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【ジム・クレイマー】マーケットが地固めをするのなら、あなたがやらなければいけないことは?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/3のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今週のマーケットの素晴らしい動きといったら信じられないほどや。財務省からの長期債売却に関する素晴らしいニュースに加えて、素晴らしい決算も相次いだ。穏やかにFOMCが通過して、Appleの決算もまずまずで、そして今日の雇用統計の数字がソフトだったということでまさにソフトランディングという状況。債券金利が更に下がったことで株価は続伸して、今日はダウは+0.66%、SP500は+0.94%、そしてナスダックは+1.38%とまたまた大きな上昇の日になったで。

 

今週は今年に入ってから最高の週だったんや。一週間で主要指数が5ー7%も上昇した。CNBC Investing Clubのメンバーの人は特にご存じと思うが、わいは先週とか先々週の下落の時にも、一目散にマーケットから逃げろとは言わんかったで。逆に粘り強く、マーケットから離れないでというとった。それはなぜならば、ピンポイントで今週のような動きに乗るのが難しいからや。いくら億万長者やアナリストがマーケットに悲観的なことをいって一般投資家をびびらせようとも、彼らはこういう時に何も責任をとったりしないんや。

 

わいはだから常々、トレードではなく投資をしようぜと言うとるやろ。資金を運用している時、トレードの運用で考えると、一年の中でのポジティブなパフォーマンスは、ほんの数週間で得られることが多いんや。それがトレードというものや。あなたはそれをピンポイントでとらえられる芸当ができるか?タイミングを外して損をするのがおちや。トレードではなく投資をするのなら、儲けることは多くの人に可能や。わいはそれを言うとる。

 

先週や先々週の総悲観論でポジションを全降りした人は今週の上がりには乗れなかった。いかにトレードが難しいかを物語っとる。再現性良くボトムをあてるのなんか不可能なんや。だからわいは一貫して投資をお薦めするんや。CNBC Investing Clubのメンバーの人やったらわかるやろ?わいは下落の時は粘り強く、ポジションを増やしとった。それが実るのがこの上昇ということや。ただ、ここでわいらは自問自答をしなければならない。このような素晴らしいブルの勢いが来週も維持できるのか?わいは今週のように上がるかどうかはわからんが、債券金利が今のレベルにとどまる限りは、マーケットの良い状況は続くんやないかと思うで。ということで、来週のゲームプランをいってみようないか。

 

まず月曜日には、素晴らしい石油・ガス会社であるCoterraとパーミアン盆地の石油生産者のDiamondbackの決算発表があるで。わいは両社とも好きや。Coterraはわいのファンドで持っとるで。あとは、車載半導体の王様であるNXP Semiの決算発表もあるで。On semiconductorが決算後に急落したが、NXP Semiは大丈夫なのかどうか、注目やで。車関係の数字として気に留めなければいけない決算や。

 

火曜日は注意が必要やで。まずはEmerson Electricの決算発表がある。この株もわいのファンドで持っとるんや。 National Instrumentsの敵対的買収をどのように進めていくのか、説得力のあるシナジーがいかに語られるのか。後は、ここのところで最大の成長企業の一つ、Celsius Holdingsも決算発表があるで。わいはこのエナジードリンク企業は、順調な、予想を大きく上回る数字を期待しとるで。そういう結果にならなれば一転して要注意企業になってしまうからな。

 

さて、今週債券金利が下落したから、これで銀行やホームビルダーのようなセクターがどうなるのか注目や。火曜日のDR Hortonの決算は耳を傾けないとあかん。彼らは、今週はまさにロケットのように急上昇したんやが、金利がピークに達したように見える今、家を大量に供給する準備ができているかどうかについて聞きたいで。わいはこの会社は前向きな姿勢を見せると思うんやが、どれほど前向きかは分からんのや。火曜日の引け後には2つの石油会社の決算があるで。DevonとOccidental Petroleumで、それぞれ異なる方向に進んどる。Devonはここのところ失望をうんできたが、OXYはウォーレン・バフェットによって追加購入されとるんや。まだまだバフェットはOXYにご執心のようや。決算はどうなるやろうか。

 

火曜日は後は、CAVAの決算もあるで。地中海料理のチェーン店やが、ここでは素晴らしい数字を出してくると思うで。あと、EVに対する向かい風が今起こっているが、その中でRivianがどういう決算を発表するのかも見てみたいで。水曜日は厳しい日になるかもしれん。大きな借金を抱えたWarner Brothersの決算発表があるが、継続的な借金返済と質の高い新しい番組の提供、そしてスポーツプログラムをきちんと維持できるのか、ここのところが注目であり心配や。

 

水曜日は更にRalph Laurenの決算発表もあるで。素晴らしい数字を見せて欲しいと思うで。あと、多くの人々がまだ、スナック食品が今後出てくる新しい減量薬の波によって損なわれるかどうかの推測ゲームをしとるが、水曜日に決算発表があるKellanovaがどうなっとるのか注目や。Kelloggが分裂してできた純粋なスナック企業として、Eli LillyはNovo Nordiskの減量薬がこれからまだまだ広がる中で食品業界はどこにいくのか、この決算から読み取ろうやないか。

 

水曜日は更にDisの決算発表もあるで。カンファレンスコールで彼らは大きな青写真を語る必要があると思うで。あとアクティビスト投資家のNelson Peltzの突き上げがどうなっているのか。あと、ARMの決算発表もあるが、決算後株価があがるかどうかはさておき、わいは素晴らしい数字を発表してくれると思うんや。特にガイダンスが信じられないほど素晴らしいものであることを期待しとるで。ARMはNvidiaのパートナーなので、AIについて確かな見通しを与えてくれるやろうが、PCと携帯電話にも大きく関わっとるんや。注目の発表やで。

 

水曜日は更にTake Two Interactiveの決算発表があるで。彼らが人気ゲームシリーズの最新作を出せるのかどうか、期待したいで。史上最も素晴らしいエンターテイメントフランチャイズの1つであるgrand theft autoの新作とかが聞きたいで。あと、水曜日と木曜日はFedのパウエル議長がしゃべるんや。IMF年次研究会議に出席するからな。彼は今週も多くしゃべったが、金融引き締めサイクルの終わりについてわいらは聞かんとあかん。今週の発言と矛盾することを言わないか、そして謎めいた部分を明確にするかどうか。まあでも、彼はインフレとの戦いに勝っとるんや。勝利を宣言するにはまだ早すぎるが、物事は明らかに変わりつつあるからな。

 

さて、木曜日は引け後にTradeDeskの決算発表があるで。GoogleとかROKUの広告ビジネスの素晴らしさを考えると、この会社の決算はモンスター級かもしれん。ただし、ここでの唯一の問題は、もうこの株が今週大きく上がってしまっとるということや。木曜日は更にIlluminaの決算発表があるんやが、これは注意が必要や。わいはこの株は再び失望を与える可能性があると思うで。そうなったらDanaherとかも結局だめなんやないかと改めて思う人が出るかもしれんが、わいはDanaherは買いやと思うんや。

 

金曜日はミシガン大学消費者信頼感指数の発表があるが、今の状況がどれぐらい悲観的かが知りたいで。まだまだ雇用は強いんやが、ネガティブな消費者感情を期待したい。結論やが、もしあなたががっつりとポジションを持っているのなら、この週も自信を持っていい週になるやろう。ただ、もう今週がはじまった時のような、マーケットは売られすぎの状態ではないんや。ここからもし株価が回復していくのなら、あなたがやらんとあかんことはなんや?それは、気に入らないポジションがあったら削ることや。わいは来週は今週のような強さは期待しとらん。着実にマーケットが地固めをするんやったら、あなたのポートフォリオで今一な株を処分する良い機会になると思うで。

 

 

来週も期待したいですね。

 

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