こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの8/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今のマーケットのセットアップは明らかにエキサイトできるものではないよな。今日は中国の弱さが明るみに出てマーケットが下落したんや。わいはいつも中国の重要性を認識しながらもそこまで過大評価するのはどうなのだろうかという意見を言うとるんやが、にもかかわらず、結局中国が弱いということになると、マーケットは今日はマーケットはダウは-1.02%、SP500は-1.16%、そしてナスダックは-1.14%と下落の日になったんや。
中国人民銀行、すなわち中国の中央銀行が予想に反して利下げすると発表したんや。そもそもいろいろな経済指標とか悪かったわけやが、利下げを強いられるほど不動産市況の悪化や個人消費の伸び悩みで中国経済は悪いのかということになったんや。わいは中国はアメリカの経済にとって非常に重要な国だということは理解しとるが、でも今日のアメリカ市場で実際どれほど重要なのかというのは改めて考えることであって、盲目的に株価が下がっていいということではないかもしれんと思っとるんや。一部の人が考えるほどわいはショックをうけてないで。
わいらは確かにまだたくさんのものを中国から輸入しとるが、関係はどんどんフラットになっとる。トランプ大統領は中国からの投資を減少させるという政策をとり、関税を大きくかけた。バイデン大統領は技術制限で中国のフリーライドを許さない姿勢を出しとる。中国政府は今朝、若者の失業数を公表するのをやめることを決定したということが報じられたが、これは悪いことがこれから数多くおこる予兆かもしれん。そもそも失業数を公表しないということ自体が独裁政権ならではのことで、そういう政権のもといくつかの主要な中国の金融および不動産セクターの会社の崩壊が迫っているということも忘れたらあかん。
わいは、アメリカのマーケットが中国の状況にここまで人質を取られた感じになるのは奇妙だと感じとる。確かにわいらには、中国で大きなビジネスをしとる大企業がある。Apple、Starbucks、Nikeとかや。でも、多くのアメリカの会社が皆が皆中国との関係性が深いわけでもないで。アメリカの投資家は多くの中国の株や債券を所有しとる人もおるが、でもそれもそこまでではないから、中国の弱さからわいらが株を売るのはばかげていると思う部分もあるんや。
わいは別にだからといって、今マーケットに超強気というわけではないで。例えばこの前のLarry Williamsのチャートの回を聞いたか?彼は8月はP (patience:忍耐)の文字が大事やと言うとったやろ。ただここのところの下落でわいがいつも見とるSP500オシレータの数字がマイナスになると、買われすぎ状態が解けたということで、下落に際してやっぱりいくつかの株を買いたいなという風になってくるんや。わいのファンドはだから今日、小さな買いをやったで。別に下落が終わったとは思わんから大きな買いではないが、でもこういう下落があったら少しは株を買っときたんや。
じゃあ今どういう株の買いを考えられるのが、その主要セクターをいくつかあげておこうやないか。こういうことの詳細はいつもCNBC Investing Clubで言っているから、興味がある人は是非会員になってほしいで。あなたが知らなければいけないことの核は、ざっくりどのテーマが買っていけるのかをまずは知ることや。そうしたらそのセクターに注目して、そのセクターの中の注目銘柄も頭にいれて考えることで、株式市場が下落するにつれて、少しずつ買っていくことができるやろ。
最初の買いを考えられるテーマはインフラストラクチャーや。わいらは既に、政府が環境を改善しようとしながら、わいらの道路、橋、トンネルを修繕するために1兆ドル以上を支出することを知っとるやろ。わいはここでのインフラ銘柄が大好きや。別に中国が関与しているかどうかに関係なくな。わいのファンドはCaterpillarを持っとって、今日大きく下落したわけやが、引き続き好きやで。アメリカの最大の鉄鋼会社であるNeucorも同様です。あとはSterlingもJacobsも好きや。インフラ投資法案からのお金でこれからも良くやるやろう。Mastekも同様や。
あと忘れたらあかんのは、学校のためのクリーンな暖房、換気、空調、冷却のためにもインフラ投資法案の予算が使われるということや。ということはCarrierを忘れたらあかんということや。わいはこれらのインフラテーマの株たちを買いたいで。これらは中国とはほとんど関係がないしな。
第二の大きなテーマは航空宇宙産業です。航空宇宙産業に関連するものは何でも勝者になるべきと言ってもいいぐらいの飛行機不足の状況や。わいはBoeing、GE、Honeywellの三つを挙げたいで。今朝わいのファンドはHoneywellをちょっと買い足したんや。わいは旅行ブームが終わったとは思ってないで。COVIDでの人々の、物からサービス・体験へとお金を使うようになったシフトはこれからも続くと思うんや。中国の影響で旅行が止まることなんかないんやで。
第三のテーマは製薬や。製薬会社は中国と密接な関係はないで。画期的なコレステロール薬RepathaのAmgenが好きやし、いつも言うとるManjaroのEli Lillyが好きや。近いうちにManjaroは肥満治療薬、減量薬として承認されるやろう。そうしたら史上最も売れる薬になるかもしれん。
第四のテーマはハウジングや。Warren BuffettがLennarとDRHortonを支持したんやが、その動きが好きやで。ただ、彼はこれに関してはちょっと遅いと思うで。あと、BuffettはToll Brothersも買ってほしかったで。彼らは非常に希少である高級ホームビルダー専門として唯一の株式公開会社といってもええ。ホームビルダーについて驚くべきことは、彼らの粗利益が今、サプライチェーンの問題にもかかわらず、高い住宅ローンの利率によるダメージを受けていないということや。驚くべきことや。あと、わいはHome Depotの決算は良いと思ったで。彼らは中国に店舗を持っていないことを頭に留めておこうやないか。
第五のテーマとしてやはりここでテクノロジー会社を挙げておきたいで。今まで何度も中国の経済が弱体化してきたときに、テクノロジー株を購入するのが正解だったからや。中国の経済が減速することが、AIにどのような影響を及ぼすのか、誰もが疑問に思っとるやろ?中国はNvidiaの高性能半導体を手に入れることができないのに絶望しとる。AIの長期的な未来は完全にNvidiaに依存しとる。あと、AmazonやAlphabet、Metaは中国とは関連がないんや。Amazonは素晴らしい決算を発表したし、COVID後に配送ネットワークを再整理できたから、素晴らしい決算がこれからも続くことを期待したいで。AlphabetはクラウドとYouTube、例えばNFLのサンデーチケットの提携があったわけやが、それらでこれからも成功することを期待しとるで。
今あげたようなテーマはFedの利上げ圧力にここまで耐えてきたものやから、今後もそうであることを期待したいで。例えばハウジング分野は金利に影響されやすいが、今回はそうではなかったということは前にも何回か言ったやろ。住宅不足は強力で、Fedの影響を上回る勢いなんや。ホームビルダーはまだラリーする可能性があると思うで。注目テーマに金融関連の株を含めなかったのは、問題が多すぎるからや。規制の懸念が強まっとるしな。テクノロジー株でAppleを含めなかったのは、まあOwn it, don't trade itという考えには変わりないが、エントリーするんやったら、今が最良のエントリーポイントではないかもしれんと思っとるからや。なぜなら、Appleは中国ビジネスをやっとって、中国に対する否定的な報道はすぐに消えることはないだろうからな。これからも中国について否定的なことを言う人が増えることを予期しとるで。
しかし、結論として、ここまでわいは繰り返し、マーケットが上がるにつれて現金を持つようにアドバイスしてきた。それはある意味、今日のような日のためともいえるんや。マーケットがわいらの経済とはあまり関係なく打撃を受ける場面で、現金が効力を発揮するんや。横に置いておいた現金で、今回言ったこれらのテーマに基づいて株をちょっとずつ買っていくんや。今回の買えるテーマは長持ちする考え方やカラ、市場が下落するとと網に少しずつ、段階的に買っていくんや。大事なのは株式投資をしていると必ず痛みがあるんやが、その痛みが買いの好機になることを知らんとあかん。そして下落の中でゆっくり段階的に買っていく。それが大事なんや。
下落をチャンスに変えたいですね。
記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。
応援よろしくお願いします。