【ジム・クレイマー】父、ケン・クレイマーが愛した７つのこと！【Mad Money】

こんにちはマカベエです。

以前ジムクレイマーが父親に教えてもらったことを以下に書きました。

: 【ジム・クレイマー】父が教えてくれた、賢く生きるために大事な２つのこと【Mad Money】

こんにちはマカベェです。ジム・クレイマーがMad Moneyで父から教わったことについて語っています。いつも、何でわいはこんなにお金のことに詳しいのか聞か ...

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ジムクレイマーの父親はどのような人だったのでしょうか？

2014年の11月にお亡くなりになったのですが、ジムクレイマーは父について以下の様に語っています。

わいの父親や７つのことが好きやった。

１．仕事

父は生涯を通して働いた。90歳になった時にリタイアしようかなと思ったんやが、結局働くことをやめることができずに、ずっと働いたんや。

50年以上仲買の卸売りをやっとった。会社ははじめはNational Gift Wrap & Box Companyとよんどったんやが、途中で扱う商品が幅広くなって、International Packaging Productsという名前に変えたんや。

ギフト用の包み紙やリボンや箱とか、贈り物に必要なものを全部あつかっとった。アパレルショップとか宝石店とかに卸しとった。やけど、WalmartとかTargetとか大型店がその方面に食い込んでくると方向性を変えて、レストランで持ち帰りの際に使う箱や容れ物に注力したんや。それらを中国でつくって、フィラデルフィアで売っとったんや。

父は戦争に行った後、Temple大学でMBAをとって、わいにビジネスのなんたるかを教えてくれたんや。わいは父の仕事を手伝った時もあったんや。クリスマスの時とかひどいもんや。サンクスギビングからクリスマスにかけては忙しくて、わいは父の姿を家で見たことはほとんどなかったで。

在庫が積み上がっとるときは、飯が食えんときやった。わいはスモールビジネスがどのようにワークするかを父を通して目の当たりにしてきたんや。資産家もそういうことを知らんとあかんと思うで。わいはこの経験から、不景気がどれほど悪なのかを知っとるで。わいらは不景気を憎まなあかんのや。そして、景気を上げようと頑張っとる人達を応援せんとあかんのや。

２．株式市場

父は株式市場が大好きやったで。CNBCとかわいのTheStreet.comが大好きやったし、わいのMad Moneyを見るのも欠かさんかった。わいらのショーとそれを支える多くのスタッフが大好きやった。

何百という株をフォローしとった。わいがやるいろんな企業のCEOのインタビューが大好きやった。ショーが終わった後、よくそれについて語りあったんやで。

亡くなった日はわいにPricelineについて注意するように言ってたんや。Trivagoの方が効果的な宣伝をしとるというてな。ある日はインタビューに出たCEOの語った内容が嫌いで、わいにその企業の株を売るように進言したりしたで。

わいらのチャリタブルトラストのファンドのポートフォリオが好きで、アラートを心待ちにしとったんや。

３．妻

母は1985年に亡くなったんやが、父はずっと母を愛していて、再婚することはなかったで。父が亡くなる間際も母のことを愛しそうに話しとった。母を天使だと思っとったんや。

同時に一人で迎える老後も真剣に考えとった。きちんとしたええ健康保険に入って、30年以上も体制が整ったところに住んだんや。亡くなる三年前に脳梗塞をおこした時、保険会社と支払いでもめたんやが、どの会社は言わんが、そして父はこのことをあまり知らんが、わいらは理不尽な扱いを受けたとわいは思うとる。何とかしてお金をかすめとろうとする会社が多い。現代はそういう時代や。皆さんも是非気をつけてほしい。そういうこともあるんだと理解して、賢く生きてほしいで。

４．運動

父は運動が好きやった。80歳代の中盤になるまで、ほとんど毎日鍛えとった。雄牛のように強かったで。ジムにいっぱい友達がおった。もしあなたが年をとっているなら、絶対に運動をし続けてほしい。もしあなたの両親が年老いていたら、ジムの会員証をプレゼントしてほしい。是非それを今日やってほしい。

働いている時、わいの父はトラックからの荷の積み下ろしをずっとやっとった。80歳代になってもや。組合関係でトラックの運転手は普通は荷の積み下ろしを手伝わんのや。わいはそのことには感謝せんが、父が強くあり続けれたことには感謝するで。

５．祖国

父はアメリカという国が好きやった。第二次世界大戦に従軍したんや。遺品を整理してて見つけたんやが、フィリピンでの勇敢な戦闘を讃えられてブロンズメダルをもらっとった。そんなことは今まで知らなかった。

父は戦争については話さんかった。多くの敵と戦うのは怖すぎる体験やと言うとった。父は戦後占領軍として東京にいて、日本人は謙虚で尊敬すべきやと言うとった。父は日本人が好きやった。

父は京都でTyrone Powerにあったと言うとった。とてもええやつだったと言うとった。

６．イーグルス

父はフィラデルフィア・イーグルスが好きやった。わいと一緒にゲームを見るのが好きやった。わいらはシーズンチケットをもっとった。アメリカという国が好きやった。いつも薄いジャケットを羽織っただけで応援しとった。

2004年のスーパーボールの時はめちゃめちゃ体調が悪かったんやが、無理して見に行った。ペイトリオッツに負けてしもうたんやが。肺炎を患ってからは、風邪をひかんように、ボックス席で見るようになった。亡くなる直前も、次の試合を見に行くのを楽しみにしとったんや。車いすで行こうとしとったんや。わいはイーグルスの帽子を棺桶にいれたで。

７．わいと姉とわいらの家族たち

何よりも父はわいとわいの姉とその伴侶と孫たちを愛しとった。姉のNanはわいよりも父の面倒をよく見たんや。わいらは父が亡くなった時、ベッドサイドにおった。父はその晩、鼻にチューブをつけとったが、ビジネスのアイディアや政治のことを語っとった。フロリダ州知事のジェブブッシュが大統領選に出たら勝てるかもしれんとか言うとった。