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【ジム・クレイマー】株式投資をするためには、何かは信じないといけない!今信頼すべきは。。【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/17のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

強迫的なFedウォッチャーの皆さんに言いたいことがある。いい加減にしてくれ、ということや。もうなんか、皆がFedの次の動きに取り憑かれながら、それだけをたよりに投資しとるような気がする。その結果、わいが人生で見た中でも最高の動きを見せているいろいろな株を見逃しとるんや。もうこれ以上、あなたたちが素晴らしい投資機会を見逃すのを見たくないんや。今日はダウは+0.37%、SP500は-0.02%、そしてナスダックは+0.04%と動きの無い日になったわけやけどな。

 

今日は確かに、強い小売売上高の数字が発表されて、失業保険の新規申請件数は予想外に減少しているという結果も発表されて、利下げ観測が後退した。でも利下げ云々だけにそこまでとらわれるべきなんやろうか、今の状況で。過去数十年にわたり、わいはこの業界の多くの人々が、各企業やその利益に注目するのではなく、ただFedの動きに操られる操り人形になってしまっとると感じる。この番組を見てくれている人はご存じのとおり、わいはFed議長のJay Powellの大ファンや。実際、彼の影響力がどれほど大きいのか、わいはきちんと理解しとるつもりや。彼は確かに強力なんやが、でも高品質な企業の株の方向性全部を制御するほどの強力さではないんや。

 

わいはだから皆さんにはFedの人質にならないでほしいんや。それでも多くの人がそうなってしまっている。もっと大事な決算や株価の動きが毎日多くあるというのに。そのことを垣間見るために、今日一日のスナップショットをためしに見てみようやないか。まずは今朝、大手保険会社のTravelersが素晴らしい決算を発表したよな。はじめ売り手が殺到したように見えた。小売売上高が強すぎると見て、債券利回りが急上昇すると考えたからや。実際にそうなったわけやが、でも決算の中身を見ると、Travelersは保険料を引き上げて、プレミアムで莫大な利益を上げとる。結局この株の売り手たちは大損したで。このダウ構成銘柄の株価は9%急騰して、新たな史上最高値を記録したんや。

 

新高値更新といえばBlackstoneや。不動産からデータセンターまで投資する巨大なプライベート・エクイティ・ファームや。Fed崇拝者がBlackstoneという名前を聞くと、投資に関する会社はすべてFedによって生きるか死ぬかの会社やと思うやろう。繰り返すが、今朝のように、小売売上高が強すぎて金利が急上昇する時にはあかんようになると思うやろう。そして実際この株から逃げたやつもおった。でも結局素晴らしい決算のおかげで。株価は今日6%以上上昇して、新たな史上最高値を記録したんや。

 

Fedが全てと思っている人は考え直してほしい。Blackstoneの株を買う人は、Fedよりも、その優秀な経営陣の頭脳により多くレバレッジをかける気持ちで買っとるんや。報道陣との奇妙でぎこちない質疑応答でのFed議長の思惑で買っているのではないんやで。株を買う時は主には、経営陣を信頼していて、ビジネス界で最も頭の良い人々の人生の業績を買っとるんや。みな、そうやろ?それさえわかっておけば、大きな利益を得ることができるんや。

 

あとはWells Fargoも素晴らしい動きをしとる。最近の一連の強い経済指標で、Fedウォッチャーたちは、慎重な、急速ではない利下げを見込んどる。おそらく、11月に利下げがない可能性すらある。そうなるとWells Fargoは心配よな?でもわいはこの株をわいのファンドで持っとるで。火曜日にわいはCEOのCharlie Scharfとしゃべったが、結局かれは本当に賢いということがわかったんや。どっとプロットで遊んでいるFedの役人たちに会社のかじ取りを任せたりはしてないで。わいらが株を買う時は、その会社の経営者を、自分よりその業界においてずっと賢く、自分より確固とした世界観を持った人物とみなして株を買うんや。そこが儲けにつながるポイントなんや。

 

CharlieはBlackstoneのSchwarzmanや、TravelersのAlan Schnitzerのように、どんな環境でもビジネスを行う方法を本当に知っとるんや。もし彼らの株を持っているなら、Fedの次の動きに執着する必要はないんや。あなたが知るべきなのは、これらの優れた経営者たちが、そもそも彼らをトップに導いた頭脳で彼らの船を操縦しているということなんや。ここまで見たのは金融セクターやが、新高値更新は至る所で起きとるで。今夜、Netflixから素晴らしい決算が発表されたよな。そこにも素晴らしい経営陣の頭脳がある。

 

Fedがインフレを完全に抑えるために利下げを遅らせる必要があるかもしれないという可能性に基づいて株から怖がって逃げとる投資家が多いが、でもそうやって巨大な半導体メーカー、Taiwan Semiを売るのか?半導体セクターに関しては、半導体装置メーカーのASMLの決算が失望をよんだということで、半導体株全体が売られたりした。Nvidiaとかもそれで売られたりした。でも結局一日でNvidiaは戻ったし、その主要なパートナーのTaiwan Semiは素晴らしい決算で今日は+9.79%や。

 

Fedの動きが怖くて投資できない、というのと、ASMLの決算が不穏だったから半導体株には投資できない、というのは根っこが一緒や。そういう言説に惑わされたら、いつまでたってもお金を大きく儲けることはできん。わいらはまだ利下げサイクルに入ったばかりで、下手したら今がマーケットが最も良いパフォーマンスを示すときなんや。わいらは積極的に動いとる。CNBC Investing Clubのメンバーのひとならわかってくれるやろ?わいらは昨日、一日に二つの新規買いをやったで。一日に複数やるのは今年に入っても初めてのことや。

 

何の株を買ったのかは普段はCNBC Investing Clubのメンバーにしか言わんのやが、特別に今回は言及しようやないか。わいはいろいろなセクターの株を欲しかったんやが、今回はテクノロジーと金融セクター選んだんや。一つ目の新規買い銘柄は、CrowdStrikeや。利益の85倍で取引されとる。人によってはバリュエーションは高く見えるやろう。Fedにこだわりすぎとる人やったら買わんような株やろう。あと一つはBlackRockや。あまりに素晴らしい決算を発表して、Fedへの心配よりもこれからのますますのCEOのLarry Finkへの信頼の方がよっぽど大きいんや。

 

ここまでMad Moneyを見てくれている人は、わいがFedの動きに注目しとることはわかってくれとると思う。でも注目して、常に意識はしていても、わいはそれに過度に執着することは拒否するんや。Fedが確かに強力であるが、全能ではないとわいは信じとる。また、株を買うとき、その会社の経営陣はただの道化ではないということを強く信じとる。

 

結論やが、わいは別に、Fedにおいて利下げサイクルの時に、株式市場が下がらないとは言ってないで。でもわいが言いたいのは、Fedの影響力には限界があるということで、今のこのサイクルにおいては、パウエル議長やFedの他の委員達が利下げのペースについてマイクを握るときにも何ら怯えることのない経営者たちを信頼すべきということや。株式投資をするためには、何かを信じないとあかん。そうじゃないと意味がない。そして今信じるべきは、Fedの関係者ではなく、百戦錬磨の経営者であるべきということなんや。

 

 

素晴らしい動きが続いていますよね。

 

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