アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】今まで軽く見られていた株が暴れる時がきたかもしれん!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

皆さん、大々的に、わいらはもうFedと戦うことはない、という風になったで。だって今日FOMCの声明とパウエル議長の記者会見を聞いたところ、Fedはインフレよりも景気減速をより心配しているという風やったからな。ということで、今日はダウは+1.40%、SP500は+1.37%、そしてナスダックは+1.38%と大きく上昇した日になったんや。株式市場がポジティブな状況に適切に反応したということや。パウエル議長が経済がかなり減速したと言ったとき、それは良いニュースだと多くの人が思ったんや。それはFedが今や株を持っている人たちの味方になったことを意味しとるんや。

 

Fedはもはや敵ではない。経済がより遅いコースに留まると仮定すると、Fedは敵ではなくて、わいらの友人になる可能性がはるかに高くなりるで。そしてこの状況はまさにBullが待っていた状況なんや。まさにソフトランディングやないかということや。パウエル議長が示唆したことは、来年は複数回の、下手したら最大3回の利下げがあるかもしれないと言うことや。もうわいらは利下げの準備ができているということや。もし3回の利下げがあったらそれは、株式にとっては順調な航海を意味するんやが、どうなるやろうか。そうなったら債券は株式に対してすぐにその魅力を失うで。

 

いわゆるゴルディロックス状況になるんや。熱すぎず、寒すぎず、ちょうどブル派が望むように。そしてそれは確かに今日のマーケットの動きでわいらが見たものや。今日一番の株は住宅株と銀行株やった。テクノロジー株が一番ではなかったで。銀行株は最も大きな動きを示したんやが、これからの金利状況によっては、住宅ローン率、自動車ローン率、クレジットカード率が下がるので、銀行株にとって幸せな日々が来たと言っているようなものや。

 

ただ、ここからの立場を取るのに2つの方法があるで。一つ目は、グラスハーフフルバージョンや。コップに水が半分入っている時に、入っているところを重視して、半分も入っていると思う方法や。もう一つは、グラスハーフエンプティや。水が半分しか入っていないと思う方法や。金利だって捉え方次第や。Fedが引き締めを終えたと言っとるが、そして2024年に複数回の利下げがあるかもと言うとるが、でもそれは22年間で最も高い水準に金利を引き上げたためともいえるんや。

 

パウエルは記者会見でいろんな質問を受けたわけやが、ほとんどのレポーターはこの水にグラスが入っている時にどっちに思うか問題に固執するやろう。わいはグラスハーフエンプティの人々が大々的に何か言うかと思ったが、でもパウエルからはそのような悲観論は聞かれなかったんや。彼は、わいらがソフトランディングを達成したとは言わなかったが、でもわいは彼の代わりにはっきり言うで。わいらはソフトランディングを達成しつつある。だから今日明確なことは、金利がピークに達し、今やいくつかの株式にとって有利な風が吹いているということや。

 

今まで圧倒的だったインフレは、もはや重要ではなくなったんや。ただ、2つ目の見方というものがあるで。Fedが利下げの準備をしているのは、経済に何かひどいことが起こるのを心配しているからだというものや。多くのマネーマネージャーが実際にテレビに出演して、すぐにこのことに言及した。Fedは利上げでやりすぎた、経済はトラブルにある、リセッションはすぐに起こる、これが彼らの決まり文句や。一部の人は、経済が停滞するデフレのようであるとさえ言ったんや。わいはこれらの人たちがでも、何を根拠にいうとるのか全然わからんで。

 

ただ今日の良いニュースは、誰もが何かを購入していたことや。キーコープやウェルズ・ファーゴを買う人がおる。カーマックスのような中古車会社やボストン・プロパティーズのようなREITを購入する人々がおる。荒野の七人銘柄の走りが終わったということかというと、そうでもない。これらも上がっとる。さて、マーケットは7週間上昇していますが、すべてが上昇しとるわけではない。例えば銀行株とかがいつも好調なわけではない。

 

わいは銀行株は信じられないほど低いレベルで売られとると思うから、特に地方銀行の株とかはほぼすべて購入できると思うで。彼らの株価は今信じられないほど安いんや。Caterpillar株も安いし、Stanely Black and Deckerの株も安い。わいのファンドでこれらはもっとるが、彼らは今、あまりにも安いんや。そして今のところ、テックのソフトウェア、ハードウェア、サイバーセキュリティ、インテリジェンスなど、減速に耐える傾向があるすべてのもので大金が稼がれとる。

 

ただわいはここであえて言いたい。今はバンク・オブ・アメリカやJPモルガンが輝く時で、自動車が購入され、ディープシクリカルが狂ったようにリバウンドする時や。テクノロジー株では大金がすでに稼がれていつが、他のセクターはそうではない。わいはいざとなれば、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴを好むことをここで宣言しておきたいと思うで。結論やが、ここまでテクノロジー株を中心にいくつかのセクターで簡単にお金を稼ぐことはできたんや。そして今、他のセクターが輝く時かもしれん。軽く見られていた株が、この先ソフトランディングがくるとなると、シートベルトが外されたがごとく暴れるかもしれん。

 

FOMC後の動きが凄かった。

 

記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!