アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】どんどん強くなる声!AIデータセンター銘柄は本当にバブルなのか!?ゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今の時点で、AI向けデータセンターの拡張は途方もないバブルだと主張する億万長者の批評家たちの声をさんざん聞かされてきた。それは本当に恐ろしくなってきたよな?わいはこういうことを「宣伝された悲観論(promotional pessimism)」と呼んどるんやが、これは人々やあなたを株の保有から遠ざける類のもので、今や市場全体にとって獰猛な重しになっていると思うで。もっとも、その弱気なAIの暗雲は、今日はわいらを怖がらせるには至らずに、ダウは+0.65%、SP500は+0.59%、そしてナスダックは+0.44%と上昇の日になってこの週を終えたんや。

 

わいは、人生で目撃した中でも最も目を見張る株価パフォーマンスの最中に、背後でこの陰鬱な合唱をずっと聞いてきたんや。わいは今のAIブームと言われている物に対して、一度として、泡沫だとか無謀だとか、いわゆる浪費だとかいう否定的立場を推したことはないで。それはいわゆるハイパースケーラーのリーダーたちへの敬意からでもあるんや。彼らは兆ドル規模の企業で、AIデータセンターネットワークの構築に巨費を投じとる。そこにこそ機会があると考えているからや。

 

わいはそれをバブルとは呼ばん。というのも、わいは、NvidiaのCEOで、アクセレレートコンピューティングの父であり、GenerativeAIの父でもあるとも言えるJensen Huangの判断を信頼しているからや。Jensenは歩む道すべてで懐疑論に遭ってきたんやが、彼は懐疑論者をことごとく間違いだと証明し続けとる。そして今回もそうしとるとわいは思うで。データセンター投資が確かに途方もない規模であるとしても、それが概ね、地上で最も裕福な企業の莫大なキャッシュフローから来ていることを心に留めておくべきや。

 

とはいえ、最近では、Sam AltmanのOpen AIや、Larry Ellisonが創業し今は2人のCEOがいるOracleによって発表された一部の増設計画が、手に余るほどの支出であるために不安を呼んどる。正直に言えば、そこにはわいも居心地の悪さを感じとる。でも、最近のインタビューでSam Altmanが語った需要の強さを耳にして、わいはNvidiaの「Reasoning Semiconductor」プラットフォーム、Reasoning 1のロードマップを知っているわけで、だからわいは有罪判決を下すのを差し控えざるを得ないんや。Reasoning 1は高度な思考を理解し、実際にあなたの高度な思考を助け、複雑な問題であなたの先回りをしてくれるものなんや。

 

わいをだから、単なるチアリーダー呼ばわりしないでほしいで。わいは、AIはますます良くなっていて、物事が落ち着けば投じた一銭一銭に見合う価値が出ると信じとる。なぜならJensen Huangがそうわいに確約して、わいにはそれを信じない理由がないからや。さらに、.com時代のインターネット整備とは今は違うんや。当時はしばしばベンダーによる資金提供、ベンダーファイナンスや、脆弱な機関による軽い資金繰りに頼っていたが、いまのデータセンター拡張は、地上で最も裕福な企業を率いる地上で最も賢い人々によって主として資金提供されとるんや。

 

これらの企業のCEOたちは、AIが次の産業革命になると信じていて、そしてわいには、それを疑うほど賢い自信はないで。わいはそれを認めるんや。彼らはわいらにあまりにも多くの利益をもたらしてくれて、そんな彼ら全員が正気を失ったなどとは到底思えないんや。もちろん全員が勝者になるわけではないやろう。勝者が1社ではなく複数になる可能性はあるのか?わいはまさに今週ずっとその点を考えとったんや。結局、ドットコムバブルの時もAmazonやGoogleは生き残ったで。Googleはバブル崩壊から何年も後に上場しとる。今回も3〜4社の勝者が出てもおかしくないやろう。

 

とにかく今は皆、最高のAIをめぐる競争に勝ちたいんや。取り残され、二度と追いつけなくなることを恐れているからや。だから、破滅的なバブルだと警告する批評家の声を耳にしたら、こう考えてほしいで。テレビに出て弱気なことを語る多くのマネーマネージャーたちは賢いかもしれないが、Mark Zuckerberg、Satya Nadella、Andy Jassy、Elon Muskと比べたらテクノロジーの理解はまるで及ばないし、Jensen Huangには到底太刀打ちできない、と。わいはこういうことをはっきり言うで。だって、こう言わずに批評家を無視するのは、彼らに同意するのと同じになってしまうからな。

 

とはいえ、だからといってAI企業に盲従すべきだという意味ではないで。わいはそうはしないんや。わいの新刊本『How to Make Money in Any Market』は来週発売やが、そこでもわいのやり方は述べとるで。Barnes and Noble(555 Fifth Avenue)でわいのサイン会を火曜日正午に行うから、予約してよな。お会いできるのを楽しみにしとるで。億万長者たちは、あなたのために働いているわけではないんや。本当にそうなんや。彼らが善意で助けようとしているように見えても、理解しておくべきなのは、いったんそこまで富を築くと、もはやリスクを取る必要がないため、極端にリスク回避的になるということや。

 

だから億万長者は、テレビに出ればほぼ必ず弱気寄りの姿勢に傾くんや。そこまで富むと、機会よりも懸念ばかりが見えるようになるんや。だから、彼らのネガティブさに振り回されるのはやめて、こう考えてほしいんや。なぜあなたは、わいがよく知っている多くのNvidia長者たちのようにミリオネアになれなかったのか、と。答えは分かっとるで。億万長者、アナリスト達がテレビに出て、あなたを怖がらせたからや。あなたは怖くなり、本来は「ただ保有しておくべき」素晴らしい銘柄を手放すよう仕向けられてしまったんや。彼らは謝ったか?そんなことしたことを見たことがあるか?

 

さあ、説教めいたことはこのくらいにしておこうやないか。でも、どこへ行っても最近はAIバブルの話ばかり耳にするから、言っておく必要があったんや。さあ、来週のゲームプランに移ろうやないか。月曜日は、重要な2社、CarnivalとJefferiesの決算があるで。クルーズ業界全体とともに、CarnivalはCOVID明け以降ずっとスーパーボウル・モードで走ってきたんや。これが続くのか?わいは続くと思うで。というのも、レジャー旅行として見たときに、クルーズは相対的なお買い得だと消費者が理解しているからや。

 

Jefferiesは資金調達案件を大量に手がけるブティック型の投資銀行や。投資銀行セクターはこの相場で最良のパフォーマーの一角を占めとる。Jefferiesは、こうした動きが正当化されるのかどうかを見極める手がかりを与えてくれるやろう。火曜の朝には、景気の現状を他のほとんどどんな企業よりも教えてくれる会社から決算の話が聞けるで。そうや、Paychexや。わいの番組を見てくれていたらおなじみやろう。給与計算や人事を手がける会社で、何百万もの中小企業、すなわちアメリカの背骨を相手にしとるんや。Paychexは物事をストレートに教えてくれるんや。わいは四半期ごとに彼らのレポートをむさぼるように読むで。

 

火曜日の昼の時間帯には、わいは持ち場を離れて、5番街555番地に行って、本のサイン会を行うで。参加には予約が必要や。お会いできるのを楽しみにしとるで。わいの本はあなたをより良い投資家にするためのものやからな。火曜の夜には、わいがこの週で最も重要な決算やと思っとる、Nikeの決算があるで。この会社は、新CEOであり古参のNikeの人材でもあるElliot Hillによって再発明の途上にあるんや。わいは彼に会ったことがあり、敬意を抱いとるで。今回がブレイクアウトの四半期になるかは分からんが、Nikeにはいずれブレイクアウトが来るやろうし、その前に買っておく必要があるで。

 

さて、配当株についてやが、市場全体と比べて過大な配当利回りを見るとわいは懸念するんや。例えばUPSは7.84%の利回りがあるが、これは非常に高い数字に見えるで。S&Pの他銘柄と比べて高すぎて、安心できないんや。何かがおかしいのかもしれん。そしてそういう気持ちを正直、ConAgraについても抱き始めとるで。この株の利回りは7.7%や。水曜日に決算があるが、ConAgraは利益を上げとって、しっかりしたブランドも多く持っとるが、ウォール街は減益を予想しとる。でもConAgraは、率直に言って「上振れのサプライズ」を出す時が来とると思うで。それだけが、この株のひどい下落を反転させる唯一の手立てや。

 

木曜日には自動車販売件数、週間新規失業保険申請件数、製造業受注と、経済指標の発表が相次ぐんや。どれも重要なんやが、でも重要さは、金曜日の雇用統計と比べれば色あせるで。この番組を始めた初日から20年以上言ってきたとおり、雇用統計は最も重要な経済指標なんや。Fedも注目しとる。賃金の伸びが強すぎれば、Fedは「利下げをいったん停止して、インフレという感染症が自然に消えていくかどうか見極める必要がある」と言わざるを得ないやろう。ホットな数字が出れば、パウエルは再び身動きの取れない状況に置かれるやろう。彼には絶えず批判してくる大統領がいて、一方では減速の兆しもある。しかし同時にブームもある、そうや、データセンターの増設に結びついたブームや。これは借金に依存してないんや。AmazonやAlphabetやMetaは、利子がどうこうという問題を必要としていないんや。

 

結論やが、雇用の数字は他のあらゆる指標を凌駕するんや。ここでわいは懸念を述べたいで。というのも、経済の一部、すなわちデータセンターに結びついた部分は過熱していると分かっているからや。でも別の部分、つまり自動車、住宅、小売は惨憺たる有様や。パウエルは、データセンター経済を沸点に達させることなく、残りの経済を救うことができるやろうか?わいの見解はわかるやろ?これまでのところ彼はかなりうまくやってきたと思うで。この先もその調子でいけることを願おうやないか。わいは楽観主義者なんや。

 

 

雇用統計、どうなるでしょうか。

 

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