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【ジム・クレイマー】個人AIの真の始まり!?全てはあなたの人生の楽しさと創造性のために!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/10のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日の朝、わいはひどい気分やった。わいが使っとるヘルス関連の会社から電話がかかってきて、詳しい会社の名前とかは省くが、その会社がひどいハッキングに遭って、わいの情報がいっぱい流出したと言われたんや。わいの妻がわいについて知っていることよりも多くの情報がとられたということなんや。なんということや。こうなってはもう手遅れや。わいは激怒したで。わいの個人的な医学データ、わいの手術歴、その予後の中身、全部盗まれたということなんや。気分が悪いといったらないで。

 

一方で、わいの個人データを本気で守ろうとしてくれている会社もこの世の中にはあるということを、今日キックオフしたイベントでの発表を見て気づいたんや。そうや、AppleのWorldWide Developers Conferenceや。この会社は本当にわいを守ろうとしている。少なくともとても注意深く、かつわいらの情報を守るために最善を尽くしている会社や。今日のWWDCで、OPenAIのChatGPTとの驚くべきパートナーシップも発表されたが、AppleのデバイスでGenerative AIを使っても大丈夫やろう。

 

WWDCの後、わいはCEOのTim Cookとしゃべったんやが、彼はどれだけ入力がわいらのスマホに残るかについて強調しとったで。プライバシーは彼らの最優先事項ということや。このWWDCの発表を聞いてTim Cookと話すまでは正直に言って、わいは今朝のハッキングをずっとひきずっとった。本当に腹立たしくて仕方がなかった。でもやっぱりAppleはええなということをWWDCで感じてわいは落ち着いたんや。Appleに任せておけばデータは安全、そう改めて思えたんや。

 

ただ、そんな中でApple株は今日は2%下落したんやけどな。でもダウは+0.18%、SP500は+0.26%、そしてナスダックは+0.35%と、株式市場全体としては上昇の日になって、SP500とナスダックは終値で新高値を更新したで。AppleのWWDCに話を戻すと、こういう声が聞こえてくる。今日のWWDCでの発表は、革命的なものが何もなかった。本当に皆そんなことを本気で言っとるんか?とわいは思うで。ChatGPTとの提携は素晴らしかった。AppleがMicrosoftと深い関係のある会社と提携するなんて。彼らは昨日まで敵同士だったのに。

 

Tim Cookとしゃべった時彼は、ChatGPTがAppleのAI関連の多くのサービスの中で最初の一つになるかもしれないと言うたんや。わいはGoogleのGeminiも無視しないでくれ、とは思ったけどな。革命的なことは何もなかったというネガティブな意見は往々にしてこう続く。iPhoneをアップグレードする理由はない。そもそもWWDCの前にもそう言って譲らない人がいた。そういう人に向けてわいは心から言いたい。あなたはAppleのことを本当に知っているのか?WWDCでのTim Cookのプレゼンテーションを見ていたのか?本当にわいが見ていたものと同じものを見たのか?

 

わいは今回のWWDCの発表のハイライトを一言でまとめると、個人用のGenerative AIのスタート、というふうになると思う。これまでビジネスtoビジネスで、企業用のAIが云々という話は溢れていたが、わいら一人一人の個人のGenerative AIについてはあまり語られてこなかった。でもこんどのスマホからわいらは個人のAIをスマホに持つ用になる。わいは多くの人がこのスマホにアップグレードすると思うんや。あなたのiPhoneにどれほどのあなたのデータが入っているのか考えてみればいい。あなたのスマホを掘り下げたらあなた自身が炙り出されるといっても過言ではないやろう。

 

それほどあなたのiPhoneには、これからのあなた自身について素晴らしい予測を立てたり、あなた自身の優れた洞察を提供できるだけの十分なデータがある。でもそのデータは当の本人でも雑多なとらえきれないものであることも多いやろう。そこを、スマホの中のAIがどんどん解析してくれるわけや。そうなると、iPhoneを活用すれば、生活がもっと楽になり、よりクリエイティブになり、もっと楽しくなるやとう。そしてそこのところを一番Tim Cookは強調しとったんや。Appleがやっているのは、個人用AIだ、と。企業用ではなく。

 

わいはAppleが今日発表したものは、とても新しく、他の会社と違っていて、そしてわいらのこれからに必要なものだと思ったで。将来にはこれが欠かせないものになるやろうと信じとる。今日、わいはMacで、AIを使ってどうやって数学を学べばいいか、その方法を教わったが、これは何年も前にわい欲しかったものや。更に、Vision Proが2Dの写真を3Dにするのを見たが、そうなったらわいが父親とフィラデルフィアのチーズステーキを食べたときのことろに、時間を遡れるやないか。まるで彼がまだ生きていたころのように、実際に起こったその瞬間を再現できるかもしれん。Tim CookはVision Proがそういう世界を実現してくれると教えてくれたで。

 

冒頭のハッキングにおいては、Tim Cookのセキュリティに対する意識の高さはさすがやった。彼はわいのデータを利益のためだけに求めているような人々と戦ってくれる。そしてわいの味方でいてくれる。新しいiPhoneはAIを搭載するが、ハッカーがあなたのデータを盗むことはできないし、彼らがあなたのiPhoneを盗んだときでも、それがロック解除されていなければ安心なんや。そういう安全な環境のなかで、Appleの知性、すなわち彼らのAIは、あなたの個人情報をフルに使って、あなたが望むことを、例えばメールの受信トレイを整理するなどといったことまで、あなたの個人のコンテキストに沿ってすべてを行うことができる。AIはあなた自身よりもあなたをよく理解しながら、その情報は誰にも売らない。

 

後は絵文字のGenerativeAI機能の「Genmoji」も発表されたで。自分だけの絵文字をAIで作れるんや。わいはサングラスをかけた絵文字を娘に送るのに飽きてしまった。三つのハートがついた絵文字もあきた。もっとクリエイティブな絵文字を送りたいとなったときに、クイックレスポンスが必要やが、iPhoneの中のAIには早さと自分自身の情報がある。自由に絵文字を作って送れる。ある人に似た絵文字とかも自在につくれるんや。

 

とにかく大事なのは、個人的なスマホのAIはわいの個人的なコンテクストを理解してくれるということや。デジタルセルフを探るんや。写真を検索するときだって、「イーグルスのステッカーを顔に貼った写真」とか「赤いウェディングドレスを着たリサ」とか、なんでも入力すればええんや。それに沿ってベストな写真を、ストーリーラインと一緒に選び出してくれる。あなたが完全に忘れている写真も掘り出してくるやろう。別の言い方をすれば、あなたは自分のストーリーを作ることができる。創造性の幅が広がる。何をデザインしたいかも尋ねることができる。全部ChatGPTに尋ねるだけや。でも、ChatGPTはあなたのIPを追跡できない。セキュリティーは堅牢や。

 

AppleはわいらのためにAIを作ってくれている。企業のためではなく、わいのために、あなたのために、や。彼らは、顧客に電話するタイミングをリマインドしてくれたり、新しい従業員をスムーズにオリエンテーションする方法を教えてくれたり、人々の見込み評価をしたり、契約内容を再検討したり、1日に何回も住宅ローンの申請をしたり、各会社のバランスシートに関するガイダンスを行ったり、すなわち、わいらが想像するものをだいたい実現させることができる。しかも長年にわたって蓄積されてきたスマホの中のわいらのデータを使って、AIの使用を個人かすることができて、同時に他の誰もそれにアクセスして騙すことはできん。

 

わいはApple株はOwn it, don't trade itやとずっと長い間言うてきた。今日のような素晴らしい発表があっても、Appleに対する批判はやまなくていろいろ言う人はいるし、実際に株価が下がったりもしとるわけやが、でも結局文句を言うとる多くの人も数か月後にApple信者と同じようにiPhoneをアップグレードするとわいは思うで。皆やっぱりAppleのインテリジェンスを求めていて、自分の絵文字を自由に素早く作りたいと思っていて、自分の個人情報をこれからの自分の人生を輝かせるために使いたいと思っとる。自分自身について学びながら、自分自身の創造して、でも誰にも自分の情報を盗まれない。わいにとって、こんな素晴らしいことはない。

 

結論やが、今日のAppleのWWDCでの発表は素晴らしかった。個人化AIのスタートや。それはあなたの生活を向上させ、そして最終的にはAppleの株価も上昇させるやろう。Appleは段階的に進化していっとる。やっぱりOwn it, don't trade itなんや。今日株価がさがってようが、関係がない。ずっと持っておくべき株ということを改めて再確認した日になったで。

 

 

新しいiPhone、楽しみですね。

 

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