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【ジム・クレイマー】今が9月だということは忘れないように!ゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/12のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

もしかすると今日は、一服の日だったのかもしれん。SP500は直近6週間のうち5週間がプラスで、これはクレイジーや。歴史的にひどい月である9月の最中にいることを考えれば、この週だって尻すぼみで終わっても驚きではないで。今日はダウは-0.59%、SP500は-0.05%、そしてナスダックは+0.44%とまちまちな日になったよな。とはいえ、このMad Moneyは今週を派手に締めくくりたいで。というのも、わいは今、Kentucky州にあるCorningのガラス工場に来ているからや。

 

ここはあなたのiPhoneやApple Watchを覆うすべてのガラスを作っている工場や。なぜわいはここにきたのか?それはiPhone 17のさまざまなバリエーションの発売があるからや。わいはこれらを素晴らしいと感じたんやが、現物をまだ見てもいないウォール街のアナリストの多くは、すでに「つまらない」と言うとる。わいはそういう意見には断固として同意しないで。意見を聞くにふさわしい相手は、Tim Cook本人以外にいるやろうか?彼は、アメリカ製造業に6,000億ドルを投資するという自らの誓約を果たすために、Corningのような偉大なアメリカ企業と提携する必要性を強調しとる。

 

わいはここにきて、今日はTimと多くの時間を過ごすことになるで。彼のコミットメントに感銘を受ける覚悟をしておかんとあかん。Kentucky州から、“ニヒリズム抜き”の番組をお届けしたいんや。また、Corning会長兼CEOである揺るぎないWendell Weeksからも多くを学ぶで。彼らはずっと、Appleのパートナーとしてこの特別な携帯電話用ガラスを作ってきたんや。Steve Jobsは、他のどんなものよりも、少なくとも他のどんな基材よりも、過酷な使用に耐えるガラスを作ることを強く求めたんや。Appleから25億ドルを受け取ったCorningによれば、海外で行われている腕時計と電話のガラス生産をすべて引き受け、ここに持ってくることができるようにする、ということや。

 

あとやっぱり今日は金曜日やから、来週のゲームプランをやらんとあかんのや。早速言っていこうやないか。月曜日には、Paramount SkydanceがWarner Brothers discoveryの買収に本気かどうかが分かるやろう。突然ヒートアップしたこのメディア企業は株もめちゃめちゃホットになって、バランスシートを健全化しつつ興行収入を支配しているから、株は上がって当然やとCEOは誰にでも誇らしげに語ってきた。Apple TV向けをはじめ多くの場で最高の番組を制作していて、だから株は上昇に値する、と。

 

今急騰している株価を見ていると、結果として彼の主張は正しかったことになるが、でも株価上昇が現実になったのはParamount Skydanceによる買収の話が出てからやった。そうや、Oracleを創業したLarry Ellisonの息子の会社や。市場の動き次第では、Larry Ellisonは世界一か二番目の富豪や。ほかに誰か入札があるのか、全然わからんわけやが、わいはこの件は来週取り上げたいと思うで。もしWBD株を保有しているなら、少なくとも20ドルまでは粘ってほしいで。わいはそれ以上の価値があると思っとる。

 

火曜日には小売売上高が発表されるで。これは弱含みな数字になるとわいらはもう分かっとる。もしそうならないなら、悲観論者にとっては相当ショッキングなことになるやろう。わいらはいつもディスカウント系の“dollar stores”を持ち上げて話るんやが、小売売上高が強すぎると、Fedにとっては気まずい事態になり得るんや。なぜ気まずいのか、というと、 Fed議長であるパウエルは、来週水曜日におそらく0.25ポイントの利下げを行うやろうからや。その前日に強い小売売上の数字が出るのは望ましくない、というわけや。そうなったら、雇用が減速しているからパウエルは利下げする必要がある、という物語が台無しになるからな。

 

インフレが依然としてやや問題であるにもかかわらず、利下げはあるやろう。そしてどちらにせよ、パウエルを批判する人は出るやろう。トランプは引き続き「遅すぎる」とパウエルを揶揄し続けると思うで。ただ公平に言えば、関税がパウエルの仕事をずっと難しくしとるんや。Fedの立場からすると、これは勝ち目のない状況や。利下げすればインフレが暴走する恐れがあり、利下げしなければ景気が急激に悪化するかもしれんのや。だからわいはFedの議長なんて職にはつきたくないんや。

 

水曜日は更に、Cracker Barrelが決算を発表するで。CEOのJulie Felss Masinoには番組に出てもらったことがあるんやが、素晴らしい人やと思うんや。彼女の下で事業は絶好調だったんやが、一転、ロゴを作り直し、樽に入った老人をやめると決めて、結果的にそれは得策ではなかったんや。“Old timer”として知られるそのキャラには多くのファンがいたらしく、トランプまでファンだったらしいんや。誰がそんなことを思ったやろうか。CEOはすぐに方針を撤回したんやが、株価は大きな打撃を受けたんや。良い企業なら、こうしたことを素早く過去のものにできるで。今回の決算でそうなるといいと思うんや。Masinoがやってくれることを期待しようやないか。

 

木曜の朝には、Olive Gardenや他の多くのレストランチェーンを抱えるDarden Restaurantの決算があるで。「買いや」と言い切れればいいんやが、レストラン・グループは突然かなり不人気になっとる。だから買いたい人は、決算前、たとえば水曜日に少量だけ買っておき、決算発表で株価が下がったら更に素早く飛びつく、というのはどうやろうか。ここは一貫性のある会社で、配当も良いんや。たとえレストラン株は予測不能すぎると人々が考えていても、や。

 

木曜日の引け後にはFedExが決算を発表するで。中国向け荷物の減少が見込まれとるから、アナリスト予想は次々と引き下げられてきたんや。いまや彼らには関税の適用除外もないんや。どうなるやろうか。Lennarの決算もあるんやが、こちらは優れた運営をする住宅建設会社や。ここ数か月の債券市場の混乱の中でも好調を維持してきたんや。住宅建設株を買う理由づけのためには、長期金利が低位にとどまる必要があるんや。今、それがどうなるのかを判断するのは難しいで。

 

金曜日は、別に何もないで。静かな一日であってほしいと思うで。ブルは暴れ回ってきたんや。でも、ベアを軽視してよいという意味ではないで。最近、彼らの声も聞こえくる。結論としては、依然として卓越したパフォーマンスで市場を牽引する個別企業があって、来週が少し難しくても、その状況は続くとわいは思うで。ただ、覚えておいてほしいのは、今が9月だということ。9月が楽な月であることはほとんどないということを肝に銘じないとあかん。

 

 

来週も好調さが続きますように。

 

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