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【ジム・クレイマー】新・産業革命を支える銘柄!ポテンシャルは皆にまだまだ把握されていない!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの3/18のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

AI革命だとか何だとか言ったって、まだまだ全てに時間がかかりすぎとる。そのことでまだ十分な高みに届かない。その状況を一手にひきうけて何とかしようとする会社が、ここまでわいがさんざん話題にしてきているNvidiaや。NvidiaはAIに関わる全てのものの土台や。Nvidia無しには全てが絵にかいたモチになってしまう、それぐらいのもの凄い会社や。ただ一つ問題があるとしたら、わいがさんざん昔から言ってきているにもかかわらず、まだまだNvidiaはひどく誤解されているということや。

 

なぜ皆はNvidiaのことを把握できないのか。なぜなら彼らのビジネスの具体的なところのほとんどは、いろいろな企業とのパートナーシップによって隠されているためや。彼らが何をしているのかをスプレッドシートにまとめるのが難しいのは、エンタープライズが評価して使用する会社だからに違いない。さて、わいは今サンフランシスコに来とって、背後にはベイブリッジが見れると思うが、なぜこのテクノロジー会社の聖地に今いるかというと、いろいろなCEOに直に話を聞くためで、特に今日からはじまったNvidiaのGTCをきちんとフォローするためなんや。

 

今日はダウは+0.20%、SP500は+0.63%、そしてナスダックは+0.82%とプラスの日になったが、だからといって全てが良い動きだったかというとそうではなく、特に引けにかけて株価が下落しているところはわいは気に入らんで。さて、Nvidiaの評価が難しいという話に戻したいが、この会社の時価総額が、Microsoftの3.1兆ドルやAppleの2.7兆ドルを超えているべきなのか、それともAlphabetやAmazonのような1.8兆ドルレベルがお似合いなのか、それとも現在のNvidiaの2.2兆ドルの価値が適正なのか、どうやって判断したらええんや?

 

GTCが全てを教えてくれるんか?答えはイエスでありノーや。Jensen Huangは世界がどのようにしてがんを治療し、気候変動に打ち勝ち、海のプラスチックを分解するかにおいて、どれほどNvidiaが貢献しているのかを語ってくれるで。ただ、投資家たちは、興奮を呼ぶ利益の数字やガイダンスの上方修正を切望しとる。でもJensenはそういうことに言及するのがGTCでの目的ではないで。彼がやったのはNvidiaの進化を語ったこと。いかに、Nvidiaという会社がコンピューティングを民主化したか。

 

FORTRANやJavaやPythonなど、わいら大多数が見たくもないようなコードの必要性を取り除いて、誰でも何でもできるようにする。彼が目指しているのはそこのところで、それはすぐにEPSの成長に転換できるものではないんや。だいたい目立つ会社、話題になる会社というのは、わいらにイメージしやすい商品が既に提示されとることが多い。例えばMicrosoftはクラウドインフラストラクチャビジネスがあって、Officeは全員使っとるやろ?Appleの全ての製品が顧客に大人気なのは説明の必要がないやろう。Alphabetだって、もはや子供たちが宿題をやる時にGoogle検索は欠かせなくなっとる。皆Amazonでの買い物をどれぐらいしとる?めちゃめちゃしとるやろ?

 

対照的にNvidiaはどうやろうか。姿が見えにくいと思わんか?それはやっぱりこの会社がエンタープライズ向けにビジネスをしているからで、一般の人々が直接関知しない、舞台裏での活躍が主なビジネスをやっとるからや。わいはそれが昔から気に入らんかった。何とかして多くの人にこの素晴らしい会社の価値を伝えたいと思っとった。もっと一般に浸透しやすくしたいと思った。だからわいはわいの犬の名前をNvidiaにして、もっとこの会社の名前を親しみやすくしたんや。そういう甲斐があって、今では多くのNvidia株で大きな利益を挙げた人たちが、わいのおかげだとお礼を言ってくれるようになっとる。

 

さて、GTCではAI向け旗艦チップの「ブラックウェルB200」が発表されたよな。従来製品より最大30倍高速ということや。B200のトランジスタ数は2080億個で、従来製品の800億個の2倍以上や。ソフトウェアツールも発表されて、半導体だけではなくてシステム抱き合わせてよりパッケージ化したものを売っていくやり方が見えるで。具体的にどれほど凄い発表があったのかは多くの他のメディアでも話題にされとるし、わいも明日以降のMad Moneyでも語っていきたいと思っとるんやが、わいが今ここで強調したいのは細かい技術的なことではないんや。

 

実際GTCで発表されたものの中にはAIの使用方法についてのものもあって、そういうことは革命的すぎてわいがここで議論することさえ困難だったりする。Jensenがそれをより良く説明しようと試みるときでさえ、Appleの新しいVision Proのためにプログラムを書くことができるように、プログラマーに稲妻のように速いツールを提供したというような、例を挙げながらでしか、わいらのような人にわかるように説明することはできん。そういうことも相まってさっきから言うとるが、Nvidiaがエンタープライズビジネスでどのように市場価値を2.2兆ドルまで引き上げることができたのか、理解しづらくても当然というものや。

 

まあでもざっくり言うと、AmazonだってMicrosoftだってGoogleだって、彼らのクラウド、データセンターの命と言えば何かというと、スピードなんや。ということは皆、例外なく、NVIDIA製の高性能チップの巨大なクラスターを使用する必要があるということや。そうでなければ競争に負けてしまうということなんや。Nvidiaはすべてを速くする。ただそれがどれほどのことか、実際のところはあなたがコンピューティング速度やワークフローに基づいて構築された非常に大きな会社のトップにいない限りは、本当にNvidiaの価値を理解することはできないのかもしれん。

 

Amazonが顧客の求めるものを瞬時に選び出したり、Microsoftのコパイロットが質問に答えながらビジネススキームを簡素化することができたり、そういうことを実際にデザインしている人のみが真の意味でNvidiaの半導体の切実な必要性を認識しとる。スーパーコンピュータを扱っとるDellだって、ハッカーと戦い続けるCrowdStrikeだって、それらのビジネスの最前線に立ち人はNvidiaの凄さを真の意味でわかっとるやろう。ただ、彼らの声は聞こえづらいし、Nvidiaの本当の凄さは一般消費者向け商品には現れないからわかりにくんや。だから多くの人にとってまだまだNvidiaが理解しにくい会社なんや。

 

だから今日はNvidia株は0.7%上がったけれども引け後に時間外で1%以上株価が下がるなんてことがおこる。わいはだから今日発表された技術的なこととかはおいておいて、最も重要な核の部分だけをはっきり言うておきたい。もはや非常にシンプルな話としていいたいんや。結局Nvidiaが今行っていること、そしてこれからも行っていくことの総和は、何を生み出すんや?ずばり言うと、生み出すのは次の産業革命なんや。産業革命はいつもどういう時におこってきた?物事のスピードを飛躍的に早めることができたとき、そしてそのことによって莫大な時間が生み出されたときにおこってきたやろ?

 

Nvidiaはわいらがより賢く、より良い答えにどれだけ速くたどり着けるかについての全てや。そこのところ、文字通り全てを担う存在といっていい。従来一カ月かかっていたことが一日でできるようになる。一年かかっていたことが一カ月でできるようになる。1000人のソフトウェアエンジニアが必要だったことが、たった一人でできるようになる。Nvidiaは時間を創り出す。そのことによって、わいらが思いもしなかった発明の誕生をこれから無限にサポートしていくことになる。まだまだ人類は遅すぎて、コストがかかりすぎて、または単に十分賢くないかもしれん。そこのところの殻を大きく破ることになる。

 

わいはこれからまだまだ明らかになるAI革命というものが、機織り機や蒸気機関、ジェットエンジン、マイクロプロセッサ、そういうものでたびたび産業構造が変わって来た、そのどの時よりも大きなものやと思うで。もしからしたら今までの進歩全部をひっくるめたものよりも大きいかもしれん。結論やが、Jensen Huangには特別な才能があるのは明らかや。たとえあなたが彼の才能とその産物であるNvidiaの製品を自分で買ったり使ったりすることがなくても、わいのこの平易な物言いで言うたことがあなたに届いてほしいと思う。わいは改めて言うで。Own it, don't trade itや。

 

 

Nvidiaはこれからも期待ですね。

 

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