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【ジム・クレイマー】消費者騎兵隊が間に合った!?テックがコケても相場は上昇できる!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/18のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

消費者の“騎兵隊”が、まさに間に合うタイミングでやって来て、いわゆるサンタクロース・ラリーの始まりに見えるものをわいらに与えてくれたで。今日うまくいったことを表現するなら、そう言うしかないで。消費支出に関わるものが総じて上向いたのは、これ以上ないほど良いタイミングだったんや。なぜならテックがそれを台無しにしかねないからや。ダメなテックの代わりに、わいらには何か大きな“代替物”が必要やった。まあ、株式市場の指数だけ見れば分かりにくいんやけどな。今日はダウは+0.14%、SP500は+0.79%、そしてナスダックは+1.38%と上昇の日になったで。

 

ここで、今年の大半の状況を整理しておこうやないか。ずっと語られてきたのは「消費者が弱い」というナラティブや。消費者は本当に振るわない、と多くの人が信じとった。失業率の上昇、そしてしつこいインフレが、消費者を傍観者のままにしていたんや。わいらは、彼らがただ減速しているだけだと思い続けてきたんや。リテールはかなりひどい。例外は Walmart くらいで、あそこでは、CEOの Doug McMillan が価格を低く保つためにあらゆる手を打ち、いわば“インフレとの一人戦争”をやってのけたんや。そうや、まさに戦争や。彼は引退する前に戦争に勝ったんや。

 

ただ、指数を見る限り、その消費者の弱さっていうのは見えなかったんや。消費者は経済の3分の2を占めるのに、Nvidia に牽引され、さらに Apple、Microsoft、Meta、Tesla、そして何より Alphabet が上昇を続けて、こういうテクノロジーの信じられない上昇が、全体を覆い隠していたんや。その舞台裏には OpenAI がおるで。あのChatGPTの父や。そして Oracle もおる。これらが2025年の大半で、膨らみ続けるテック支出の巨大な推進役だったんや。市場を押し上げたのはこの銘柄群で、それがわいらが好んだ物語やった。

 

でも最近になって、懐疑派が「データセンター投資は無限だ」という考え方に異議を唱え始めとる。たとえば Oracle は債券市場で180億ドルという巨額の資金を調達したんやが、今では「Oracle は、OpenAI のために進めている、この大規模なデータセンター建設の資金調達を本当に支えられるのか」という見方が出てきとる。そう言えるのは、Oracle の債務に対するクレジット・デフォルト・スワップが、猛烈な勢いで買われているからや。皆オラクルが破綻すると思っとるんや。正直、わいはこの状況を心配しとるで。それは認めよう。

 

ただ今夜は、うれしいニュースも聞けたで。Wall Street Journal によれば、OpenAI は評価額8300億ドルで、1000億ドルの資金調達を試みているということや。評価額は昨日の7500億ドルから上がった形や。悪くないんやないか? もし本当にその評価額で、更に1000億ドルを調達できるなら、この会社はデータセンターの拡張を引き続き攻めの姿勢で進められるし、Nvidia や Broadcom のような株は、明日買うべきだということになるで。ただわい個人としては、とにかく今日は嬉しい気分なのは、今日の注目がデータセンター関連の評価云々ではなかったからや。

 

AI銘柄のトレーダーの行動は非常に理解しがたくなってきていて、ウォール街 は「理解しがたい評価」を好まないんや。では、どうすればわいら株式市場の“残りの部分”を再び好きになれるというんやろうか?AIトレードへの嫌悪感だけだとにっちもさっちもいかないやろう?そうや、すべては「消費者」と、消費者が支払わなければならないものから始まるんや。今朝、消費者物価指数が発表されて、それで測ったインフレ率の低下が見られたんや。食料とエネルギーを除くコアCPIは4年ぶりの低いインフレ水準にまで下がったんや。

 

これまでインフレは消費者心理を蝕み、消費関連株をあらゆる形で叩きのめしてきたんや。でも今日の数字は、インフレがピークを打って、かなり前向きな形で下がり始めた可能性を示しとる。さまざまなコストが下がっとるんや。家賃が下がっているのが見て取れるで。ガソリン価格も大きく下落しとる。中古車価格は一桁台後半%の下落。いろいろなモノの価格が、「売れる水準」まで下がってきとるんや。そしてCPIには直接は入っていないが、住宅価格も本当に下がってきとるんや。それは今回のLennarの決算を見ればわかるで。

 

要点だけ言えば、いまや一部の住宅では平均販売価格が2019年の水準を下回っとるんや。こんなことが再び起きるとは、わいは決して思っていなかったんや。もしFedが利下げをすれば、消費者はさらに支出を増やすはずや。今はそういう“自己成就”の世界になっとる。だからこそ、先週のFRB会合以降、これほど多くの消費関連株が急騰しとるんや。もちろん、その動きが持続可能かは自問せんとあかん。今夜のNikeの決算はひどく見えるが、それは中国の影響が大きいのかもしれん。とはいえ「物価が下がる」というトレンド自体は始まったばかりだと思うで。

 

供給過剰のせいでガソリンは上がりにくいやろうし、原油の下落は消費者に余剰資金を与えるんや。消費者はそれを、自分の望むように使えるんや。消費は経済の非常に大きな部分を占めとる。だから、最先端テックでわいらが目にしている“疑わしい取引”のようなものを、覆い隠すことさえあるんや。リテールの勝者を考えてみようやないか。たとえばDardenや。Olive Gardenのオーナーで、約2%上昇したんや。そうや、Olive Gardenの数字は非常に良く見えるで。あとはわいのファンド持っているTexas Roadhouseは1.6%上昇や。わいのお気に入りのCEO、Laura AlberがいるWilliams Sonomaは2%上昇で、Targetは0.46%上昇、Kohl’sは1%高で終えたで。

 

それに、テックの中にも“消費者”はたくさんおるんや。たとえばAmazonは、Amazon Web Services以上の存在や。ウォール街はAWSの話ばかりしているように見えるけどな。思い出してほしいのは、彼らには、あなたが毎分のように使っているe-commerceのサイトがあるんや。これはこの局面では巨大な追い風や。YouTubeとWaymoのオーナーであるAlphabetも同じや。Appleは、昨日の夜に決算があったMicronの影響で、メモリ価格の上昇に傷つけられるかもしれんが、でもより豊かな消費者は、より多くのiPhoneを買うかもしれん。

 

ちょっと皮肉じゃないか? トランプ大統領が昨夜、「バイデンが史上最悪級のインフレを置き土産にした」と激しく非難しとったが、現実にはインフレの物語はかなり速いペースで下方向に向かっているように見えるんやから。コモディティそのものも、ほとんどすべて下がっとる。牛を除いては、やけどな。もし大統領が牧畜業者に小切手を切ってくれるなら、ブラジルから牛肉を入れて、牛肉の価格だって下げられるやろう。そういうことは実行されるべきやで。

 

Fedの前回の利下げは正当化されたように見えるで。新しいFRB議長は、物価が下がっていくことを好むやろう。そうすれば、さらに利下げを進める余地が広がるからや。流れはトランプ大統領にとって望ましい方向に進んどる。彼は前任者をこき下ろすのに忙しすぎて、インフレとの戦いで自分が勝ちつつあることに気づいていないようや。さて、市場全体はここ数年、「テックだけを持つ」状態から抜け出そうとしてきたんや。そしてここ数か月、この上昇相場は大きく裾野が広がっとる。

 

金融株がものすごくリードしてきた。Citigroupは年初来で60%上昇で、Goldman Sachsは53%高、JP Morganは31%上昇や。自動車株もどんどん強くなってきとる。Fordは35%高でGMは52%上昇や。そこへ今度は小売、リテールの番が来た。サンタクロース・ラリーに間に合うタイミングで、や。結論やが、今朝のCPIは素晴らしかったんや。消費支出は健在で、株式市場にとって大きな勝利や。何よりも素晴らしいのは、テックの推進力がなくても株式市場は大きく上げられることを、改めて思い出させてくれた点や。ありがたいことに。そして、もしテックがまた上がり始めて、OpenAIも資金を得られるようになれば、その話ももう片づくやろう。そうなれば、なおさら甘美な展開になるやろう。

 

 

サンタラリーが来ますように。

 

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