こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、VIXから見た株価について語っています。
月曜日や火曜日の株価の上がりはどう解釈すればいいんや？感情を排して見てみるんや。感情はいつもあなたを目を曇らせるで。パニックもユーフォリア（幸福感）も正しくないんや。
定量的なアプローチで見てみようやないか。Mark Sebastianの意見は重要や。RealMoney.comではわいの同僚なんやが、彼はKarman Line CapitalというVolatilityの鞘取りヘッジファンドのFounding partnerでCIOや。OptionPit.comというオプションサービス会社の創業者でもある。Volatilityの専門家で、このようなジェットコースター相場の読みに長けとるんや。
CBOE Volatility Index、短く言うとVIXやな、これはreality checkに役に立つで。普通はVIXと株価指数は逆向きに動くで。株価が上がるとVIXは下がり、逆もまたしかりや。だからVIXが恐怖指数として知られているんや。やけど、この普通のパターンが破られる時があるんや。
まずSP500とVIXのチャートを見てみよう。SP500が２月の高値にある時、VIXは低かったがここから上がるんや。
ズームして、三月末から四月のチャートを見てみよう。SP500はどんどん下がっておるんやが、ここはVIXも下がっとるんや。いつものパターンやないんや。この両方下がっている時というのは、Sebastian曰く買いシグナルや。そうよな、ここで買ってたら今は上がりをかなり取れとるはずや。
やけど、ここのところの上がりはどうや。株価はめちゃ上がっとって、普通ならVIXは下がらんとあかん。やけど、VIXは46から45にちょっとずれただけや。上りが短命かもしれんということを匂わせとるんや。
過去を見てみようやないか。今の状況に近いのは2008から2009の金融危機の時や。わかっとる。この時はひどい時や。思い出したくもないし、これから似たようなことを経験したくもないで。やけど過去を振り返るのは大切や。
2008年の時はより長期のよりひどい下落があったで。もっともっとゆっくりな下落や。今以外でVIXが80を超えた超レアなケースや。VIXは11月中盤にピークをつけて、これは株価がボトムをつけた時より一か月以上前や。その後株価が上がっていき、VIXは下がっていく。それで二か月ぐずぐずしていて、この時は危機がどれぐらい続くが検討もつかんかったんや。
Sebastianは今似たようなパターンだと言っとるで。ここからSP500は下がっていくんやが、VIXは比較的横ばいなんや。今回よりずいぶんゆっくりなんやけどな。スピードだけが違って、パターンは一緒やと言うとるんや。
この黄色いところが真のボトムや。ここで買ったらよかったんやで。マーケットの恐怖は落ち着いていて、株価が下がりどまったところや。これのアナロジーで考えると、Sebastianは来月とかは不安定な挙動になると予想してるで。経済の良くないデータがいっぱい出てくるやろう。決算もどれぐらい数字が悪いのか。失業や倒産。こういうニュースで不安定になる可能性はいっぱいあるで。これがわいの考えや。だから株を追うんやないと言うたんや。
もし長期で見たら、今よりももっとええエントリーポイントがあるはずや。今はFOMOーFear of missing outは感じる必要はないで。今ここら辺におるかもしれん。小さいポップアップはこの時もいっぱいあったが、これらはフェイクや。全部フェイクや。
フェイクで買ってほしくないで。このボトムで買ってほしいんや。
経済が完全に崩壊するという大きな恐怖は今は無くなったと思うで。やけど、そのことと、ここがボトムというのは全然別問題や。チャートを見るとまだ下がる可能性が見られるで。醜い経済データがこれから山のようにふってくるで。
どうなるでしょうか。
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