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【ジム・クレイマー】果たしてここでテクノロジー株は踏ん張れるのか!?今週のゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/24のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

さあ、今日はダウは+0.67%と上昇したが、SP500は-0.31%、そしてナスダックは-1.09%と下落の日になって、もしかしたらここらへんで落ち込みのポイントがくるのかという感じなっているよな。Nvidiaのような半導体企業がリーダーとなり、AI関連株がここまでのマーケットの上昇を支えてきたが、今日はNvidia株は-6.7%や。一方で工業株、銀行株、食品株や製薬株は上昇しとる。ということで、今のマーケットを論じようと思ったら、どちらの方向から論じるかでトーンが変わってくる。

 

でももしかしたらテクノロジー株が短期的なピークに達して、他の株が追いついているのかもしれん。ここまでずっと好調だったテクノロジー株において、大口投資家が手を引き始めたということもあるやろう。そのうえで、他のセグメントが今日はたまたま日の目を見ているのかもしれん。わいは今強調したいのは、下落に備えておいた方がいいよということや。

 

ビッグテックには厳しい時期がこれからくるかもしれん。皆さんにはしっかり持ちこたえてほしいで。わいは先週一週間休暇を取って二人の娘と過ごしたんやが、今週戻ってきて、もしかしたら今週は静かな週になると休暇中は思っていたんやが、そうじゃないんやないかと今は思っとる。重要なのは心構えをしておくことや。ということで、本来なら先週の金曜日にやるはずのゲームプランやが、今日言っていきたいと思うで。

 

まず火曜日はCarnivalの決算があるんや。わいらは旅行ブームが続いていることを知っとる。そしてクルーズ会社は予約が好調だと自慢しとる。ただ、それがそのまま続くのかどうか。クルーズ株だって、今年に入って株価が19%上昇したRoyal Caribbeanを除いて良いニュースがなかなか出てこない。Carnivalの株価は年初来11%以上下落しとる。果たしてこの株はここから追いつけるのか。クルーズ株にとって心配なのは、今が予約の最後の良い四半期になるということや。わいはその可能性が低いと思っとるが、注意が必要や。

 

火曜日の引け後はわいのお気に入りのFedExの決算があるで。注意が必要なのは、事業が減速したという兆候があることや。最大の懸念は、Fedが金利を高止まりさせて、商取引を抑制していることで、FedExに大きな影響を与えていることや。それでも、積極的なコスト削減と優れた経営によって、より良い業績を上げる可能性が高いとわいは思っとる。どうなるやろうか。

 

あと、Chipotleが50対1の株式分割を発表する予定や。この会社にとって初めてや。今この株は3,200ドル弱やが、ほとんどの人にとって、そして特にそこで働いている人たちが買うには高すぎる金額や。株式分割は基本的にはポジティブやが、ただ一時的には株が荒れる原因にもありうるから注意が必要や。政府がメキシコ産アボカドの検査を巡って争っていることも助けにはならん。でもやっぱりわいはこの株はええと思うで。そのわいの考えを変えるつもりはないんや。

 

水曜日はGeneral Millsの決算があるで。GLP-1受容体作動薬のストーリーがこの株に影響を与えてきたが、どうなるやろうか。ペットフード部門、そしてヨーグルト部門とか、得意なところでどれぐらい数字が伸ばせるかどうかやが、劇的な進展はないかもしれん。特にヨーグルトは今のGLP-1受容体作動薬登場後の新しい減量の世界で大きな勝者のようやが、それでも株価の上昇要因になるほどかどうかはわからん。

 

水曜日は更にMicronの決算があるで。これは大注目や。この株は非AI全体の半導体セクターの静かなバロメーターの一つであって、AI用半導体でも大事な会社や。この株が急上昇を始めるとき、止まることはないんや。去年の10月から株価は価格が倍になっても、や。ただ決算の数字で少しでも疑いが見られたら株は後退するやろう。数字が強かったらNvidiaとかのセットアップをよりポジティブな見方に変えるかもしれんが、どうなるやろうか。

 

更にLevi Straussの決算もあるで。この株は好調に上がってきたが、ここからまだまだ株価が上がる方向に賭けるで。更にJefferiesの決算もあって、この決算が銀行セクター全体がうまくやっているか見定めるのに重要で、わいはJEFの業績はいいと信じとるが、こういう銀行にとって大事なストレステストの結果もこの日発表されて、Fedによるものやが、これがわいは心配や。午後4時30分に結果が発表されるが、1つか2つの大手銀行が経済の減速に脆弱と見なされるんやないかと心配やで。

 

水曜日は更にAeroViromentの決算もあるで。連邦政府がウクライナでの有効性が証明されたドローンをこれからもいっぱい購入するかどうかを確認する必要があるんや。ペンタゴンは大規模で高価なプログラムにしか興味がないんやが、この会社のビジネスはどうなるやろうか。木曜日はCNBC Investing Clubの月例ミーティングがあって、わいはそこでジェフ・マークスといろんな話をして皆さんの質問にも答えるし、わいのファンドのポジションについて話すから楽しみにしていてほしいで。新規買いも近々やるつもりなんや。

 

木曜の朝はWalgreensの決算発表があるんやが、この株の予測は難しいで。わいはCEOのティム・ウェントワースが何か策を持っていると信じとる。株価下落後のここで彼に反対する賭けはしたくないで。ただ、どうやってAmazonの同日配達と盗難という二重の脅威を乗り越えるのかはわからん。難しいかじ取りやろうが、彼はやると思うで。彼は賢い人やから、今回の彼の計画を聞くのを楽しみにしとる。彼がCEOになったのは昨年の10月からやが、緊急感を持って仕事をしとるはずや。何かが起こる方に賭けたいと思うで。

 

木曜日は更にMcCormickの決算もあるんや。わいはこの株は高い評価をいずれ取り戻すと思っとるが、どうなるやろうか。アナリストの予測は売上が伸びていないんやないかということやけどな。そうだったら株価は動かんやろう。さて、この週注目なのは国債のオークションがあるということや。火曜日と水曜日にもあるが、重要なのは木曜日や。7年物の440億ドルのオークションの結果がどうなるのか。下手したら大変な問題になるかもしれん。というのも、大量の債券が積み重なっているからや。

 

先週の20年物の債券取引は130億ドルやったが、それも大変やった。わいらは無限の国債調達という概念に慣れる必要があるが、それに慣れることと、それが株式市場にどのように影響を与えるかを見ることは別のことや。ただ、このオークションはやり過ぎかもしれん。あまりにも余剰資金があって、それが7年物の債券でなく現金に流れとる。大統領選挙のこともある。バイデンがもっともっと国債の発行を、と思っとるのはわかるが、トランプのことはわからん。

 

最後に、金曜日には抑えるべきインフレの重要な指標がある。PCE、個人消費支出デフレーターの発表があるんや。これはFedが重視する指標で、もしインフレの更なる軟化が見られたら、パウエルの憂鬱を救うのに役立つかもしれん。注目しようやないか。

 

結論やが、果たしてここまで好調やった荒野の七人銘柄のプルバックがあるのか。それともまだまだメガテック株が株式市場を牽引するのか。分かれ道にきとると思うで。メガテック株が人気なのは、その成長が素晴らしいからや。そしてその考え方は利下げ方向に向かっているはずの現状を考えると正しいかもしれん。経済全体を上回るチャンスのある株を買う方が、経済に引きずり込まれる株を買うよりずっと簡単や。ただ、ここまでの勝者株はわいらが考えた以上に大きくなったかもしれんということは頭においておかんとあかん。

 

 

テクノロジー株は踏ん張れるでしょうか。

 

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