こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの8/3のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はダウは-0.19%、SP500は-0.25%、そしてナスダックは-0.10%と下落の日になったわけやが、今回は消費者の動向の話をしようと思うんや。経済を理解しようと思ったら消費者の動向をつかむのが大事なんや。消費者たちがどれぐらいクルーズ船の予約をしているのか。どのぐらい飛行機で旅行しているのか。Mastercardのデータによれば今多くの消費者が海外で贅沢品をいっぱい買っている、とか、American Expressのデータだと、皆Work from homeの後豪華なディナーにでかけている、とか。
もしくはHome DepotやLowesのようなホームセンターでStanley Black and Deckerの工具を買う消費者が多くなった、なぜなら皆ローン金利が高くて引っ越したくないから自分でDIYで家を何とかバージョンアップしようとしているから、とか。その時はAZEKのデッキにも注文がどんどん入っている、とか。フィットネスクラブのPlanet FItnessによると、ジムで運動する人は減っていて、アルコール会社によると皆の飲酒量も減ってきている、とか。こういう消費者の動向を示すデータポイントを逐一理解しておくと、それがそのままそれぞれのセクターの会社がどれぐらい良くやっているかの推測につながり、ひいては経済を理解することにつながるんや。
わいはこういうデータを、毎日毎日チェックしとって、そうすればするほど、マーケットが今の消費者のすべての変化に反応していることがわかるんや。そして今マーケットは消費者の動向が弱くなってきていると思っとって、人々の消費熱が冷めて来とるという反応をしとる。果たして本当にそうなのか。実際に消費者が何を考えているのかということに関しては無限の議論ができるわけで、その動向をそのまま捉えることは難しいことなんやが、やけどわいらは消費者主導のサービス経済にいきとるわけやから、消費者の理解なくしては株式市場で大儲けすることが難しいんや。
わいらの経済の約70%は消費に基づいとるから、消費者の消費具合をとにかく把握しようと努めないとあかん。若者世代がどれだけNetflixを見て、DoorDashで食事をオーだ推して、Olive Gardenでご飯を食べて、Disneyworldに旅行にいっているのか。Disneyの株価はその数が少ないことを示唆しとるけど、わいらは消費者の動向をつかむことに失敗するとお金を失う結果につながりかねないことを理解しておかんとあかんで。そして今に至るまでの流れも重要や。なぜなら今の状況は特に、COVIDによって長期間影響を受けた多くの異なる事象の揺り戻しの結果という側面があるからや。
下手したら2023年と2019年を連続した年として比較せんとあかん。実際そうしとる人が多いわけやが、それはCOVIDのパンデミック中にすべてが一時停止したからや。COVID中、人々は家に閉じこもって、オフィスや店に行くのをやめたんや。皆、自宅をオフィスにすることを決めて、屋外で遊ぶことに安全を感じた。Zoomを駆使しながら、全てをCroloxで清掃して、PfizerのワクチンをCVSとかWalgreensで接種したんや。DocuSignを使った契約でたくさんの家具や2台目の車を買って、新しい、より広い田舎の家で過ごしたんや。
皆狂ったようにスナックを食べて、若者は学生ローンの返済を止めたんや。パンデミックが終わると、今言ったことに関わるような会社の株が大きく売られた。これをCOVIDハングオーバーと呼んで、PfizerとかWalgreens、Zoomとかの株価はまだ回復してないんや。同時にCOVIDが終わった時、わいらは手元にお金がいっぱいあることを認識たんや。政府から十分な支援を受けていて、しかも使い道がなかったわけやから。しかも、短期間で100万人以上のアメリカ人が亡くなるという事態を目の当たりにして、時間が有限であることに改めて気づき、人生を楽しまなければならないというメンタリティーが強くなったんや。
その結果わいらはポストCOVID時代には狂ったように旅行を始めて、物を買うのをやめる代わりに皆がクルーズに参加したりしたんや。そしてだんだん海外への飛行が高すぎるようになって、どんどん勢いが衰えてきて、今、わいらはどういう状況かというと、最後の本当のCOVIDのパンデミックの波から18ヶ月が経過して、PostCOVID時代も黄昏時に入ってきて、消費者がどんどん疲れ果ててきとると言われとるんや。確かに車の販売は減速しとって、国内外の旅行収入もゆっくりと減少しとる。
外食費用もゆっくりと減少しとって、服を買いに行くのも減少しとる。昨夜には、PayPalが決算で支払い問題があると発表したり、後はEtsyが、より裕福でない顧客が贈り物よりも必需品にお金を使う傾向があると述べるなど、クレジットクラッシュの第3波だとかいう声も聞こえてきとる。本当にそうなのか?わいらはここからどうしていけばいいのか?わいはやっぱりお金を稼ぐという真実の核心に迫ることが好きで、消費者の動向についてもやっぱり具体的な決算結果をおっていきたくて、やっぱり今日はこの地球上で最大の企業の2つの決算に触れないわけにはいかんやろう。
それはAmazonとAppleや。多くの点で、これらの会社自体がもはや経済そのものみたいなもんや。だってこれら2つの企業合わせてS&P500の10%以上を占めとるからな。彼らはわいがここまでたびたび言うてきた最も重要な「Magnificent Seven」、荒野の七人銘柄のメンバーで、恐らく、テスラを除いたら、地球上で最も重視されている会社たちや。そんな重要な会社たちの決算やが、Amazonは数四半期前には考えられなかったような素晴らしい決算を発表したで。375 million以上の商品が売れた最大のPrime Dayがあったし、北アメリカのセグメントの売り上げは年間でなんと11%も増加したんや。これほど巨大な企業がコマースの分野でまだ2桁の数字で売り上げが成長するなんて、ほとんど考えられないことや。
2桁といえば、Amazon Web Servicesについてはどうやろうか?なんと12%もこの四半期で成長しとったんや。なんて大きな利益マシーンやろうか。予想は10%成長で、実際には一桁成長に落ちる可能性もあると言われとった中でのこの素晴らしい数字や。わいはこの会社があまりにも多くのお金を使っていてコスト削減をせんとあかんとずっと言うとったんやが、それはまるで過去のことのように思うで。このAmazonの決算は消費者の消費について、全く心配する必要がないというとるようや。
じゃあAppleはどうか?こっちは状況がもう少し複雑や。ここまで大きく株価が上昇してきたこともあるしな。わいは今回の決算はまたまた素晴らしい決算やったと思うで。サービス収入は21.2億ドルで、予想を約5億ドルも上回わったんや。確かに売り上げが予想よりソフトな面も多々あったわけやが、中国での売れ行きは良かったし、世界中で今や驚くべき数のAppleのデバイスがインストールされとって、この会社は顧客満足度のスコアが群を抜いとるんや。
そしてわいが今回強調したいのは未来のデバイスや。めちゃめちゃ興奮が高まっとるデバイスや。もうこれが出てきたら下手したらスマホやスマートウォッチ、iPad、Macについて話すことが霞んでしまうかのようなものや。そうや、2024年に皆に届けられるはずのVision Proや。わいはこのデバイスを実際につけてその素晴らしさを直に体験することができたんや。あなただってAppleストアに行ってこのデバイスをチェックしたら、これは信じられないものだと言うやろう。
このデバイスは、あなたが想像もできない場所に行き、物事を見ることを可能にするし、ソファやベッドで横になりながら、臨場感あふれるスポーツの試合に入り込むことができる。3500ドルという値段はお買い得やと、実際に使ったら思うやろう。ということで今回の決算後Apple株が今は下がっとるが、とにかくこの株を売るんやないで。Vision Proがどうなるのかを店で見ることができるときまで、とにかくいつも言うとるようにOwn it, don't trade itや。
結論やが、消費者の動向をつかむことが経済を掴むことに直結するから重要や。今消費者の消費がスローになってきたといわれとったが、そして今は消費においてはオフサイクルの年やと位置付けられとるわけやが、AppleもAmazonもそういう年でもこれほどの数字を出すことができとるんやから、消費者の力をこれでどうやって疑うことができるやろうか。Appleは売らずにずっと持っておいてくれ。そしてAmazonは持ってない人は買ってくれ。なぜならこれらの会社の消費者は大丈夫やからや。そしてこれらの会社の消費者って誰かと言うと、わいら全員や。皆AppleもAmazonも使っとるやろ。ということで消費者は強いんや。
消費者の動向は大事ですよね。
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