こんにちはマカベェです。
週明けびっくりしましたね。
先物が止まっていました。
何かと思ったらサーキットブレーカーが発動したんですね。
サーキットブレーカーは、市場の混乱を避けるために組み込まれた自動的な取引停止システムのことですが、S&P500がもとになっていてい、これが急落すると発動されます。
相場が急落すると、損切りとか利益確定売りが殺到して、売りが売りを呼ぶ事態になって下げ止まらなくなる恐れがあるので、あまりに下げる時は一時市場をとめて冷静になろうよというシステムです。
先物は5%落ちると取引停止になります。だから止まっていたわけですね。
市場が開いている時は、S&P500が前日の終値に対して7パーセント下落すると、取引が15分停止します。
その後、13パーセントの下落で再び15分停止します。
そして20パーセント下落すると、その日の取引がストップとなります。
月曜日の取引では7%を超えたので15分止まりました。
制度が作られたきっかけは、1987年のブラックマンデーらしいのですが、発動条件や取引停止時間が現行ルールとなった2013年以降では、今回が初めての発動らしいです。
歴史的な日だったのですね。
サーキットブレーカー発動後、取引は再開されましたが下げ止まらず、最終的に過去最大の下げ幅を記録しました。
その原因ですが、まず原油が下がりましたよね。
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が減産強化で合意に至らなくて、産油国が価格戦争に事実上突入したとの懸念が広がったということですね。
サウジの国営石油会社のサウジアラムコが、少なくとも過去20年で最大の値下げに踏み切ったりするということです。
OPECとロシアとの間での価格戦争が激化して、アメリカのシェール会社も大打撃を受けて、いくつかはつぶれるんじゃないかとジム・クレイマーも言っています。
そうでなくても新型コロナウイルスにより経済活動が停滞することが予想されているのに、原油価格の下落にものすごく拍車がかかりましたよね。
そしてコロナウイルスの猛威は増している状況です。
この状況で政府にやってほしい4つのステップを、ジム・クレイマーがMad Moneyで挙げています。
応援よろしくお願いします。