こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/19のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はもの凄い対照的な動きを見た日やったな。ダウは+0.56%と上昇したんやが、SP500は-0.88%、そしてナスダックはなんと-2.05%と大きく下落したんや。この週はSP500にとっては2023年3月以来の最悪の一週間になって、ナスダックにとっては2022年11月以来の最悪の週だったんや。非常に明確にいい株と悪い株がわかれている。テクノロジー株ではない、非テクノロジー株はまだ素晴らしいパフォーマンスを見せとるが、テクノロジー株は全然あかん。だから、今テクノロジー株を買い始めることは決してお薦めしないし、非テクノロジー株においても誰がうまくやっているか、注意深く見ていかんとあかんのや。
イスラエルがイランの大きな目標を攻撃しなかったからといって、全てがOKということには決してならない。今は、個別株や特定のセクターを買うには非常に具体的な理由が必要になる時や。そしてそういう理由を見つけるのがほとんどできないような時や。テクノロジーとは関係のない昔ながらの大型株はまだええかもしれんが、テクノロジー株自体はひどい状態や。今はテクノロジーセクターに飛び込むことを避ける必要がある。別に持ち株を全部売り払えといっているわけではなく、このグループが落ち着くのを待つべきだということや。
さて、来週は注目決算が目白押しの大きな週やが、ゲームプランを見ていくにあたって、まずは金曜日から始める必要がある。そうや、この金曜日の数字が一番の注目なんや。個人消費支出指数PCEの発表があるで。これはFedが好むインフレ指標で、もし数字が高すぎたりしたら、そこまでの決算が例え良くて株価が上がっていてもその上がりは吐き出されるやろう。数字が低ければマーケットは落ち着くかもしれんが、どうなるかはわからん。ただただ、重要な影響がある数字だということだけ確かや。
後は注目決算を月曜日から言っていきたいわけやが、今はテクノロジー株以外の株は過剰に売り込まれているわけではないで。むしろうまくいっとるんや。まず月曜日はVerizonの決算があるが、この株は前四半期から好調で、CEOのHans Vestbergの手腕がビジネスに実際の成長をもたらしとる。月曜日は更に2つの製鉄会社、NucorとCleveland Cliffsの決算もあるで。前者はFedの利上げにも関わらず素晴らしい株で、後者はUSスチールの日本製鉄による買収がどうなるかを虎視眈々と狙う、買収志向の会社や。両方とも非常に強力な動きをしていて、これはええことやで。
火曜日はまずGMの決算があるんやが、今わいはこの株が好きやで。GMはS&P 500全体で2番目に安い非金融株なんや。CEOのMary Barraがどれだけうまくやっているか、そして自社株買いの規模がどれほど大きいかに注目しとるで。持っとる人は長期保有すべきと思うで。後はGE Aerospaceの決算もあるで。CEOのLarry CulpはGE Healthcareを切り離し、GE Velnovaを切り離し、美しい分割を成し遂げた張本人やが、ここでなぜGE Aerospace単体が良いのか、理由を示さんとあかんと思うで。そしてわいはは、彼がそれを示さすことができる方に賭けるで。
火曜日は更にRTXの決算発表があるで。エンジントラブルとリコール問題から驚異的なカムバックを遂げたんや。あの下落の時は実際は買い場だったということがわかったで。株価はすっかり戻り、さらに上がっとる。この先はどうなるのか注目しようやないか。後はKimberly Clarkの決算もあるんやが、最近CEOとしゃべったんやが、Michael Hsuは番組では話していないコスト削減のための再編を行っていて、わいはもしかしたらKMBの大きな上昇の始まりがあるかもしれんと思っとるで。決算の前でも後でも買ってええと思うんや。ターンアラウンドは本物だと思うで。
火曜日は更にSpotifyの決算もあるで。この企業のビジネスモデルはサブスクリプション型で、そういう定額収入が手堅くてわいは大好きや。素晴らしい株価の上がりを見せとるよな。火曜日はあと、Teslaの決算もあるんや。ここ数ヶ月、この会社に関しては否定的なことばかり聞いていて、実際の損失からキャッシュフローの劇的な減少まで、すべてが弱いようや。どうかこの会社のうりが、自動運転だけではないことを願っとるで。Teslaの窮地からの出口はどこにあるのか、わいにはまだわからん。でも一つわかっていることは、イーロン・マスクはわいよりずっと賢いということや。
水曜日はBoeingの決算があるで。問題だらけのこの会社がどうなるのか。彼らはスピリットエアロシステムズを買収して、そしてここから品質をどう立て直すのかの計画をきちんと立てる必要がある。これまでの通常運転のビジネスではもはや通用しないで。水曜日の正午にはCNBC Investing ClubのMonthly meetingがあるから楽しみにしてほしいで。後はテクノロジー株の決算もある。Meta Platformsの決算では、マーク・ザッカーバーグはただただいい数字を発表する必要がある。でもテクノロジー株に対する逆風が強い今、どうなるやろうか。もしかしたら水曜日までには状況が変わっとるかもしれんけどな。
水曜日はテクノロジー会社がもう一つ、ServiceNowの決算もあるんや。CEOのBill McDermottは素晴らしい結果を出すと信じとるで。彼は素晴らしい結果の配達人やからな。多くの人が大したことのないAIについて性能以上に自慢するが、Billはそうではないんや。彼のクライアントは彼を信頼して、GenerativeAIプラットフォームを導入するんやが、それはBillが、AIがどのように彼らの会社の利益に直ちに役立つかを示すことができるからや。良い数字を期待しとるで。水曜日は最後にChipotleを挙げておきたいで。既存店売上高も成長しとるし、店舗数も成長しとる。多くのお金を稼いどるで。
木曜日はまずCaterpillarの決算があるんや。株価は順調に上がってきたが、これが続くがどうかがわかるで。これまで疑ってきたアナリストをねじふせてきたが、ここからはどうやろうか。ちなみに、この株は決算直後の動きがしばしば間違った動きになることがあるから、注意して落ち着いて値動きを見極めるんやで。後はここまで大きく上がってきたから株価には休息が必要かもしれんということを覚えておいてほしいで。後はMerckの決算発表もあるが、CEOのRob Davisの下で頑張っている会社で、彼が心血管疾患、免疫学的疾患、さらには彼の抗がん剤ポートフォリオに関して、新しい薬の申請について驚くべき話をすることに賭けるで。
木曜日の引け後には巨大テクノロジー会社の決算があるんや。MicrosoftとAlphabetや。前者のMicrosoftには高い期待が寄せられとる。この会社はビジネスの巨人であり、AIを含む驚異的な統合をオフィスで実現しとるからな。もうすぐあなたのPCにもCoPilotボタンがくるで。一方でAlphabetの方は広告ベースのビジネスモデルで、安定性が低いかもしれん。もしかしたら新しいAI製品で変わるかもしれんが、注意が必要や。どちらにせよ今はテクノロジー株は厳しいということは頭にいれとかんとあかんで。
最後に、金曜日やが、PCEの発表に注目するほかは、石油会社の決算発表があるんや。ExxonとChevronや。ロシアとウクライナの戦争や緊迫する中東情勢から生じる高い原油価格をうまく利用できているのかどうか。注目しようやないか。ということで結論やが、わいはこの週もタフな週になると思うんや。売り手があなたの頭を吹き飛ばそうとする雰囲気の中で、乗り切るのが大変な一週間になるかもしれん。特にテクノロジー株に対してはそうや。金曜日のPCEを見るまで心の冷静さを保とうやないか。今はテクノロジー株は避けるべき時や。買いたければ退屈な優良非テクノロジー会社を買うべき時なんや。
テクノロジー株には厳しい時ですね。
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