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【ジム・クレイマー】この日のApple株の動きからわかること!Googleは大丈夫なのか!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの2/27のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

コップの中に水が半分入っていて、それが半分も入っていると思うのか、半分しか入っていないと思うのか、思いようで変わってくるよな。今のマーケットはそういう視点を持つことが大事かもしれん。今日はダウは-0.25%、SP500は+0.17%、そしてナスダックは+0.37%だったんやが、冒頭の視点において今日特に注目だったのがAppleや。Appleがかねてから開発していたEVのビジネスを中止する方針を固めたということがニュースになったよな。EV開発のプロジェクトは10年にわたって続けられとったんやが、このニュースがあった後まずApple株は下落したんや。

 

結構な下落幅で、大型株にとって大きな動きになって、うわっと思っとったんやが、その後Apple株は反発して急上昇したんや。結局今日は+0.81%で終えたで。驚くべき逆転や。AppleCarの開発中止で、Appleへの夢が絶たれたと思った人もおったやろう。未来の種がなくなったと思った人もおったやろう。でもその一方で、AppleCarに割いていた人員をAIに振り分けられたらより経営効率が良くなって成果が出るんやないかと思った人もおったやろう。同じ事象に遭遇して真逆のことを思う、まさに半分も水が入っていると思うが、半分しか水が入っていないと思うかの違いや。

 

結果的にApple株のポジティブな人の動きが今日は勝ったわけやが、Appleを買った楽観的な人々はこの会社が効率を重視していることに気づいたと思うんや。AppleCarのような先行きが明るくないプロジェクトは特に今、Generative AIに経営資源を集中すべき時には閉鎖される必要がある。わいはEVよりもAIに投資する方がええと考えとるで。効率といえばがらっと変わったのがMetaのマーク・ザッカーバーグや。メタバースにどんどんお金を使っとったのを、ある時を境に効率化に舵を切って、そこから株価はモンスターランを見せたんや。

 

Vision Proも大丈夫かという声も聞こえてくるが、わいはかなり大きなマーケットに育つ可能性があると思っとるで。そしてそれは確かにEVよりも重要やと思うんや。わいは別にEVビジネスに反対しているわけではないが、わいが今Appleの経営者やったら、今、EV開発よりもより良いお金の使い道があると思うで。効率という意味で言うと、さっき言及したMetaだけではなく、Amazonだって、より少ない労力でより多くを行い、パッケージをより安く、より早く届ける方法を見つけ出しとる。その絶え間ない効率化への執念が株価の上昇につながっとることもあるんや。

 

さて、効率性という意味で言えばわいが進展を見たいのはGoogleや。ちなみにわいはこの会社のことをAlphabetとあまり呼びたくないんや。なぜなら、彼らはティッカーシンボルを変更せず、しかも多くの人がこの会社をただGoogleとよんどるからや。さて、ここで考えてみてほしいんやが、Googleの広大な知的遊び場に埋もれているビジョンはいくつあるやろうか?まず、Fitbitが埋もれとると思う。本当にこのトラッカーはGoogleが時間を費やすべきものなんやろうか?

 

Googleは一時期、2つの異なる競合する健康イニシアチブを進めとった。わいは別に冗談で言うてないで。同じ会社で競合のものを進めていたりしたんや。ていました。2018年に一つを始めて、でもその部門はその後Cernerへと移り、Googleはこの部門を解散したんや。なぜなら、その時彼らはすでに健康とライフサイエンスに特化した別のビジネスを持っていたからや。かようにこの会社は無駄ということに関しては意識が低い。自動運転部門のWaymoはどうなっとるんや?

 

わいは自動運転車が未来への道に確かに存在するものであることを信じとる。ただ、未来への道ではあるかもしれんが、現在進むべき道なのかどうかが大事なんや。Waymoにどれだけのお金が使われてきたか、これからどれだけ使われるか。荒野の七人銘柄の中でPERが最も伸びないのはGoogleの効率性がその7銘柄の中で最悪のものかもしれないからや。GoogleはNFLのサンデーチケットパッケージを引き継いだが、YouTube TVで燃え尽き、その際にそれを最大限に収益化することを何もしなかった。

 

彼らはいいアセットを手に入れても、最大限それを使わない歴史がある。ぼやぼやしているうちに他の会社に追い越されていく。今この番組を見てくれている人の中に、ChatGPT、もしくはMicrosoftのCopilotを使うがあまりGoogle検索をあまり使わなくなった人はおらんか?多くの赤字部門を持つGoogleにわいらはこれからも目をつぶって投資するべきなんやろうか?それともMetaのようにある時点で効率化に舵を切るんやろうか?何の成果も生み出していない多くの部門と、NFLサンデーチケットのように放置されている貴重なフランチャイズを何とかする時がくるんやろうか?

 

わいはGoogleが、Appleが今日行ったこと、すなわち不採算部門を整理することをただ行えば、その株価は劇的に高くなると思うで。わいはGoogle株の上場から10年間、この株の支持者やった。ただ、この前の週末のCNBC Investing Clubの年会で、わいは「もう彼らが誰であるかわからない」と言うたんや。彼らのドローン事業を覚えとるか?気球はどうや?Fitbitは跳ねないし、広告ビジネスはトレードデスクほど良くない。日の目を見ないかもしれない自動運転ビジネス。Generative AIからますます攻撃を受けている検索ビジネス。そして多くの訴訟を抱えている。

 

結論やが、真の問題は、Googleを運営している人々も彼らがどこに向かっているのか知らないことかもしれん。彼らには効率化へのかじ取りがひつようや。何千もの従業員と、芽が出ないであろう多くのプロジェクトを整理する必要があると思うで。今みんな、実際にいくらかのお金を稼いでいるかに焦点を合わせとるんや。効率化がカギなんや。そのことを改めて今日のAppleの動きが教えてくれたんや。

 

 

アップルカーは、なんか夢があったのにな。。。

 

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