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【ジム・クレイマー】荒野の七人銘柄の入れ替えを提案したい!このテクノロジー銘柄を外して、この製薬銘柄を入れよう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの1/22のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

Magnificent 7、いわゆる荒野の七人銘柄と言われる株についてはここまで何度も話してきたが、今彼らは7人組から6人組になったんやないか、それがわいが今感じていることや。そうや、一つはもう荒野の七人銘柄としてふさわしくないんやないか。誰のことや?それはTeslaのことや。今日はダウは+0.36%、SP500は+0.22%、そしてナスダックは+0.32%と続伸の日になって、ダウもSP500も新高値を更新していく中で、わいは荒野の七人銘柄の再編を考えるべきだと思っとるんや。

 

わいは軽い気持ちでTeslaは荒野の七人銘柄にもはやふさわしくないんやないかと言っているわけではないで。わいはイーロン・マスクの仕事をとても尊敬しているし、Teslaも尊敬している。でもなぜTeslaが荒野の七人銘柄から去らなければならないのか?スケールがふさわしくなくなってきていると言わざるを得んからや。今時価総額は6630億ドルで、荒野の七人銘柄にふさわしい兆ドルレベルからかけ離れてしまったからや。Teslaの株は年初来で16%も下落しとるしな。

 

荒野の七人銘柄で最も対照的に際立っているのはなんや?それはNvidiaや。今年に入ってもう21%も上昇しとる。他の5つも今年ということで言うと全部プラスや。Teslaだけが大幅なマイナスで、下落が止まらないんや。注目は2日後にあるTeslaの決算で、そこで実際にどのような数字がでるかということやが、EVビジネスがピークに達してしまっとることがわかるかもしれん。そうなっても太陽光事業がそれを補うことはできんやろう。過去数ヶ月で、Teslaの多くの問題が語られてきて、それらを見て見ぬふりをするのはますます難しくなってきとる。

 

中国マーケットでの販売減少や、BYDが第4四半期の販売で最大のEVメーカーとしてTeslaを追い抜いたこと、アメリカでの販売が飽和してきているのではないかという可能性、値下げによってどんどん利益率が下がっていること、ピックアップトラック部門も激戦が予想されること、等々や。レンタカーのハーツが大量のEVを処分してまたガソリン車に回帰しとるように、EVはわいらが思っていたように価値を保持しないし、コストも高いことが皆の共通理解として行き渡り始めとる。

 

そんな時期に、前のMad Moneyでも言うたが、イーロンマスクが今のほぼ倍の株を持つ必要があると言ったことは、わいには強引すぎるようにうつるで。彼は彼の戦いを続けるやろう。最終的には、もっと多くの充電ステーションが行き渡るまで、あるいは車のバッテリー性能がもっと上がるまで戦い続けるやろうし、EVへのさらに大きな政府の補助金があればええなと思っとるやろう。わいはそれを挑戦と呼ぶ。繰り返すがイーロンマスクもTeslaという会社も素晴らしいと思う。ただ、彼らが普通の内燃ガスタンクの2倍の効率のバッテリーを開発できれば別やが、それがすぐに起こらないとなると、荒野の七人銘柄としては厳しくならざるをえないんや。

 

荒野の七人銘柄を構成するには成長企業でなければならないが、今のTeslaは成長の一時停止に直面していると言える。荒野の七人銘柄の基準はとても高くて、だから今やTeslaはこのくくりから除外されてもええと思うんや。じゃあTeslaが去った後はどうする?新しい銘柄を一つ加えるべきやろうか?それともそのまま、Super Sixとして六銘柄でやっていくべきやろうか?わいは残りの六銘柄については心配してないんや。さっきも言うたが、Nvidiaの最近の上昇は素晴らしいで。今日はMelius Researchから、Nvidiaがどれだけ上手くやっているかについての素晴らしいレポートが出たんや。

 

レポートによると、多くの人々はNvidiaのハードウェア側だけのポテンシャルしか見ていないため、バリュエーションがとても低いままで抑えられとるということや。でもNvidiaのダイナミックな様々な企業とのビジネス関係においては、ハードだけでなくソフトウェアのところも素晴らしいんや。AIエンタープライズソフトウェアやDGXクラウドのところや。DGXクラウドを使用する人々が実際にどんどん成功していて、今週決算があるAmgenとかServiceNowだってそうや。

 

もうNvidiaという会社そのものからのハロー効果があるほどや。ハロー効果というのは、顕著な1つの特質に影響されてそっちに評価が引っ張られてしまうことや。CMで好感度の高い人が宣伝をしていたら、そっちに評価が引っ張られてその商品も良く見えてしまうという感じや。Meta PlatformsがNvidiaの半導体を大量に購入するというニュースが出た時、Metaの株は爆上がりしたやろ?そのうちGoogleだってAmazonだって、どれほど巨大な良い会社だって、Nvidiaと組むニュースでどんどん上がっていくかもしれんで。それほどNvidiaの存在感がいい意味で高まっとるんや。

 

Microsoftは実際かなり早い時期からNvidiaとビジネスをやっとって、今やAIのcopilotでどんどん儲けとる。Amazonは最近広告ビジネスが好調やというレポートが出たで。AppleはVision Proで勢いづいとる。これは先週予約開始されたんやが、週末だけで予約注文はすでに180,000件と言われとる。すごい勢いや。AlphabetにもMetaにもわいは心配してないで。彼らはまだ素晴らしいと思う。じゃあSuper Sixのままでええと思うか?こんな素晴らしいグループに参加できるとしたら誰や?Teslaが外されたとしたら、後釜に座れる銘柄はあるか?

 

わいは新しい銘柄を提案したいで。それはEli Lillyや。この製薬会社は糖尿病のためのMounjaroという薬や、肥満のためのZepboundという薬を売っとるんやが、わいはこれらは歴史上最も売れる薬になるかもしれんとずっと前から言い続けて来とるやろ。今これらの薬は週に一度の注射が必要なんやが、他の企業が月に一度の注射ですむものを開発していて、Eli Lillyもそれに取り組んでいるし、他の企業が錠剤形式で口からのめる経口タイプのものも開発しようとしていて、この分野は激しくなる競争と共にますます拡大していくやろう。

 

その競争の中で、Eli Lillyは他の製薬会社にはない2つの特性があるんや。一つ目は巨大な新しい工場が稼働し始めていて、大量にじゃんじゃんGLP-1受容体作動薬を現に今作っているということ。二つ目は既にFDAの承認を得ていること。ノボノルディスクを除いて他の製薬会社はこれからであり、ノボノルディスクに関しては生産能力においてははるかに高いものをもっているEli Lillyは、競合他社に対する大きな優位性を持っとるんや。わいらの時代の最高の投資家の一人であるKen Langoneは最近Squawk Boxという番組に出演したさい、Eli Lillyが史上初の1兆ドルの時価総額を持つ製薬会社になるやろうと言うたんや。

 

今Eli Lillyの時価総額は約6000億ドルなんやが、Ken Langoneは素晴らしい投資家であり、医療分野に詳しくて、彼の言葉は傾聴に値するで。時価総額6000億ドルでまだのぼっていくやろうEli Lillyと時価総額6630億ドルで成長が止まったように見えるTesla。どちらがええかはわいには明らかに見える。まだ小さい可能性として、今週のTeslaの決算が爆発的にいいかもしれないから、結論を今出さなくてもええかもしれんが、どうなるやろうか。Eli Lillyの決算は2/6やから、こっちにも注目や。

 

結論やが、わいは今は荒野の七人銘柄の再編成を考え始める時が来たと思うんや。Eli Lillyは新高値を更新しづけていて、一方Teslaは2021年の新高値からほぼ半値になっとる。このトレンドがすぐ消えるとはわいは思わんで。繰り返すが、時価総額6000億ドルでまだのぼっていくやろうEli Lillyと時価総額6630億ドルで成長が止まったように見えるTesla。Teslaの衰退を無視することも、Eli Lillyの進展を無視することも、事実を無視することと一緒や。わいには荒野の七人銘柄にふさわしい銘柄は明らかなように見えるが、どうやろうか。時期尚早化もしれんから、これからの決算に大注目していこうやないか。

 

 

TeslaもEli Lillyも両方持っています。

 

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