アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】この3人を信頼することでお金が儲かる!批判者があなたに何をしてくれるというんや?【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/11のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

ウォール街では信念を持つことは実は難しかったりする。なぜならわいらは株式市場では、他のどの世界よりも疑い深くなりがちやからや。常に騙されているんやないかと訝しがっていたり、どうせ嘘をつかれていると思っていたり、時には完全に騙されていると思っていたりする。そんな中で、やっぱり信頼することが儲けにつながるということをわいは今日は説明したいと思う。今日はダウは-0.01%、SP500は+0.74%、そしてナスダックは+1.68%だったんやが、そんな今日、わいはわいの信頼を勝ち取っている三人の話をしたいと思うんや。わいはこの三人に対する信頼が今、マーケットで大きなお金を稼ぐ鍵であり、でも多くの人がそれを見逃していると思うんや。

 

まず、三人のうちのはじめの一人、パウエル議長について話そうやないか。彼は全然彼の功績に見合った評価がされてない人や。常に多くの人にただ疑われているかのようや。そのことがただただ愚かや。パウエル議長は政治の圧力に屈しない正統性のある人物や。そして彼は自らの功績だったりを最も宣伝をしない公人でもある。一生に一度の出来事といっていいほどのインパクトがあったCOVIDのパンデミックがあって、政治家たちがお金をじゃぶじゃぶ気にせずに使ったとき、彼はそれを必要なことだと受け入れた。

 

でも、パンデミックがコントロール下にあると気づいたら利上げを開始して、11回もの利上げを行い、インフレをなんとか抑えようとして、経済が再び正常に戻るたびに締め付けを続けなければならたなったんや。利上げをやり続けたら経済にマイナスの効果が出ることが明らかやった。株式市場が落ち込むことも明らかやった。でも彼はきちんとやり遂げたんや。その甲斐あって現在、インフレは劇的に冷え込んどる。ただまだ高すぎる状態で、また、あまりにも強い雇用市場がある。今の状態は利下げを正当化するには強すぎる。だから、パウエルは現状維持を決めこみ、何が起こるかを見とるんや。そのことに全く問題はない。失業率が非常に低いから、彼は時間を稼ぐ余裕がある。

 

これ以上彼に何を求めるというんや?彼はビジネスにとって良い、非常に前向きな状況を作り出して、様子を見ているところで、しかもなんかまずいことになったら利下げで経済を救う準備もできている。それ以上何を望めばええんや?でも残念ながら、パウエル議長はわいが値すると思うような信頼を得てないように見えるんや。そしてその部分的な理由は、Fedの委員達があまりに自由な発言を頻繁に行っていることにあると思う。その結果、彼の同僚たちが公然と彼のすべての動きと同調していないように見えてしまい、それがFedの委員達の意図ではないにしても、メディアが常に彼らのコメントを拡大解釈して、よりエキサイティングな見出しを生み出すための偽の論争を引き起こすため、そう見えてしまうんや。

 

幸いなことに、パウエル議長は肝が据わっとる。厚い皮膚を持っとる。でも今の状況の、多くの懐疑論者がいるということが、難しい道のりを作り出しとるで。昨日のCPIは過熱した数字やったやろ。ああいう数字でまた、パウエルの批判者たちがイデオロギー的に違う誰かにFedの議長を交代させたいと望むことすら増幅してしまったりする。これは不健全な状況や。ただ、わいがここで強調したいのは、そういう雑音や騒音を無視して、パウエル議長を信じていれば、ここのところは大金を稼ぐことができているということや。パウエルを疑って、彼が経済を壊すと思っていた人は、ずっと低いレベルで株式市場を諦めてしまったことやろう。そうしたら今の大きな上がりもとれていなかったやろう。パウエル議長は真の男や。彼は信頼に完全に値する男やで。

 

さて、信頼すべき二人目にいってみようやないか。これは皆も予想がつくよな。NvidiaのCEOのJensen Huangや。ここのところ、Amazon、Alphabet、その他のAI主要プレイヤーが自社のチップを開発することで、Nvidiaへの依存度を下げようとしているという話がでとる。後はIntelが競争力のある製品を出すというニュースもあったよな。AI処理に特化した最新チップ、Gaudi 3や。大規模言語モデルのトレーニングを、NVIDIAの主力GPU「H100」の2倍近い速度で実行できるという話や。

 

このニュースはNvidiaの株価を下落させたわけやが、わいはそもそも前回Jensen Huangにインタビューしたとき、これらの競合他社との競争について何度も直接尋ねたんや。わいが尋ねたら毎回、彼はいくつかのことをはっきりとさせたんや。まず1つ目は、自社のチップ開発をしているAmazonやAlphabetのような会社が現在でもNvidiaの素晴らしいクライアントであり続けているし、これからもそうであろうこと。2つ目は、Nvidiaでさえ顧客の要求に応えるための十分な半導体を生産できないために、需要を全て満たすことができていないこと。そして3つ目は、彼がクライアントがこの種の半導体を開発するのをむしろ最善を尽くして助けていることや。

 

彼は小さな競争でどうこういうような世界に生きてないんや。彼は世の中をよくするために生きている。彼は平和をもたらすために生きている。彼はビジョナリーで、約束を守り、だから2.3兆ドルの価値を創造することができた。彼に対する懐疑論者は常にいて、彼は時に、何かの錬金術師や炭素採掘業者のように疑われたり、AIバブルをつくりだしている危険人物とみなされたりしとる。1999年とか2000年の.com時代の悪夢をまた作り出しているんやないかと思われとる。

 

こういう考え方をしとると、いつまでたってもNvidia株を買うことができない。そしてそのことで、Nvidia株を買ってさえいれば大きく儲けをとれたのに、その儲けがとれなかったりしとる。Jensenはじゃあ皆の信頼を得るために後何をすればええんや?BearはIntelのGaudi 3で鬼の首をとったかのようにさわいどるが、そもそもNvidiaがGTCで発表したBlackwellのことは忘れてしまったんか?わいはJensen Huangを疑う人のことが理解できない。疑いたいなら疑えばいい。その分、Nvidia株がこれからももたらすであろう富が逃げていくだけや。

 

最後に、信頼すべき三人目にAppleのTim Cookを挙げておきたいで。今日はAppleの素晴らしいニュースが報じられたよな。「Mac」シリーズの刷新を準備していて、AIに焦点を当てて設計された新たな独自プロセッサー、M4を搭載することで、全ての製品にAI機能を組み込もうとするということなんや。Appleはここまでさんざんな言われようやった。やれ旬は過ぎただの、成長は止まっただの言われてきた。その批判を一身に背負ったのがTim Cookや。

 

わいはTim Cookのチームが素晴らしい何かを生み出し、成長を取り戻すことができると信じる必要があると主張してきた。それがAppleが行うことだ、と。もちろん、厳しいAppleの批判者たちは明日にでもまたAppleを信じる人たちを攻撃するやろう。でももしAppleが新しいAIチップをMacに搭載できるなら、iPhoneにもできるはずや。わいはVision Proも革新的な製品やと思っとるし、Tim Cookは成長を促すための素晴らしい何かをやり続けることができると信じとる。

 

さて、パウエル議長、Jensen Huang、Tim Cookを、わいは、信じるべき三人として挙げてきた。これは今にはじまったことではない。わいは随分昔からこの三人には全幅の信頼を置いてきた。これまでのわいの分析では、それは正しかったとはっきり結果が出とる。パウエル議長については株式市場全体について、Jensen HuangとTim CookにおいてはAppleとNvidia株について、正しかったと言えるやろう。Fedについて唯一の乱気流は、パウエルの同僚たちが不条理な金利予測を言いまくることから来とる。彼らは質問されたときには「コメントなし」と言うべきや。Jensen Huangは競争相手につぶされるんやないかということに対しては、わいはそんなことは起こりようがないと信じとる。Tim Cookは成長を生み出せないということに対しては、いや、彼はAppleの成長戦略をこれからも、テクノロジーを用いて描いていけると信じとる。文字通り何百万人もの賢い人々が、Appleのあらゆる種類のハードウェア用のアプリを作成しとる今の状況で、Appleがどうやって沈むというんや?

 

もしわいの言うことを信じられないなら、あなたにはもちろんチャンネルを変える自由がある。わいの言うことなんか聞かずにNetflixでも見てくれ。わいはそれでええし、悲しくもないし、気にしない。ただ年がら年中避難ばかりしている人たちの声を信じてお金儲けの機会を逸してしまっている人たちを見ると、わいは悲しく思う。批判者には、彼らの意見を聞いていたらどうやってお金が儲かるのか、具体的に聞いてみたいものや。

 

結論やが、パウエル議長、Jensen Huang、Tim Cook、彼らを疑う人たちはここまで繰り返し繰り返し間違ってきたことが明らかになっているのに、その声が批判されることがないように思う。だからわいは批判する。そして、信じる人すべてに富をもたしてくれたこれらの人を信頼すべきとわいが言ったことをあざ笑わないでほしいと思う。彼らは完全なる信頼に値する。それほどのことをやってきた。それでもBearを信じるのか?彼らには何がある?あなたに何をくれる?彼らは儲けをくれる?批判者は何をしてくれる?

 

 

ジムクレイマーははっきりものを言いますね。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!