こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの8/28のMad Moneyはどうだったでしょうか。

時々、時々、本当に頭にくるんや。わいの仕事にも自分自身にも心底いら立つんや。人々に、株で失敗しないよう説得できないから怒りを覚えるんや。歴史的に見ても、いい株を持ち続けられないことが、莫大な利益から多くの人々を遠ざけてきたんや。それはきわめて具体的な失敗なんや。今日はダウは+0.16%、SP500は+0.32%、そしてナスダックは+0.53%と上昇の日になったんやが、なんて素晴らしい日や。わいの新刊が来月出るんやが、わいがそこで書いとることは、そのタイトルの通り、どんな相場でもどうやって儲けるか、という話や。その本の中身やが、その多くは過去24時間にNvidiaやその“仲間たち”の株に起きたことに関係しとる。

わいの主張はシンプルなんや。良いことっていうのは、本当に起こるということや。成長株には、とりわけ起こるんんや。その事実を受け入れて、株を保有し、株式市場そのものを信頼しなければならない。そうすれば、これまでもS&P 500だけでなく個別株でも大きく稼げてきたんや。株を信じられず、出たり入ったりを繰り返すと、巨大な上げ相場を取り逃がしてしまうんや。しょっちゅう売買しろとあなたに言う人たちがおるが、結局は高値で買って安値で売ることになるものなんや。

売買を繰り返す人は全く何もわかっていないんや。それこそが、真の“カモのゲーム”なんや。もし誰にも「優良株を持つな」と言いくるめられなかったら、いまごろ何人の方が数百万ドルを手にしていたやろうか?今この瞬間も、悔しさで手を挙げている人が大勢いるはずや。ということで、わいがこれまで見た中で最高の株の話に移ろうやないか。わいの史上最高の推奨銘柄、Nvidia、そして驚異的なCEOのJensenの話をしよう。まずは俯瞰しよう。

Nvidiaは普通は半導体を作る会社だと見なされとるが、実際には超高速の計算を可能にするハードウェアとソフトウェアを満載した装置を作っとる。これらは質問に素早く答えるプログラムを動かし、やがては何より重要な“推論”、つまり本当の意味での長い思考と問題解決ができるようになるんや。昨夜のカンファレンスコールを聞けば、わいの言っていることがわかるはずや。用途は無数にあるんや。今よりはるかに優れた工場を作れる。ロボットを創り出せる。自動運転車を動かせる。購買を推定できる。広告から医薬品まであらゆるものを設計できる。犯罪を防ぎ、資産を守り、世界を変えられるんや。

Nvidiaのプラットフォームは“思考する工場”の一部だと考えてほしいで。思考を入力すると、成果や答えが出てくるんや。それがどれほどの価値を持つのか、誰にもわからない。いまでも、ChatGPTやPerplexity、Grokなどであらゆる質問ができる。素晴らしいやろう?たとえば「今週のPeople Magazineの表紙は誰?」みたいに。本当に素晴らしいんや。答えを返してくれるし、要約もしてくれる。多数の論文を読んで、かなり手早く多くの情報を出してくれるんや。コードだって書ける、それだけでも十分に価値があるんや。

とはいえ、今のチャットボットは間違うこともまだ多すぎるんや。実際、どれくらい間違うのか?という点でいうと、Appleのような企業でさえ、いまだにGenerative AIを顧客に提供する価値があると完全には信頼していないほどかもしれん。文書を再現することはできても、そこに何が書いてあるのかを説明できず、どこが間違っているのかを判別できないこともあるんや。でも、だからこそ、そこのところがとてつもなく重要なんや。だからこそ、今夜わいは本当に強調したいんや。

それは、状況はこれからまだまだ劇的に変わるということや。今のチャットボットがAIのほとんどなんて思っている人はまさかおらんよな?まず頭に浮かぶ例を挙げようやないか。ニュースになっている件や。みんなが話題にしているのは、Fed の Lisa Cook。彼女は自分を解任しようとしているトランプ大統領を差し止めるために訴えを起こしとる。しかも腕利きの弁護士と組んで。ハイパワーな弁護士たちはお金がかかるで。なぜかといえば、彼らは時間給で請求するからや。

ということは、結局、山のようなアソシエイト、すなわち若手弁護士たちが、弁護士を正しい方向へ導くために、さまざまな判例や法律を調べる作業に対して大金を払うことになるんや。いまのところ、Nvidia が支えるAIは法律事務所にとってそれほど役には立ってないんや。でも次の世代になれば、機械は思考し、推論し、判例の理解や先例の把握において、おそらくアソシエイトよりも良い仕事をするやろう。だから、30人も40人も雇わず、せいぜい1~2人のアソシエイトを残しておけばよくなるかもしれん。

なぜかって?法律や判例について、Nvidiaの次世代「Vera Ruben」で動く機械ほど詳しくはならないからや。Vera Ruben チップは、アソシエイト全員を合わせた知識よりも賢さで上回るやろう。では、本当に“思考する機械”の市場はどれほど大きくなるんや?それはわからんのや。ある推計によれば、4年で3~4兆ドルかもしれん。ということはNvidia は新しいチップで売上を3倍にできる可能性があるで。わいは、“仕事”という概念そのものを作り替えている企業の株を売りたくは決してないんや。Jensen Huang が主導する革命の邪魔なんてしたくないんや。懐疑的ではい続けても、シニカルにはなりたくないし、多くの人が言うような“現実主義者”にもなりたくないんや。

では少し引いて見てみようやないか。わいらの仕事は、大きく上がる銘柄を見つけて、多くの利益を得ることや。これが要点や。ここは授業ではなく、「どうやってお金を稼ぐか」という実践なんや。わいが思うに、Nvidia が支配している市場は世界で最も大きいんや。もし Nvidia が Microsoft や Google のようなソフトウェア企業だったら、わいらは現在4.3兆ドルと評価されているこの会社に、倍の値段を払うことにも抵抗がないやろう。なぜか?わいらは、特にエンタープライズソフトウェアに対して、高い評価を支払うよう“訓練”されているからや。

それでいいんや。わいらは彼らに法外な価格を喜んで支払ってきたんや。しかし Nvidia を同じように見ることは、半導体企業だという理由でずっと難しく感じているんや。わいは言うで。「それは乗り越えよう」と。かつては石油会社が時価総額トップだった時代もあれば、iPhone を擁するがゆえに Apple が最大の企業だった時代もあったんや。Nvidia にとっての機会は、多くの点でそれらをも上回るほど巨大やとわいは考えるで。この会社が4.4兆ドルの価値があるのは確かやし、これまで通りに実行できるのなら、いま取引されている4.4兆ドルという評価から、バリュエーションが倍になってもわいは一向に構わないんや。

言い換えれば、「メンタルの障害物競走」を乗り越えようということや。そうすれば、はるかに多くのお金を稼げるはずなんや。こういう言い方は聞いたことがないかもしれんが、昨夜 Nvidia は史上屈指の決算を発表したで。成長率は50%超や。でもどういうことや?わいが耳にしたのは、とにかく「鈍化」「成長鈍化」「鈍化」ばかりゆあ。いったい彼らはどの惑星に住んどるんや? 鈍化だって? 何を考えている? この四半期は狂気じみて良かったんや。しかも地球で2番目に大きい市場、中国に売ることすら許されていなかった状況で、や。その話はもう何度も聞いたやろ?

成長に不満を抱いて決算後株を売った人もいた。でも、明日にでも大統領がNvidiaの中国での販売を手配して、財務省が15%を取り分として受け取る、そんな事前合意の一部が整えば、Nvidiaは上がるやろう。CEOのJensen Huangや、実質的に決算のカンファレンスコールを仕切るCFOのColette Kressは、そんなことが「いつ・どう起きるか」を推測で語るような愚かな真似はしないと分かっとる。でも決算後の悲観され方はとにかく異常や。正気の沙汰じゃなかったんや。

「現在のAIチップであるBlackwellの需要が鈍っている」と言う人たちもおった。知らん、そんなの。どうしてこんな話が出てくるのか、今でも理解できん。さらに「Nvidiaの顧客は価値を見出せず、以前ほどチップを欲しがっていない」と言う者までいる。まあ、愚かな連中ならそうかもしれん。でも、それを裏づける証拠なんて一つもない。わいは悔しい。わいの仕事は、あなたが稼げるよう手助けすることや。だけど懐疑論者たちのほうがわいより力を持ってしまっている。彼らはとても賢そうに聞こえる。たぶん良い学校に通っとったんやろう。いや、そうでもないかもしれん。今となっては分からん。

でも彼らの多くはほとんど“意志の力”であなたに株を売らせるんや。それが彼らの仕事なんや。「Nvidiaから人々を引きずり降ろせ」と。わいの人生で最高の成績を上げた株なのに。多くの人が恩恵を受けられなかった。本来なら、このいまいましい株で何百万ドルも稼げていたはずや。でも違う。多くの人々は他人に言いくるめられてしまった「さあ、売れ、売れ、売れ」と。懐疑論者は強力すぎた。彼らは人々を怖がらせ続ける。あなたのポートフォリオにとって最悪の悪夢や。不運にも、わいは彼らに対して無力や。

わいは、株が2ドルのときにそのポテンシャルを見抜いたただの一介のテレビ・ジャーナリストで、元ヘッジファンド・マネージャーにすぎん。8年前に自分の犬の名前すらNvidiaに変えたというのに。なんてこった。懐疑論者はいつも勝つんや。まあ、ほとんど、やけどな。そして何より奇妙なのは、Nvidiaに対する懐疑、特に市場全体への腐食性の悲観が行き渡った結果、Nvidiaの株が、今や平均的な株よりも低いforward PERで取引されているという事実や。

ということは、や。S&P 500の投資家たちは、これから来るAI革命を信じていないし、かつて単なるゲーミング企業だったNvidiaがそれを主導できるとも信じていないんや。彼らは、今の株価に見合う価値など到底ないと考えとる。でもJensenと彼のチームが、これまでわいを誤らせたことが一度でもあったか? なぜこの会社に対して、終わりのない懐疑と敗北主義なんや? なぜ? なぜ? なぜこの会社がそんな扱いを受けるに値する? なぜそんな不当評価に甘んじなければならない?

結論やが、もしあなたがNvidiaを理解できず、「出来すぎた話だ」と思うか、あるいは「この番組のホストは批判的精神を失って魔法思考に陥っている」と思うなら、この驚異的な株を遠慮なく売ればいい。でも、Jensenを信じ、この件で一貫して正しかった人物、もちろん批評家よりも正しかったわいに同意するなら、Nvidiaの株は“トレードする”のではなく“保有すべき”や。いまの水準からでもや。わいは、この素晴らしい会社と、その卓越したビジョナリーのリーダーに投資することで、あなたはまだ大きく稼げると考えているんや。
これからも持ち続けます。
応援よろしくお願いします。
