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【ジム・クレイマー】ここからは過去数年とはまったく異なる状況になる!ゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/20のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今週はFedによって完全に支配されたような一週間になったよな。木曜日は大きく株価が上がったんやが今日金曜日は休息を得た感じや。株価平均も一息ついた感じやな。今日はダウは+0.09%、SP500は-0.19%、そしてナスダックは-0.36%やったで。株価の動きはこの日は大人しかったが、株式市場はまだまだFedの手中にあると言えるやろう。さて、わいはパウエル議長を信頼しとるから、パウエル議長の言うことを聞きたいと思うんやが、わいがちょっと問題やと思っとるのは、Fedの他の委員もいっぱいいろいろな発言をするということや。そしてマーケットはそれらに耳を傾けるということや。

 

確かにパウエル議長だけれはなく、他の委員がどう考えているかも大事な思考材料になるから、マーケットはそれに影響されるべきやという意見もあるやろう。やけど、わいはこれらのサイクルを何度も経験してきたから、その経験をひっくるめて言うんやが、わいはすべての公のコミュニケーションをパウエル議長に任せる形の方がええとお持っとるんや。時々FOMCがあまりに民主的に見える時がある。いや、民主主義社会やということはわかっとるし、パウエルに習近平みたいになれと言っているわけではないで。ただ、あまりに自由に発言する地域連銀総裁に関しては、ちょっと口をつぐむようにということがあってもいいと思っとるんや。

 

ということで早速来週のゲームプランに行きたいんやが、今わいが言ってきたことがわかるやろ?早速のことやが、月曜日には、Fedの委員達の発言が早速株式市場のメディアサイクルを支配しようとするかもしれん。わいがそうならないことを望んでいるにもかかわらず、や。月曜日はアトランタ連銀のラファエル・ボスティック総裁、そしてシカゴ連銀のオースティン・グールズビー総裁がしゃべるんや。その言葉でまたマーケットがどのように影響されるようになるのか。わいらは0.5%の利下げがあったばっかりやが、次も0.5%の利下げなんやないかという機運が高まるかどうか。次回の11/6-7のFOMCに向けてまたいろいろな憶測が出るやろうが、冒頭でも言うたが、わいはパウエル議長に公での発言を一本化してほしいんや。

 

月曜日はさらに、こっちの方がよっぽど重要やということがあるにゃが、週末にAppleがどれだけのiPhone 16を販売できたかの初期集計が出て、それに対する株価の反動があるやろう。こういう初期の集計であれやこれや言うのは、わいはやや下品なゲームやと思っとる。わいらはいつも、Apple株を買うよりも売る理由を与えられる感じや。やけど、わいが言えるのは、ほとんどすべてのiPhoneの発売でギクシャクしてきた面もあるから、今回も良い面だけでなく悪い面が取り立てられてニュースになったとしても、わいはこの中間データでApple株のポジションを皆さんには手放してほしくないで。繰り返すが、わいのApple株の姿勢は、Own it, don't trade itや。

 

あとは、クアルコムによるインテルの買収の可能性についても、さらに情報が出てくるかもしれん。今日はINTC株は一時5%も上昇する場面があって、それはクアルコムがインテルへ買収を打診したとウォールストリート・ジャーナルが報じたからや。最終的にINTC株は今日は+3.31%で、QCOM株は下落して-2.87%だったんやが、この買収はなんか奇妙な組み合わせに見えなくもないよな。クアルコムは歴史的にファウンドリ事業を好んでなくて、インテルはファウンドリに全力投球しとるからや。わいには良くわからんで。これからもっと多くのことを知るやろうが、正直に言って、わいはこんな買収通るのかなと、疑った目で見とるで。どうやろうか。

 

さて、今のインフレが衰退している中で、最も影響力のあるセクターの一つがやっぱり住宅市場や。ここ数年で、住宅販売には二つの異なる流れがあるんや。より大きな家に移りたいけども、低金利の住宅ローンを失うということを考えるとそのことができない人々という人がおる。一方で新築住宅の販売のセクターもあるんやが、新築住宅は、住宅建設業者が今は建てたがらなかったりするので、枯渇していっている。これまでのようにローン金利がここまで高いと、あまり家を建てたがらない住宅建設業者を責めることはできないが、その流れがどれほど利下げ開始で変わってくるのか。その手がかりを、火曜日に決算があるKBHomeに注目することで得たいで。今利下げが始まった中で、住宅サイクルのどの段階にいるのかを理解するのに役立つと思うんや。KBHomeの2025年は2024年よりもはるかに良くなると思うで。住宅ローン金利が下がれば、販売は増加するはずやからな。

 

また、火曜日はHP Incが一部の大手機関に対して、AIによってどのように製品ラインの階層が再設計されているかを発表する会合があるで。わいは今日、HP Incの本社を実際に訪れてみてきたんや。わいが今日見たことは、まさに未来を見てきたに等しいと思っとるで。素晴らしかったで。別のセクションとして取り上げるが、アンビリーバブルな動きがおきとる。

 

さて、中小企業の動きを把握するのは結構難しいことで、Paychex社の給与データを調べたりすることもできるわけやが、水曜日のCintasの決算に注目するということも重要なんや。カンファレンスコールを含めてわいは詳細をもらさず注目したいで。このCintasという会社は、制服とか、中小企業の職場で使ういろいろなものを提供しとる。この5年間で驚くほど強力なスポットビジネスの形成があり、彼らはどんどんシェアを伸ばしとるから、素晴らしいで。競合他社よりもずっとうまくビジネスをしとる。またMad Moneyに来ていろいろしゃべってほしいで。

 

水曜日は更に、株式市場が閉まった後、Micronの決算があるんや。わいはMicronはこの株価が下落したところで買えると言うてきた。そのわいの理論が正しいのかどうか、テストできるというわけや。この会社は、あらゆるものに使われる基本的なメモリチップを製造しとる。また、データセンターで使用される高帯域幅のチップも製造しとる。この会社の株価は最近打撃を受けとるが、わいは反発を期待しとるで。大きく下落しとる今は、下手したら今回の決算でまた批評家がいろいろなことを言っても、実際に買い時かもしれないと思わせるほどや。今のマーケットは全体的にめちゃめちゃ買われすぎの状態になっとると思うが、それでもMU株は安いと思うんや。

 

木曜日はかなりシンプルやで。一つだけ取り上げときたいんやが、Costcoの決算があるんや。わいのファンドもこの株を持っとるで。最新情報に注目したいと思う。これまでのこの株の動き自体は驚異的やった。そしてわいはその素晴らしい動きが引き続き見られると考えとる。だからわいはCNBC Investing Clubのメンバーには、この株を持ち続けるように言ってきたんや。

 

さて、今週はFedの動きを散々話題にしたわけやから、もうその類の話題からは休憩を取りたいのはやまやまなんやが、金曜日はそれでもやはり注目すべき経済指標がある。PCEや。Fedが最も頼りにしているとされるインフレデータ、それが個人消費支出指数なんや。この数字で、次の11月にはどれだけの利下げが行われるかについての新たな推測ゲームが引き起こされるやろう。もし追加の利下げがあるとすれば、それがどれほどのものになるのか。いろいろな人が時に断定的に物事をしゃべるやろうが、わいは先に言っておくで。まだまだ次の利下げがどうなるかなんか、結局誰にも分からないんやで。

 

結論やが、月曜日とか金曜日でまた利下げ推測ゲームが新しく始まるかもしれんが、とにかく重要なのはわいらは利下げサイクルに入っているということや。そのことを決して忘れないでほしい。そして今のような時には、とにかく良い会社と良い株に焦点を当ててさえいれば、間違いはないんや。サイクルが変わったから、ここからは過去数年とはまったく異なる状況なんや。Fedがわいらの味方になって、それは株式市場に対して友好的ということで、今のような時に敵対的にマーケットを扱ったらあかんのや。今はマーケットは買われ過ぎ状態やが、中長期的視点では、Fedがあなたの友人な時は、お金を稼ぐための最善の方法はFedの友情を受け入れることなんや。

 

 

ここからどうなるでしょうかね。

 

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