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【ジム・クレイマー】中長期的目線を持って、大きな儲けを取りに行こう!Nvidiaだけが無双するわけではない!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/18のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

AMDはわいのお気に入りの半導体メーカーの1つで、わいのファンドでも持っとるんや。そして覚えておいてほしいのは、AMDはAIの分野でNVIDIAに近づいている唯一の半導体メーカーや。でも今、株価は今年の春のピークから約80ポイントも下落しとる。何でや?何かがおかしいのか?ということで、今回はわいがサンフランシスコに来とることもあって、スタジオにAMDの会長兼CEOであるLisa Su博士を招いて話を聞いて、何が起こっているのかをよりよく理解したいと思うんや。ということで、Dr. Suよ、ようこそMad Moneyへ。

 

ジム、ここに来られて光栄です。

 

Lisaよ、あなたがTIME100・AIに選ばれてImpact Dinnerという重要なイベントで講演して、その講演が称えられるのをわいは見たわけやが、素晴らしいイベントやったな。こういう素晴らしい舞台があなたに与えられるのも、あなたがこの分野でとても特別な、そして多くの功績があるからよな。その時あなたが言ったことがわいの耳に強く残ったんや。10年後を振り返ると、今の生活が信じられないほど平凡に感じるだろうとあなたは言ったよな。10年後にどのような世界を見ているのか、10年後は今の生活がなぜそんなに平凡に感じることになるのか、教えてほしいで。

 

まず第一に、ジム、ここに来られて光栄です。そして、私は本当にそう信じています。AIについてよく話しますが、今はまだまだAIが私たちに何ができるかを理解し始めたばかりなのです。私はこの業界に30年以上いますが、多くの興味深い技術を見てきました。クラウド、モバイル、PC、これらはすべて素晴らしい技術でした。しかし、AIはこれらとも何か違います。なぜなら、AIはすべての垣根を越えて、すべてをより良くするからです。ビジネスをより生産的にし、エンジニアをより生産的にし、研究者をより生産的にします。AIが世界の最も困難な問題の一部を解決するのを助ける世界が見えます。だから私は、10年後には誰もAIのROI、Return On Investmentを尋ねることはないと言うのです。AIは私たちの生活の一部であり、ビジネスを運営する方法であり、研究を行う方法であり、子供たちを教育する方法だと言うでしょう。それが私が見ている世界です。

 

なるほど、でも今、この番組を見てくれている人には何と言う?人によっては、AIなんかビジネス同士の話にすぎず、自分の生活には全く影響がないに決まっていると思っとる人もおると思うんやが。

 

そのような意見に私は強く反対します。AIは誰でも全員の生活に影響を与えると私は本当に信じています。今はまだ始まったばかりです。技術トレンドというものは数ヶ月ではなく、何年もかけて展開するものです。ChatGPTが私たちの世界に入ってきてまだ18ヶ月ほどです。私たちはまだまだみな学んでいます。楽しいですよね。私たちは皆、それを使って質問に答えたり、自分自身をより良くしたりしています。楽しむ一方でどんどんビジネスにも使っています。私たちは販売やマーケティングでAIを使用しています。実際、大規模言語モデルを使うことで、半導体の製造にも活用しています。しかし今後は特殊なテクノロジー会社の中とかだけではなく、生活のあらゆる面でAIを目にすることになるでしょう。私はそれを個人的なアシスタントとして、また教育として考えています。おそらく最も興奮しているのは、ヘルスケアや研究の加速において私たちができることです。例えば、製薬会社が新薬を発見するプロセスを考えてみてください。通常は何年もかかり、90%は失敗します。それが数週間や数日に短縮できるとしたら?それがAIのスーパーパワーであり、これは一例に過ぎません。そして、これらすべてに必要なのがコンピューティングであり、それが私たちの仕事なのです。AIがこれらすべての産業で私たちを助けることを可能にするコンピューティングの基盤を作っています。だからこそ、私は今の状況にとてもワクワクしているのです。

 

なるほど。ここで、皆が気になっている質問をさせてほしいと思うで。この質問である誤解を解くことになればええんやが。多くの人々はNvidiaが素晴らしい会社であることをしっていて、そのうちの一部の人は、AMDはNvidiaに勝てないから、成長の余地に疑問があると思っていたりする。NvidiaかAMDのどちらか、という考え方ですが、これについてはどう思う?

 

限られた企業しか勝つことができない、Nvidiaが凄いからAMDはダメだという考え方の根本には、このAIという分野に対する無理解があると思います。なぜなら、コンピューティングには「一つのサイズですべてに適合する」、すなわち全てに最高に作用する、なんていうモデルはないからです。一つのアーキテクチャだけでは不十分で、各アプリケーションに適したコンピューティングが必要です。私はあらゆる場所でのAIに興奮しています。クラウドでのAI、PCでのAI、つまり私たち一人一人が自分のAIエンジンを持つこと、エッジやインフラでのAIなど、世界中で使用されるAIにエキサイトしています。ここからの未来にわたって私たちには様々な種類のコンピューティングが必要であり、AMDの素晴らしさは、過去10年以上にわたってこのビジョンを持ち続けてきたことです。私たちは「大人になったら何になりたいか」を考え、高性能コンピューティングのリーダーになりたいと思ってきました。AIはその大きな部分を占めています。

 

わいがあなたの話をはじめて聞いたのは、AMDの株価が5ドルだった頃で、あなたはその時、50ドルのIntelの株を売り、AMDを5ドルで買うべき理由を説明してくれたよな。そして、あなたはイタリアの都市名を使ったロードマップを説明して、それがIntelとの競争において勝利につながると言うたことをよく覚えとるで。そしてIntelに対して勝利をおさめた後、でもわいはもうあまりロードマップについて聞かなくなって、AIについての話ばかり聞くようになったと感じるんや。ロードマップはどうなったんや?

 

ロードマップの前にちょっと一歩下がって言わせていただきますが、私たちにはあらゆるサイズのコンピューティングが必要です。こう考えてください、ジム。例えば、基本的に3種類のコンピューティングがある、と。まず、大規模言語モデルやその他のものに使用する大型AIアクセラレータコンピューティングがあります。そうですね、DreamforceでMI300が話題になりましたよね。AIエージェントなどで何をする必要があるかについて多くの議論がDreamforceでありましたが、支えるのはMI300のような半導体です。次に、CPUの世界での従来のコンピューティングがあります。そこでは私たちのイタリアの都市名をつけたロードマップが非常にうまくいっています。世界中のデータセンターがより効率的になる必要があるということを考えると、今は古い機器が多すぎます。その機器はアップグレードされなければなりません。最高のパフォーマンスと最低の電力効率、全体的な総所有コストの合理性が必要です。私たちは現在、イタリアの都市の第5世代にいます。トリノが最新かつ最高の製品です。次の四半期にローンチする予定です。そこでは多くのエキサイティングなことが起こっています。AI PCについては、これは今後PCマーケットで見られる非常にエキサイティングなトレンドです。そして最後に、アダプティブコンピューティングというものもあります。ジム、私はそれについてこれまでも多く話してきました。これは特定のアプリケーション向けに高度に最適化できるシリコンハードウェアを基盤としていて、航空宇宙や防衛分野では、AMDのシステムが大量に使用されています。産業用テストや計測での需要を考えても、私たちは幅広くコンピューティングを行っています。確かに、AIとアクセラレータコンピューティングに関しては明らかな興奮がありますが、実際には私たちのコンピューティングには3つの主要な柱があるのです。

 

まあ、AIの部分が興奮を呼んでいるのは理解できるで。なぜなら、あなたは2027年に向けてかなり驚くべき見積もりの数字を出したよな?多くの人々は最初、あなたの数字は不可能だと感じたんやが、時が経つにつれて、それらは合理的で理性的な予測のように思えてきたよな。

 

はい、その通りです。私たちは、AIアクセラレーティッドコンピューティング市場が2027年までに4000億ドルに達すると見ています。私たちは三つの柱、すべてのコンピューティングを愛していますが、AIの力とその行く先を考えると、確かにそこに多くの焦点が当たっているのも納得できます。アクセラレータのロードマップでは大きな進歩を遂げました。MI300が現在の世代で、今は1年ごとのサイクルになっています。毎年、AIをさらに効率的かつ高性能にするための新しいハードウェアを発表しています。第4四半期に次世代製品を発表し、2025年にはMI350シリーズ、2026年にはMI400シリーズと、新しい世代の製品を見ていただけるでしょう。あとはイタリアの都市名を冠したプロセッサに関してもこれからも新しい製品をどんどん出していきます。

 

あなたはあるイベントではNvidiaのJensen Huangと同じ部屋にいたが、Nvidiaについてはどう思っとるんや?良好な競合関係にある、と言えるんか?それとも両社の関係は緊張しすぎているんか?

 

私は、良い競争と良いパートナーシップがあってこそ、テクノロジーのエコシステムがうまく機能すると強く信じています。エコシステム全体で協力する場面もあれば、競争する場面もありますが、ここでとても重要なのは、顧客が選択肢を求めているということです。世界最大の顧客たちは最高の技術を求めており、同時に誰もが選択肢を持ちたいと思っています。そして、それこそが私たちが提供しているものです。非常に強力で高性能なコンピューティングのロードマップを提供しているのです。

 

需要の面はどうなんや?需要が供給を上回る時は、その世界はうまく機能するよな。

 

ジム、人々は何度も私に「十分な供給があるのか」と尋ねてきました。私たちは十分なコンピューティング能力を持つために大量の生産を行っていますが、需要も非常に強いです。そのため、サプライチェーンの拡大を続けていきますが、これを短期的な視点で考えるのではなく、最初に話したように、10年後から振り返ってみましょう。そうしたら、「AIが登場する前の生活はどうだったか」と言うことになるでしょう。

 

なるほどな。今から10年前を振り返ると、AMDの株価がどこにあったかよく覚えとるで。AMD株を5ドルで買い、7ドルで売っていたら、ここまでの多くのポイントを逃していたやろうな。もっと大きく考えて大きな儲けをとらんとあかんということや。AMDの会長兼CEOであるLisa Suに感謝するで。今日はFedの50ベーシスポイントの利下げが発表された日やが、わいは皆がそこで騒いでいるうちに、こういう企業にこそますます焦点を当てて、きちんと中長期的目線を持って大きな儲けを取りに行くべきやと思っとるんやで。Lisaよ、今日はありがとう。

 

 

じっくりいきたいですね。

 

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