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【ジム・クレイマー】もしあなたが新しい現実に合わせて考えを変え続けなければ、取り残されるで!データドッグ!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

少し前まで、テクノロジー株が難しい状況にあると言われとった。ただでさえ高金利下で厳しいのに、決算をみすしようものなら、特に来期のガイダンスを下方修正なんてしようものなら、それはまさに死を意味すると思われとった。それは今でもその通りやが、ただ先週になってテクノロジー株はうなりをあげるように帰ってきたんや。そして今朝もテクノロジー株にとって良いニュースがあったで。誰も予想していなかったようなことなんやが、Datadogという面白い名前の小さなエンタープライズソフトウェア会社が、素晴らしくパワフルな数字を発表して、今日何と株価が28%以上も上がったんや。そんなこともあって、今日はダウは+0.17%、SP500は+0.28%、ナスダックは+0.90%と、ナスダックが一番上がった続伸の日になったで。

 

このDatadogとは何者で、どうしてテクノロジー株を今日牽引することができたんや?データドッグはクライアントのアプリケーションのパフォーマンスを注意深く観察して、データを保護するのを助ける会社や。今回の素晴らしい決算の数字で、特に来期と通期のガイダンスの大幅な上方修正で、アプリケーションとインフラ監視プラットフォームの需要がうなぎのぼりであることが示されたんや。グーグルクラウドはDatadogの既知のパートナーやが、やはりこのAIの時代にこういうビジネスが強いことが明らかになったんや。

 

ServiceNowやMetaやShopifyのような企業からの注文も急増しとる。それらの会社はそれぞれの自社の株価も今日は急騰させて、お昼頃には結局多くのテクノロジー株が、たとえAIやクラウド会社として間接的にしか評価されていない企業の株であっても、ラリーに巻き込まれたんや。すなわり、いわゆる「スマートマネー」と呼ばれる資金がテクノロジー株に対して賭けられたということなんや。AIやサイバーセキュリティのようなトレンドに対しては、各企業はこれらの問題に投資しなければ競争を勝ち抜くことはできん。もはやそこの核のところは、テクノロジー会社自体の存在そのものに関わることになったりしとる。

 

今サイバーセキュリティのリスクは信じられないほど高いままや。わいらはほぼ毎日新しいハッキングを経験しとる。今日はラスベガス・サンズのデータ侵害があったよな。サイトが侵入されていないことを確認するための監視が常に必要で、ここの分野でもAIの活用が求められとる。そういうことがすなわち、Datadogの得意分野や。Datadogは多くの顧客の名前を具体的には挙げんかったが、ある主要なフィンテック企業、コンビニエンスストア、フォーチュン500の企業が、この四半期にDatadogと大規模な契約を結んだと言うたんや。

 

さすがにDatadogの良さだけではテクノロジー株の巨大なラリーを引き起こすことはできん。まだまだ要素が必要や。今日、財務省が3年債を4.5%のレートで大量に売り出して、かなりのお金を調達したんや。多くの人はこの債券がおそらく5%程度で取引されると思っていたんや。なぜなら、先週は人々が債券を好まなかったからな。ただ、なぜ今人々はなぜこの紙切れを4.5%のレートでも買うのか?それは彼らが短期的な利回りがピークに達して、Fedの利上げも落ち着いたことを知っとるからや。

 

ちょっと先週の火曜日に戻ってみようやないか。わいらは先週の月曜日に株式市場が上がった後、火曜日の朝早くには多くの賢いと思われる人々が、株式市場が月曜日に高騰した唯一の理由は、ここまで売られ過ぎてきたからやということを声高に主張しとったんや。それ以外に株式市場が高騰する理由がないと主張しとった。その後も株式市場が上がるにつれて、何かが本当に変わったのかという懐疑的な見方が多かった。専門家たちは今の世の中は危険に満ちていて、そんな環境の中でどんな株にも多くのお金を払うのは愚かだと強調したりもした。ひどい戦争を二つ抱えて、イランに明白な軍事的対抗者を持って、膨大な予算赤字あって、影響力のない議会を持っている時に、事態が良くなることなんか認められない、と。

 

確かに時には、常にたくさんの悪いことが起きていることを認識する必要があるんやが、でもそういう状況でも株式市場はまだラリーを続けることができるということを認識することは大事なことや。世界はわいが生まれて以来、常に危険な場所やった。でも直接的にそれがAmazonやMicrosoftのような株をどのような関係があるのか。その上でDatadogが巨大なサプライズの上方修正を出した時、それは何を意味するんやろうか。ベア派の億万長者や過大評価されたストラテジスト、彼らは、株式はあなたが所有するには危険すぎるという考えに固執していたりする。でも結局のところ彼らはあなたのことなど気にしてないんや。彼はDatadogのことも気にしていない。なぜならそういうことは彼らにとっては小さすぎることやからや。

 

じゃあわいには何ができる?わいは朝のルーティンの一つとして、何の株が上がっているのかをチェックするで。今日の朝はDatadogに何かが起きていることが明らかやった。そうなるとDatadogに興味を持たんとあかん。そしてこれがセンターピンとなって、影響が他の株にも及ぶのか考えんとあかん。大局を見すぎる人は、時に状況の趨勢を見誤る。彼らは実際のCEOとしゃべることもしない。でもそんな彼らの意見を聞いて損をしても誰も責任をとってくれない。もしかしたら先週が株式市場にとって変革的な時だったのかもしれん。もしあなたが新しい現実に合わせて考えを変え続けなければ、取り残される可能性があるで。明日はどうなるのか、具体的には誰にもわからんが、もし下落したとしても、わいの今の見立てはこれから年末にかけて、そのような下落は売りよりもより多くの買いを促すやろう。

 

 

上昇が続きますように。

 

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