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【ジム・クレイマー】この上昇を逃してしまった人は、落ち込む必要なし!?ゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/8のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

たまげたな。わいが言うとるのは、S&P500がほぼ一直線に6,000まで上昇したや。なんでこんなに一直線なのか。それは昨日も言うたが、買い手が至る所にいて、売り手はどこにも見当たらなかったからや。今日も続伸の日になって、ダウは+0.59%、SP500は+0.38%、そしてナスダックは+0.09%で、主要な平均株価はすべて史上最高値で取引を終えたんや。また驚くべきセッションが繰り返された。わいはこれを昨日も繰り返したが、何度でも言おう。皆さん、これは歴史的な動きやで。

 

わいらが目撃しているのは、大統領選挙当選者、トランプが成長推進、高い株価、低い金利、減税を支持するということによって生まれとるブルラリーや。彼を好きでも嫌いでも、トランプは歴史上最も明確に株式市場を支持する大統領や。彼が勝った今、そのことが多くのセクターをおしあげとるんや。昨日はテクノロジーセクター、今日は石油、医薬品、消費財、金融セクターとかが上昇した。これらの動きが壮観なのは、ポートフォリオに十分な株式を持っていないことを恐れるマネーマネージャーによって牽引されとるからや。だから彼らは売らないんや。

 

同時に、わいらは買収の波を目の当たりにしようとしとる。独占禁止規制当局が、あらゆる取引を阻止しようとするのをやめるやろうという思惑が渦巻いとるで。トランプのやり方は、主に富裕層だけに利益をもたらすだけやないか、と言う人もおる。でも基本を認識せんとあかん。わいらの国は民主主義で、トランプは明確な信認を選挙で得たんや。これは有権者が望んだ結果や。たとえそれがあなたの望む結果でなくても、そんなことは関係なく、個人としてとにかくこの驚異的な株式市場を利用したほうがええで。わいはまだ上昇は終わっていないと思っとるからな。

 

確かに、富裕層にとって株式投資は簡単や。お金を持っとる方が有利や。それは否定しない。でもいくらかのお金を貯める意思のある人なら誰でも株式を所有することができる。このトランプラリーは永遠には続かないで。永遠に続くものなんか何もない。でもFedが今月も0.25ポイントの利下げをして、ついに債券市場を正しい方向に押し進めることができたことは悪くない。それはこの火に投じられた素晴らしい燃料になっとる。さあ、この勢いは来週も続くんやろうか。それが問題で、それは実に難しい質問や。なぜかというと、ここまであまりに株価が上昇したからや。さあ、どうなるのか、来週のゲームプランを見てみようやないか。

 

まず月曜日にはその名にふさわしいMonday.comの決算があるで。この会社はワークフローを合理化して、可視性を提供するイスラエルのソフトウェア企業や。あなたのビジネスでそれぞれの人々が何に取り組んでいるか、容易に知ることができるようになるんや。この会社と似た会社はたくさんあるんや。この株は典型的なエンタープライズソフトウェアプレイで、ここまで容赦なく売られていたりしたのが、売り手がこれらの企業から手を引いて、どんどん上がって来とる。大手ではSalesforceやServiceNowのような株もどんどん上がっとるやろ。これらのエンタープライズソフトウェア株は、今売り手がほとんどいないから、まだまだ上昇の余地があると思うんや。つい最近までダメだったのと同じくらい、今は恵まれてきとる。Monday.comの上昇が続くのか見てみようやないか。

 

火曜日はビッグデイやで。まず、わいのファンドでもっとるHome Depotの決算があるで。この株は、Fedが金利を引き下げているときに所有すべき典型的な株で、これまでもそうであり、これからもそうやろう。1988年以来、わいは金利引き下げ局面ではこの株をプレイしてきた。金利が低下する環境に向かっていることを考えると、わいは彼らがガイダンスの数字を上方修正することを期待しとるで。ここまで何年もなかった実質的な成長の予兆をガイダンスで見られるかもしれん。わいはこの状況で、この株はさらに高く上昇する可能性があると思うで。

 

火曜日はさらに、eコマースの促進企業であるShopifyの決算もあるで。前の決算でのみんなのパニックは過剰だったと思うんや。投資資金が増えとったが、でもビジネスが急増すると、それに対応できるように投資せんとあかんのは当然や。今期で、Shopifyのその増加した投資支出の成果を見ることになると思うで。さて、火曜日は更にTyson Foodsの決算があるで。多くの人々は、なぜここ数年で食品価格がこれほどまでに手に負えなくなったのか知りたがっとる。そういう人はわいのようにTyson Foodsの決算でのカンファレンスコールを聞いてみればええで。食品価格について大量の情報が得られるんや。この会社は食肉の支配的なプレーヤーで、時には、株を選ぶためではなく、経済の動向を学ぶためにカンファレンスコールを聞くことが有用やということを、わいはこの会社の決算から学んだんや。

 

火曜日の引け後は、Spotifyの決算があるで。株価は今年100%以上上昇しとる。なぜなら、彼らはそもそも大胆だったガイダンス測を超えて数字を上げ続けているからや。そして、わいは彼らはそれを再びできると賭けるで。なぜか?人々がNetflixのようにこの会社のサービスをお買い得やと考えているからや。さて、今のラリーは非敵対的な債券市場、すなわち債券金利の低下基づいていることを覚えておいてほしいで。この週の水曜日はその債券市場のムードを変える可能性があって、そうならばそれは水曜日の朝や。CPI、つまり消費者物価指数と呼ばれる数字の発表がある。もし数字が非常に高ければ、これまでの買いに水を差す可能性があるで。注意深く見守らんとあかん。

 

水曜日は更にCyberArkの決算があるで。この独自のサイバーセキュリティ企業は、サイバー犯罪が全く減少の兆しを見せない中で、素晴らしい数字を発表する可能性があるで。このセクターではわいのファンドはCrowdStrikeとPalo Alto Networksを持っとって、彼らは競合しとるが、今のこの世の中にはサイバーセキュリティーセクターでめちゃめちゃ多くのビジネスがあるんや。CyberArkの決算は楽しみやし、Palantirだってどんどん株価が上にいっているやろ。Ciscoの決算も水曜日あるが、この株はブレークアウトの準備ができているようや。この会社はあらゆる種類のAIおよび非AIユーザーにとっての重要なネットワーク会社や。Ciscoが今年初めにSplunkを買収して以来、豊富な分析機能を提供できるようになったんや。それは強力な組み合わせで、上昇のサプライズをもたらす可能性があるで。

 

木曜日はDisneyの決算があるで。Disneyでは今多くの良いことが起きとる。弱いテーマパークの数字によっていいところが覆い隠されとるが、Disney Cruise Line事業を拡大しといるし、その部分はわいが最も今注目しているところや。新しいクルーズ船が初航海を迎えようとしていて、その後にもいくつか続くで。クルーズの拡大はどれほどの影響を与えることができるやろうか?わいはどんどんこのセクターが大きくなるにつれて、実際の利益が出て、ポジティブな影響が出てくると思うで。

 

木曜日はわいのCNBC Investing Clubの月例クラブミーティングがあるから、メンバーの人は楽しみにしておいてほしいで。木曜日の引け後にはApplied Materialsの決算があるで。わいは彼らを半導体製造装置業界の長老と見なしとる。わいは、Lam Researchも大好きや。今、このグループは、ASMLの決算がひどかったために、需要が弱いと誤って非難されとる。Applied Materialsの決算がそのダイナミクスを変えてくれることを期待しとるで。

 

最後に金曜日やが、Alibabaの決算があるんや。わいは、中国に投資したいならAlibaba株がええとここまで言うてきた。この会社は西洋的な財務報告をやるし、正真正銘の巨大なオンライン小売業者だからや。中国の消費者の財布の紐がどんどん固くなっとることは知っとるし、中国の大衆には倦怠感のようなものがあるようやが、Alibabaは大量のビジネスを行い、かなり順調に数字を達成しとる。中国のAmazonや。でもわいは別に中国株を買うことを推奨しているわけではないで。

 

それどころか中国株は避けるべきやと主張したい。なぜなら、わいは中国経済がめちゃくちゃやと思っているからや。中国政府の刺激策は、1.4兆ドルの地方政府の救済措置を実施したりするんやが、一般の人たちにどれほどお金が渡るのかというのはまた別の話や。中国が成長を取り戻すのは簡単な話ではないやろう。

 

さて、ここまで一直線に株価が上がってきて、人によっては、このSP500が6,000に到達するまでの上昇を逃したと思っとるかもしれん。でもわいはセクターごとに物事を見る必要があると思うで。テクノロジーセクターは一息ついたかもしれん。レストランはどうや?リテールはもっと上がらんのか?その後、金融や産業セクターにまた時流が戻るかもしれん。まだまだ信じられないほど強気な、好循環なマーケットが続く可能性があるで。わいらは、株式市場がバイデン政権下で非常に良いパフォーマンスをしたことを知っとるよな。あまりバイデンに対する賞賛の声を聞かないが、それは事実や。でもバイデンは株式市場にあまり関心を持ってなかったんや。

 

結論やが、今までの四年間と違い、株式市場は再びホワイトハウスに、株式市場にこだわって株式市場の動向を大切に思うチャンピオンを迎えようとしとつんや。たとえあなたや他の多くの人がトランプ大統領の誕生を支持に値しないと思っていても、そんなこと関係ない。トランプの登場、それで変わる状況に慣れんとあかんで。買いはすでに始まっている。逃した人はでもそこまで落ち込む必要はない。なぜなら、まだ多くの上昇の余地があるからや。

 

 

来週も上がりますように。

 

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