視される状況になってきたんや。昨日、CPIで株価が下がったのは、Bearはまるで古いマーケットのふるまいをしたんやが、もうそういう状況じゃなくなってきとるんやで。

 

今まではちょっとSP500が上がったら、どうせここから下落するんでしょと思わんとあかんかった。太陽に近づいたら墜落するイカロスのようや。でももうそうじゃないんや。今までは皆恐怖の気持ちをもってマーケットに対峙しとった。やけどその姿勢はもはや建設的ではないし、そういう風に思っとったら儲けることはできん。マーケットに蔓延する恐怖をもとにするのではなく、個々の会社の強さをもとにして株を買う時がきたんや。

 

まだまだインフレがおさまってないというデータが出てくるかもしれん。そして個々の会社だって、この決算シーズンでいけてない決算が出るかもしれん。まだまだそういうことはある。そして今のマーケットがブルマーケットだと言うと、それに対する懐疑論者も多い。やけど、それは悪いことじゃないんや。そういうところでマーケットに押し目ができて、そこがいい買いの好機を提供してくれるわけやから。

 

今一番の浮遊銘柄といったらなんや?それはMeta Platformsや。たった今日、SP500銘柄の中で今年一番上がった株として、Nvidiaをぬいて一番になったんや。今年もう83%も上がっとる。今のMetaは、Mark Zuckerbergが変なメタバース用のヘッドセットを売りながらメタバースにお金をどんどん垂れ流す会社とは別物やで。彼は今年は効率性の年だと位置づけて、従業員をカットしてコストカットに邁進しとる。もしあなたが賢いマネーマネジャーやったら、今Metaは高く上がりすぎやないかとかは思わんやろう。今Metaは天高くかける馬や。普通の馬やないで。セクレタリアト(昔の速かった競走馬)やで。わからん若い人はググってくれや。

 

浮遊銘柄二番目にはやはりNvidiaを挙げんとあかんやろう。今までの感じやとこの株は今ショートせんとあかん。今までだったらここまで上がったら、去年の10月から比べて倍になっとるわけやから、ここから暴落することもあり得ると皆思うやろう。やけどマーケットは変わったんや。そのことを認識せんとあかん。もしショートがする人がいたら、その人からの葬式の招待状が届かないことを祈っとるで。わいはもう長年Nvidiaを推しとる。犬の名前にもつけとるし、わいの犬はNvidiaの建物に入れるカードをもっとる。これは本物やで。本当に使えて、Jensen Huangにあえるんやで。本社に入れるんやで。いや、入れるのはわいの犬やが、わいはその後をついてしれっと入って、Jensenにあえるんや。

 

今までのマーケットやったらここはめちゃめちゃ警戒せんとあかん。そうじゃないとハンニバルレクターに顔を食べられかねない。やけど今は、NvidiaはUnstoppableや。止めることができない。昨夜の新しいグラフィックカードの発表を聞いたか?性能と価格で並べるものがおるんか?そしてそういう会社はいっぱいあるで。例えばあなたはわざわざTeslaに立ち向かいたいか?Appleに逆らいたいか?インドに新しく店をオープンしようとしとる。ニューデリーとムンバイや。Appleをショートしたい人はするがいい。

 

もちろん、将来の保証なんかないで。明日の銀行の決算発表だってどうなるかわからん。銀行株は5-7%、また下がるんやないかと言われたりしとる。そうなるかもしれんけど、ならんかもしれん、そして大事なのは実際どうなるかではなく、まだまだ懐疑論がいっぱいでていて、Bear Marketを疑わない人がいて、シビアなリセッションを恐れる多くの人がいる。そういう状況でこそ、Bull Marketの入り時なんや。誰もがBull Marketだと総じて認識している時はもう入り時でもなんでもない。

 

わいは殊更懐疑論を煽る人に言いたい。あなたは人生で、本当にFedの金融引き締めサイクルが終わってBear MarketがBull Marketに転換した時を、過去に経験しましたか?そしてその時のことをつぶさに覚えていますか?1998年の10月の第2週ですよ?それともあなたはわざと、何もわからないふりをして、思い込みで物事を語っているのですか?

 

結論やが、次々と勝者株が浮遊モードになっていく時、この時こそがマーケットがBearからBullモードになっている時なんや。多くの人がまだまだ信じられないぐらいNegativeやったりするが、そういう時こそがBull Marketに入り時なんや。まだまだBearの人がいっぱいいる時こそ狙い時なんや。わいらはようやくそういう時に近づいとると思うんや。

 

 

マーケットはどんどん明るくなっている気がします。

 

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