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【ジム・クレイマー】11月に大きく上がった株は12月も好調さが続く!?11月のSP500銘柄トップ10!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/2のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

例年、11月が好調な月だったら、カレンダーをめくって12月になると、ほとんどいつもといっていいほど、投資家心理が活発になるんや。これは本当によく見られるパターンなんや。今日はダウは-0.29%と下落したが、SP500は+0.24%、そしてナスダックは+0.97%と上昇した日になったで。今日話題をさらったのはIntelよな。業績の振るわない状況が続いとったが、ついにCEOのパット・ゲルシンガーが1日付で退任したと発表されたんや。

 

ゲルシンガーは2021年にCEOに就任したんやが、AIブームに乗り遅れた影響でシェアをNvidiaやAMDとかから奪われてしまったんや。AMDはサーバーとPCの両方で成功を収めとるが、これらはかつてIntelが支配していたマーケットや。CNBC Investing Clubのメンバーの人なら、わいがAMDをどんどん買っていることを知っとるやろ。あと、今日は、Mag7、つまりメガテック株にとってもいい日になったんや。彼らは最近出遅れとったが、わいは先週言ったやろ。彼らが出遅れたとき、わいらがやるべきことは何や?買いやろ。なぜなら彼らは結局追いついてくるからや。

 

今朝、テスラはアナリストからの格上げがあったりしたし、Amazonはオンライン売上高が二桁増加しているというニュースがあったり、あるいはAppleのiPhoneの注文が別に壊滅的に悪くはなかったという話題があって、こういう風にMag7銘柄は常に良いニュースがある。そして冒頭言ったことに戻るが、今新しい月、12月が始まったところやが、とにかく11月の株式市場が好調だったことが大きいと思う。好調ということはどういうことかというと、大量のお金がマーケットに入ってきているということで、それがMag7銘柄とか他の株の上げにつながったりするんや。

 

なぜ素晴らしい11月が一般的には素晴らしい12月につながるんやろうか?それはお金の仕組みに関係しとる。20年以上前にわいがCharitable Trustを始める前、わいはヘッジファンドを運営しとった。その時は常に優位性を求めとった。そしてわいの持っていた最も信頼できるパターンの一つは、12月がやってくると、11月の最大の勝者がそのまま上昇するというものや。そしてわいの具体的な行動としては、ここまでの勝者のイン・ザ・マネーのコールオプションを購入して、それらを12月を通して保持することで大きく儲けたりしたんや。

 

ということで、11月の勝者に資金を投入するのであれば、まずは誰が11月の勝者だったかを見ないとあかん。ということで、11月に上がったS&P銘柄トップ10を、大きく上昇したものから順に見ていこうやないか。まずは、11月に60%上がったPalantirからや。11月に発表された決算は素晴らしかったで。彼らは大型の連邦契約も結ぶことに成功しとる。ペンタゴンのために重要なものをコーディングしとる。Palantirの人々は非常に優秀で、彼らがビジネスに入札するほとんどすべてを勝ち取ったりするんや。彼らは素晴らしい一般商業部門も持っとるが、わいはやっぱり彼らの防衛関連の仕事が好きやで。まさに成長株や。

 

第二にAxon Enterpriseがあるで。53%も11月にあがったんや。この会社は、かつてTaserとして知られていた会社で、でもわいが今はそう呼ばないのは、そう呼んでしまうとテーザー銃のところがハイライトされすぎてしまって、彼らが警察署を合理化して、法執行機関と司法制度をより効率化するためにやっている信じられないほど素晴らしい仕事を隠してしまうからや。この会社には11月に3つのことが起こったで。まずは決算が非常に素晴らしかった。わいらの期待をはるかに上回るものやった。第二に、彼らはソフトウェアに新しい追加機能を展開して、大量の時間ともちろんお金を節約する価値あるAIを使っとるんや。これも素晴らしいことや。そして第三に、これは明確なトランプ銘柄だということや。共和党のオールレッド体制のもとで、地方の法執行機関が政府からより多くの資金が流れるやろうと皆期待しとる。これも重要なことや。

 

三番目にはTeslaが来るで。11月に38%も上昇したんや。確かにTeslaは今日新しいソフトウェアアップデートを発表して、実際にそれについて話題にする人もおったが、でもそういうことはあらかじめ予想されとったんや。これが原因というよりは、多くの人がこの株を買っているのは、イーロンマスクが大統領の側近になって、彼の政府への忠誠心がTeslaにとって、特に自動運転事業において良いニュースで報われる可能性が高いと皆思っとるからや。わいはそういう思惑に対しては、なんだかとても取引的に思えるんやが、どうなるやろうか

 

四番目はTexas Pacific Land Corpや。11月に37%も上昇したんや。これはS&P500に最近新たに加わった企業で、豊富な石油があるパーミアン盆地に80万エーカー以上の土地を所有しとる。彼らは鉱物権を所有していなくても土地を所有しているので、石油を掘削したい場合は彼らにお金を支払う必要があるんや。わいもそういうビジネスをやってみたいものやで。土地所有者として儲けてみたいものや。わいは前回Mad Moneyでこの株に触れた時、買うんやったらプルバックを待った方がええと言うたんやが、株価の調整は来なかったんや。この株はただただ上昇し続けたんや。

 

5番目に来るのが、Tapestryや。11月に31%も上昇したんや。この株価はLina KhanのFTCのおかげで急上昇しとるんや。FTCは、TapestryがMichael Kors、Jimmy Choo、Versaceを所有するCapri Holdingsを買収することを阻止したんや。そしてマーケットは実際その取引を嫌っていて、だからLina Khanがそれを阻止したときに歓喜しとたというわけや。それがTapestryをまるで成長株のようにしとるんや。株式市場においてLina Khanに好意的な意見が言われることはあまりないんやが、Tapestryの例はその珍しいケースや。

 

6番目はEPAM Systemsや。11月に29%も上昇したんや。これはプラットフォームエンジニアリング開発のためのエンタープライズソフトウェア会社や。その株価は最近急上昇しとるが、エンタープライズソフトウェア銘柄がハードウェアに対して再び優位性を取り戻している一例になっとるで。EPAMが強いということはすなわち、ここからSalesforceやServiceNowを買うことにもグリーンライトがついとるということや。

 

7番目はちょっと驚きなんやが、Warner Brothers Discoveryや。11月に29%も上昇しとる。この株が反発しているのにはいくつかの理由があるで。まず、そのバランスシートが実際に改善しているということや。バランスシートの悪さが最大の懸念事項だったからな。第二に、その資産は株式以上の価値があるということで、第三に、新しいトランプ政権はこの会社にとって大きな好機となるやろうと期待されとるということや。バイデンが去れば、メディア企業は再び合併できるようになるやろうという思惑や。

 

8番目はVistraや。11月に28%も上昇しとる。データセンターは電力を大量に消費する。わいらにはもっと電力が必要や。Vistraはクリーンな電力を提供して、それには原子力発電も含んどる。とはいえ、わいは依然として原子力にはConstellation Energyの方を好むけどな。

 

9番目はMcKessonで、製薬会社と薬局の間の伝統的な仲介業者や。11月に26%も上昇しとる。これはトランプ銘柄や。別にトランプが医薬品ディストリビューターを愛しているわけではないで。でもバイデン政権がこれらの企業に対して行動を起こすのは時間の問題だと思われとったんや。だからバイデンが負けたことで、McKessonは大きな救済を得たとみんな思っとる。それが正しいか間違っているかは別としてやけどな。

 

最後に10番目やが、わいのお気に入りはEQTで、これは国内最大の天然ガス会社や。11月に24%も上昇しとる。おそらく我が国で最も繁栄している単一産業は、液化天然ガスビジネスやろう。ルイジアナやテキサスにあるすべてのLNG輸出ターミナル、既存のものも建設中のものも含めて、それらは素晴らしいし、わいらの国には莫大な量の天然ガスがある。わいらは世界最大のLNG輸出国や。ほとんど誰もがわいらの安価な天然ガスを必要としとるわけやが、でも年初にバイデンがこれらのLNGターミナルの承認を一時停止したんや。このことに誰もが驚いて、そしてそれは天然ガスビジネスのプロセスに関わるすべての会社の株価を打ちのめした。今、トランプ政権で、わいらはその官僚的な障害が全部取り除かれることを期待しとる。天然ガスビジネスはトランプ政権の初日にすぐに回復するやろう。そう考えるとEQTの株価が急騰したのも不思議ではないで。下手したらこのセクターはトランプが勝った選挙の最大の受益者かもしれん。

 

さて、ここまでトップ10をあげてきたわけやが、このリストは下にもどんどん有望な銘柄続いとるで。旅行に関連するものも大きく上がっとる。11番目には航空会社のUnitedが控えとるんや。クルーズ船銘柄も大きくあがっとるで。Booking Holdingsもそうや。結論やが、もしあなたが、わいが12月に何が一番良いと思うっているかを知りたいなら、それは単に11月に一番良かったものやとわいは言うで。だから今、あなたには行動指針があるやろ。そしてどの銘柄が11月に大きく上がったかも今まで見てきたやろ。ということは12月はこれらの株をBuyBuyBuyということなんや。

 

 

12月もいい月になりますように。

 

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