来週の中間選挙のことを考えよう。二年前の大統領選挙でトランプ大統領が当選して、ムニューチンさんが財務長官に選ばれたときに何がおきたか?
ドラムロ~~~ル。
どろどろどろどろどろ。
だんっ。
そう、FNMAとFMCCが爆上がりしたのだ。
超ざっくりいうと、FNMAとFMCCは昔にマイホーム保有を促進するために政府援助法人として設立された住宅公庫的なものなんだが、2007年のサブプライムローン問題でアメリカ政府の管理下におかれたんよね。
これを政府の管理からはずそう、我々の手に取り戻そうではないか。トランプの支持者にはこのことを熱烈に目指すお金持ちだが物言う株主だか政商めいた人だかよくわからんが、そういう人がいて、トランプになって体制ががらりと変わったことで、また小さな政府を目指す共和党が主流になったことで、管理から外す目論見が現実的になったんよね。
当時トランプが財務長官を誰にするかという時に、FNMAとFMCCを管理からはずすことに意欲的な人にするんじゃないかと予想されていて、ムニューチンは意欲的だと報道されていて、俺はその状況の中でFNMAを買いこんだ。
その後財務長官はまんまとムニューチンになって、彼の就任インタビューだかで、FNMAとFMCCが言及されたこともあり、爆上がりして、俺は利益を得た。
しかしその後、泣かず飛ばずで進展がなく、株価もダダ下がりだ。
俺は来週の中間選挙を境にこの機運がまた高まり始めると思う。
2年前のようにドラスティックなことにはならないだろうが、中間選挙が終わって政治的なあれやこれやがクリアになって、残りの2年で何するってなった時、このFNMAとFMCCの話が持ち上がって、いつかは管理をはずれるはずだ。
このことは裁判所も関係することなので簡単にはいかないだろうが、トランプは、そしてムニューチンは支持者に恩を返そうとするはずだ。
そうなった時の上がり方は、ムニューチンが長官になった時の比ではないだろう。
いつくるかわからないが、2年以内にはすごくあがるんじゃないか、その機運は中間選挙が終わったらいつでもはじまる可能性があるんじゃないか。
ということでFNMASを現物でつまんだ(オプションはない)。
なんでFNMAじゃないんだって?
FNMASは「preferred stock series S」だ。かっこいいだろぉ?
今日の結論:来週は中間選挙だ!