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【ジム・クレイマー】ビットコインの10万ドル突破で、改めて株式投資の威力に思いを馳せる!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/5のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいはこのMad Moneyでは当たり前のことやが主に株式市場の話をしてきた。ただ、どうしても避けて通れない話題というものがある。例えば債券市場がそうやし、金利の話がそうや。株式市場にとって、それなしには語れないというファクターがあって、そのことについてもわいは語ってきた。そして今日はついに、これに焦点を当てる時が来たやろう。Bitcoinや。それは7月27日以降、大きく動いたんや。トランプは仮想通貨に友好的な姿勢を示して、アメリカをビットコイン超大国にするという計画を公言してからや。

 

今日はダウは-0.55%、SP500は-0.19%、そしてナスダックは-0.18%と下落の日になったんやが、Bitcoinが100,000ドルの水準を打ち破ったんや。だから今日はBitcoinについて話すのに適した日や。ただ、わいはBitcoinを推奨して、株よりもいいという風なことを言う覚えはない。わいはやっぱり株メインの男や。やけど、株式に加えて、という形で、Bitcoinを称えたいと思う。誹謗ではなく称賛や。わいは多くの人から、Bitcoinを信じたことがない男、と思われとるようや。でもそれは違うで。YouTubeを検索すれば分かるが、わいは2020年9月15日に初めてBitcoinを購入しとるんや。その時価格はちょうど1万ドルちょっとだった。

 

さて、2021年4月、わいはあるオークションに参加して、「Is God Dead」という象徴的なTime誌の1996年4月8日号表紙のNFTを買おうと決めたんや。わいはファンジブルトークンが何かさえわからなかったんやから、ましてやノンファンジブルトークンのことなど知るわけがなかった。でもこういうのに挑戦するのがわいや。ただ、そのオークションは取引をEthereumで行わんとあかんかったから、オークションで勝とうとして、開示不可の額の多額のEthereumを用意したんや。結局オークションには負けたんやが、でも用意したEthereumを売り忘れとった。そしてその忘却に気づいた時には、Ethereumが大きく値上がりしとって、わいはそれをキャッシュアウトしてそのお金で大きな農場を買うことができたんや。

 

だからもしかしたらあなたはわいのことを、仮想通貨嫌いの男と思っとるかもしれんが、そうやないで。わいのことを、Bitcoinが100,000ドルになったから初めてとりあげた何もしらない男と思っとるかもしれんが、そうれは違う。実際わいは何年も前からBitcoinを推奨さえしてきた。そして同様に、Ethereumで運よく大儲けしたことを自慢してきたんや。ただ、今朝、Squawk on the Streetという朝の番組でわいのパートナーであるDavid Faberと話している間、実際わいは自分が時流に乗れているかどうか苦悩しとったんや。落ち込んでいたと言って良いやろう。気分はブルーやった。

 

わいはこう考えとった。「ちょっと待て、わいは今でも通用しているのか?相場を見ろ、Signet Jewelersは11%以上下落しとる。Krogerは1%上昇しとる。でも大統領就任前のトランプが暗号資産マネーをばらまいているに等しい今の時代に100%乗れているとは言えないんやないか。」7月に、トランプは戦略的なBitcoin備蓄を確立し、アメリカを世界の仮想通貨首都にすると約束した。本当にそう言うたんや。もしあなたがそのときにBitcoinを買って、Trumpが繁栄すると確信していたら、今当然のように報われとるわけや。あの有名なナッシュビルでのスピーチで彼はこう言うたんや。「もし仮想通貨が未来を定義するなら、それが私の手によって鋳造され、そしてアメリカのものとなることを望む」と。

 

トランプの政策が良いのか悪いのか、仮想通貨は良いのか悪いのか、そういうことは別として、戦略的Bitcoin備蓄の件についてもう少し掘り下げてみようやないか。ナッシュビルにいる間、トランプはこの仮想通貨備蓄について話すため、最大手の仮想通貨マイニング企業の経営陣に会ったんや。これがもし石油の話で、彼が最大手の石油業界の有力者たちに会い、「備蓄を築く」と約束して、その計画を一般に示したらどうやろう?仮想通貨のいかがわしさではなく石油なら、買えたんやないか。石油のように買うのなら、そうなれば、トランプの勝利を見込んで、あなたは7月に約68,000ドルでBitcoinを買えた。今日ではだいたい100,000ドルになっとる。

 

FedのJay Powell議長は最近、ニューヨーク・タイムズのDealBookサミットで、人々がBitcoinを実際の取引手段としてではなく、金と同様の価値保存手段として買っていると考えていると語ったんや。Bitcoinを「デジタルの金」と表現したんや。わいは常々、世界の狂気に対する一種の保険として、ポートフォリオの最大10%をゴールドで持つことを推奨してきた。そして今Bitcoinはその10%分のゴールドに対する究極的な代替になり得るということかもしれん。なぜいけないのか? 連邦予算の赤字はもはや不可能な水準にあり、わいは36兆ドルもの負債を抱える国の「完全な信用と信認」に裏打ちされた通貨のみを持ちたいなどとが思わない。

 

ただ、Bitcoin一本槍だったらどうなんか?やはりわいは株のことを抜きには資産を語れないというやろう。どうであれ資産の90%のポートフォリオは株で埋めたいと思うやろう。Bitcoinが10000ドルを超えたから焦点が当たっとるが、でも株の上昇が当たり前のように凄いということはやっぱり見ておくべきやろう。例えば今日12/5というのは実はCostcoの上場日なんや。Costcoは1985年12月5日に上場したんや。1株1.67ドルやった。昨日、Costcoは過去最高値991ドルを記録した。なんということや?どうだBitcoin。やっぱり株が王様やろ?

 

1985年当時、あなたは生まれていなかったか、子供だったかもしれない。あるいはCostcoの「コ」の字も知らなかったかもしれない。そんな取り立てて一つの株のことを言われたって、と言うかもしれん。でもこういう例は枚挙にいとまがない。当時はわからなかったとしても、振り返れば信じられないほど明白な勝者だった素晴らしい株を他にいくつか挙げてみようやないか。例えば、1997年5月15日のAmazonのIPO時に1,000ドル投資していたらどうなっとったか?今ではなんと、2,940,667ドルになっとる。本をオンラインで売る書店かと思いきや、正式な小売・広告の大手ビジネスになり、Amazon Web Servicesも含め、史上最高クラスの総合事業会社のひとつとなった。2,940,000ドル超えって途方もないで。

 

次に、最も明白な勝者の一つ、Elon MuskのTeslaがある。2010年6月29日のIPO時に1,000ドル投じていたらどうか。楽勝や。今では326,021ドルになっている。これも凄いやろ?もっと最近の例を挙げろ?では、この市場で今もっとも愛されている株は何や?もしかしたらPalentierかもしれん。これはBitcoinと比較するに素晴らしい例や。なぜなら、この企業はかなり不透明で、NFTのようによく分からない存在という面があるからや。4年ちょっと前のPalentierのIPOに1,000ドル投じていたら、今や7,187ドルになっとる。なかなかのリターンや。

 

さて、こういう例を出すときに忘れてはいけない銘柄があるよな。2017年6月20日にわいが思い切った手段に出た銘柄や。わいが「史上最高の株」かもしれないと思っていたが注目度がたりんかったから、自分の犬の、もともと「Everest」と名付けられていた犬の名前をNvidiaに改名したんや。もしわいのこの日の改名の出来事を聞いて、あなたがもし$1,000をNvidiaに投資していたら、今では$37,399になっとる。そうや、37倍以上や。なんという素晴らしさや。やはり株式投資は素晴らしいと改めて思うやろ。

 

だからといってBitcoinを軽く言うつもしはない。Bitcoin保有者たちには、おめでとうと心から言いたい。トランプが戦略的なBitcoin備蓄を築くと宣言した時、わいらは確かにそれに乗ろうと先回りするチャンスがあったし、それを掴んだのは素晴らしいことや。でも、Bitcoinの動きに乗れなかったからといって何も後悔する必要はない。いくらでも素晴らしい株式投資の機会が目の前に転がっとるんやから。わいは今でも、Costco、Amazon、Tesla、Palentier、そしてNvidiaが大好きや。この中でわいのファンドはCostcoとAmazonとNvidiaを保有しとる。あなたはただ、CNBC Investing Clubのメンバーになることでわいの売買の真似をすることができる。

 

わいの言いたいことは、もう明白なはずや。わいらはBitcoinに肩入れすることができる。特に、大統領就任前のトランプがアメリカを「Bitcoin Nation」と位置付けたなら、なおさらや。やけどそれに固執する必要はない。いくらでも素晴らしい株式投資の機会があるんやから。最近のマーケットの動きが示す通り、株式を持つことは、トランプに賭けてBitcoinを買うのと同じくらい儲かるか、もしかするともっと儲かるものなんや。結論やが、わいは仮想通貨を持つことを非難しないどころか、ヘッジとしてはゴールドと並んでええかもしれんと思う。ただ、やっぱり下手したらBitcoin以上の上昇が軽々と見込める株式投資を、自らのポートフォリオのリスク資産の王様にすえなければいけないという考えは変わらない。もしあなたがCostco、Amazon、Palentier、Nvidia、Teslaを持っていて、更にBitcoinで分散しているなら、いったい何の問題があろうか?何はともあれ、Bitcoinで大きな上がりを取った人に今日は言いたい。本当におめでとう。

 

 

トランプ当選後のビットコインの勢いは凄かったですね。

 

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