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【ジム・クレイマー】この素晴らしい一週間を忘れないようにしないといけない!ゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

ついに経済がええ感じに減速して、これでブレーキ外してアクセル踏めるようになるのかどうか。これが来週中頃にわいらが利下げによって見込んどるシナリオや。Fedが25ベーシスポイントか50ベーシスポイントの利下げを発表する時、普段はそんなにドラマのないこの業界であっても、今回は結構ドキドキやで。どれぐらいの利下げになるかは誰にも分からんが、利下げ自体は間違いないからな。今日はダウは+0.72%、SP500は+0.54%、そしてナスダックは+0.65%と続伸の日になって、今年一番ええ週を締めくくったんや。

 

さあ、もしかしたら今日は50ベーシスポイント、つまりダブル利下げをするかもしれんというサインがマーケットで出とって、なぜなら金利に敏感な住宅関連銘柄が今日はドカンと上がったりしたからなんやが、これらの動きはまるでパウエル議長率いるFedから何か大きなことが起きることを見越してるようや。わいはまだ25ベーシスポイントの利下げに賭けとるけどどうなるやろうか。確かに経済は、特に低所得層で結構なスピードで減速しとるから、0.5%の利下げも必要かもしれん。でも、このビジネスサイクルの段階では、金利を下げる時は慎重にならなあかんと思ってるんや。

 

一番のリスクは、インフレがまた再燃することや。50ベーシスポイントの利下げを一気にやると、そのリスクがぐっと高まるやろ。しかも、ダブル利下げは経済に何か深刻な問題があるんじゃないかと思わせるかもしれん。何か大きな不安が潜んでるように感じさせるやろ。だから、Fedがそういうパニックを引き起こすよりは、わいは25ベーシスポイントの利下げを何回かやって慎重に進める方がええと思っとるんや。もし住宅関連銘柄がこのペースで上がり続けると、25ベーシスポイントの利下げだけやとちょっと物足りんくて、反落する可能性もある。

 

CMEグループのFedWatchツールによると、トレーダーたちは今、ダブル利下げの確率を45%と見込んどって、これは1週間前よりもかなり高くなっとるんや。もしFedが慎重に利下げをしたら、これらのトレーダーはがっかりして、発表があった後に彼らが間違って買ってしまった株を売ることになってしまうやろう。こういうのがトレーダーの常といえば常やけどな。さて、来週は他にも大事なイベントがいっぱいあって、わいはサンフランシスコから1週間まるごとこのMad Moneyを放送する予定なんや。SalesforceのDreamforceカンファレンスがあって、これはめっちゃ大きなイベントなんやが、わいは火曜日にDreamforceに参加するで。

 

月曜日には、バイオテック企業のRegeneronが、欧州医学腫瘍学会でアナリスト向けのミーティングを開いて、進行性メラノーマや非小細胞肺がんの治療法を含む豊富な腫瘍学ポートフォリオを披露するんや。これらの薬はRegeneronのビジネスを多様化させるのに重要やが、わいが注目しとるのが、やっぱり肥満治療薬候補や。今年の初めにサンフランシスコで開催されたJPモルガンのヘルスケアカンファレンスに参加したとき、RegeneronのCEOのLeonard Schleiferと話したんや。彼はこの番組に最初期から出てくれとるわいの古い友達や。

 

彼は、自社が筋肉を攻撃せずに脂肪だけをターゲットにする減量薬を作れるかもしれん、と自信を持っとった。そうなるとほんまにすごいことや。GLP-1薬を使う人達は、よっぽどちゃんと運動をしないと筋肉が萎縮してしまうからな。この薬が臨床試験を突破できたら、めっちゃヒットすると思うで。ただ、今はまだ初期段階やから、何もかもが確定してるわけでは全然ないけどな。

 

火曜日には小売売上高の発表があって、これはFedが利下げを決定する前の最後のデータポイントになるかもしれん。普段はそこまで気にしないんやが、この数値は消費者支出の一番正確な指標やし、わいらの経済の3分の2は消費者支出で成り立っとる。実際、わいの予想ではこの数値は弱めやと思うで。

 

さて、今は利下げサイクルの初期段階やから、25か50ベーシスポイントの利下げがあれば、住宅関連の建設が活性化する、ということをある程度信じなあかん。これがまさに普通の展開やからな。もし住宅関連の建設に関心あるなら、Fergusonという企業がおすすめや。Fergusonは配管や家電、暖房、空調(HVAC)なんかを扱っていて、新築の家に必要な商品を供給しとる。Fergusonは金利に敏感な企業やから、Fedが利下げを始めるときには注目したい企業やで。

 

水曜日にはFedの決定だけでなく、General Millsの決算もあるんや。この会社は最近、北米のヨーグルト事業を21億ドルで売却したんやが、今はスナックとペットフードのフランチャイズが非常に強力なんや。今の株価はお買い得やと思うが、Fedが利下げを始めると、ウォール街は包装食品銘柄から離れがちやからそこは注意せんとあかん。

 

木曜日にはいろんな決算が続くが、Darden Restaurantsからは最大部門のOlive Gardenの既存店売上が注目やな。サプライズもあるかもしれんが、最近SweetgreenやCavaのCEOと話した感じやと、ファストカジュアルチェーンのこの2社はまだまだ上昇余地があって、株価が下がれば買い時やと思うわ。Cracker Barrelもわいは注目しとるで。されとる。CEOのJulie Masinoがこの企業を立て直そうと奮闘しとるけど、簡単なことではないよな。既存の顧客を満足させながら新しい顧客を引き寄せなあかんのやが、わいは彼女のアプローチはいい感じやと思うし、将来的には成功すると思う。ただ、どれだけ早く結果を出せるかはまだ分からんし、今は「進行中の案件」として見てる感じやな。

 

木曜日には更にFedExとLennarの決算も発表されるんや。これらの企業は経済にとって重要やし、FedExはCEOのRaj Subramaniamがコスト削減しつつ収益を増やすという難しいことを見事にやり遂げとる。Lennarの決算もFedの決定の翌日に発表されるから、これも注目や。50ベーシスポイントの利下げがあれば、Lennarの株は非常に魅力的な投資先になるやろう。

 

結論やが、来週は、ついに待ちに待った瞬間がやってくるという感じになるかもしれん。もし25ベーシスポイントの利下げで一時的に売りが入っても、この素晴らしい1週間を忘れんといてほしいで。利下げが続く限り、こんな好調な週はまた来るやろうからな。確かにベア相場もありうるやろうけど、Fedが敵でなくなった今、そういう局面も買いのチャンスにもなり得るんや。

 

 

どうなるのか楽しみですね。

 

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