こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの1/16のMad Moneyはどうだったでしょうか。

今のこの株式市場は、なんというか、ただフラフラと漂っているだけという感じやな。不安定なんや。ある日は銀行株を嫌い、別の日には銀行株を好きになる。ある日はビッグテックを毛嫌いして、別の日には小型のテックを持ち上げる。さらに別の日には半導体を敬遠するんやが、例外として“知的財産がいちばん少ない”タイプの銘柄だけは買われる、みたいな。Nvidiaみたいなやつじゃなくて、Sandiskみたいなやつや。そしてそう、今までのこの週は「魔法の投資」の週やったで。どんなイカれた新興小型株でも買っておけば、結果的にけっこう儲かったんや。

ただしそれには条件があるで。追い風、トレンドに乗っている必要があったんや。つまり、名前に「nuclear power」か「space travel」か「quantum computing」か「crypto」って入っていれば、それだけで儲かったんや。それなのに、株価指数はまたしても「そんなことは何も起きていない」と言わんばかりや。今日はダウは-0.17%、SP500は-0.06%、そしてナスダックも-0.06%と小幅安で、指数はただ、もくもくと進むだけや。ただし、ところどころで小型株買いが突発的に噴き上がるんや。

じゃあ来週は何が起きるのか? それを知るために、ゲームプランを見てみようやないか。まず月曜はMartin Luther King Dayで、これは奉仕のための日で、全部休みで市場も閉まるで。でも火曜には、すぐに決算シーズンに戻るんや。火曜日はまず、巨大住宅建設会社のDr. Hortonの決算があるで。今のところ、住宅建設株についてわいが言うなら「がっかり」でもポジティブすぎる表現やな。それが悪いニュースなんやが、でも良いニュースもあるで。住宅セクターに回復の芽が見え始めているということや。

住宅価格は下がってきた。住宅ローン金利も下がってきた。さらに、401kをペナルティなしで住宅購入に使えるようにする、なんて話まで出とる。これは現在進行形の話やから、これが本当に実現する可能性のある画期的な計画なのか、どれだけ本気なのか、見てみようやないか。もし実現するなら、Dr. Hortonの株は間違いなく大きく上がるやろうし、他の住宅建設株も同様や。それから3Mも決算を出すで。この複合企業は最近、静かに人々を驚かせ続けとる。CEOのBill BrownはもともとL3 Harris出身なんやが、彼がCEOに就いてから約2年、どんどん会社に自分の色を出してきたで。苛烈な競争者として知られている男や。彼は会社をはるかに機動的にしたんや。わいは決算前の3Mをもしかして買えると思っとるし、Bill Brownも、他の多くのCEOより抜けていると思うで。

引け後にはNetflixの決算が出るで。わいは、この株を推してきたが、それを今は考えるつもりや。なぜこの会社が、Warner Brothers Discoveryを必要としていて、それを手に入れるためなら大金を払う覚悟があるのか。その“大金”はどれほどになるのか? それは、競合であるParamount Skydance次第やと思うんやが、どうなるやろうか。さて、わいは旅行需要を強く信じとる。COVIDの終わりから今日に至るまで、それは一度も消えていないと思うで。現代人はこんな感じや。「金はあるが、時間はない」。だからこそわいは、決算前にUnited Airlinesを買いたいんや。Delta、American Express、Booking Holdings、Marriottも同じや。わいはこれを「Big five travel」と呼ぶことにするで。こいつらはたいてい一緒に動くし、どれも素晴らしい。

水曜日は押さえ込むのが難しい銘柄が2つあるで。Johnson and Johnson と Charles Schwab や。Johnson and Johnson は、整形外科部門をスピンオフして、医薬品に特化した“純粋な製薬プレイ”になる予定なんや。これは賢い判断や。というのも、整形外科はコモディティ化しやすいビジネスだからな。一方で、この会社の製薬ビジネスは開発パイプラインに優れた薬がいくつもあって、膝・股関節・関節ビジネスに足を引っ張られなくなったことで、本領を発揮できるということや。それでも Johnson and Johnson には、タルク問題という重しが残っとる。でも大丈夫や。

昔のベビーパウダーに含まれていたとされるアスベストが原因で、様々ながんを引き起こしたという主張で、この会社を訴えようとする人がいるからや。ここで言っておくが、わいは「これらの訴訟が重要じゃない」と言っているわけではないで。そんなのは冷酷すぎるんや。わいが言っているのは、「株価に対しては、もはや重要ではなくなった」ということや。今の Johnson and Johnson は、個別の訴え一つ一つと戦っとる。これは原告側の弁護士にとっては手強い状況になり得るで。わい自身も訴訟が怖くて、わいのファンドはJ&Jを売ってしまったんやが、あれは間違いだったんや。わいはセイレーンの誘惑に耳を貸したことを後悔しとるで。

では Charles Schwab はどうか?これは、ベビーブーマー世代から次の世代へと流れていく、巨大な資金の塊のかなり大きな部分を受け皿として受け止める場所になってきたんや。世代をまたぐ資金移転というのは、だいたい100兆ドル規模になり得るんや。わいが「どんな相場でも儲けるには、この“資金の壁”がある」と語るのは、まさにこれや。高齢化していく世代の最大の恩恵を受けるのは、Etradeを持っとるMorgan Stanley、Robinhood、そして Charles Schwab の3社だと思うで。

木曜の朝には、PCE price Index (個人消費支出価格指数)の最新値が出るで。これは重要なインフレ指標で、わいは抑制的な数字になると思っとる。ただし、終わりのない利下げ推測ゲームには耐えんとあかん。もういいとわいは思うで。トランプは利下げを強引に進めるような人物をFed議長に選ぶやろう。知っておくべきことはそれだけや。木曜には P&Gの決算があるで。事前にいくつものネガティブ要因を告知してしまっている会社から、花火みたいな派手な好材料や、とびきり良い内容が出てくるとは思っていないんや。じゃあ、なぜわいはわいのファンドでこの株を持っているのか? それは今年初めから就任した新しいCEOがいるからや。あとは、誰もがブランド力が圧倒的だと分かっているからや。そして何より、株価が大きく下がっているので、反発できるとわいは見とる。特に利回りが約3%あるならなおさらや。決算後に、CNBC Investing Clubの月例カンファレンスで、もっと詳しく説明するから聞いてほしいで。

木曜日は更に、わいのお気に入りの GE Aerospaceの決算もあるで。航空機のバックログが山ほどあることを考えると、驚異的以外の結果になるとは思えないで。しかも Larry Culp という偉大な人物が率いる会社に対して、「驚異的」という言葉がポジティブすぎるとは思わないんや。Harvard Business Schoolに行ったときに彼がMad Moneyに出てくれた回をあなたが見たかどうかは分からんが、わいは彼が本当にすごいと思っとるんや。あと、今銅と金が猛烈に熱いのは分かっているよな。だから銅と金の生産者である Freeport McMoRan にも、資金がそれなりに入ってくるはずやとわいは思うで。木曜日の決算を見てみようやないか。わいはゴールドが好きや。この水準まで上がってきても、まだ買えると思っとるで。銅については少し割高やが、でもこれはデータセンターには必要なんや。

木曜日の引け後には Intel が決算を出すで。この株は、Lip‑Bu TanがCEOに就いてからずっと飛ばしとる。彼のリーダーシップのもとで、Intel は「アメリカ最高の半導体メーカー」という座を取り戻し始めたんや。もちろん、この世界がどれだけ競争が激しいかを考えれば、Intel の今回の上昇のあとでは、実際の決算が十分良い内容と捉えられない可能性もある。わいの願いとしては、株はちょっとここらへんで一旦休んでほしいけどな。あとは、わいのファンドで持っている Capital One Financial の決算も出るで。Capital One は巨大なクレジットカード発行会社で、今週の初めに大統領が、クレジットカード金利に一時的な10%上限を設けることを示唆したことで、ひどく叩かれたんや。

わいは、なぜそういう発想になるのかは分かるが、でも金利に上限を付けたら、多くのアメリカ人は単純にクレジットカードの審査に通らなくなるで。カード会社は、損してまで貸すくらいなら、貸し出しを止めるほうを選ぶんや。忘れたらあかんのは、クレジットカードは無担保債務やという点や。大統領はもう次の問題に移ったと思うで。だから銀行株がまた上がり始めているし、Capital One もそれにつられて上がっとるんや。この会社には十分な現金がある。カンファレンスコールでは、あのとてつもない自社株買いについて話してくれるといいんやけどな。それと、Discover のクレジットカード・ネットワークを今後どうするのか、という点についてもゲームプランを聞きたいで。これはとんでもなく大きな話になり得るが、まだ十分なことを教えてくれていないんや。

他には来週、決算でサプライズ級の“ぶち抜き”が出るのは、もしかしたら木曜日のIntuitive Surgical かもしれんと思うで。前回も怪物級の数字やったが、それでも数字はまだ十分高くないとわいは賭けるで。つまり、いつか予想がさらに上がっていく余地があるということや。ただ、そういう上振れサプライズも、いずれ終わると思うんや。Medtronic との競争が効いてくるかもしれんし、Johnson and Johnson でさえこの分野に参入したがっているからな。

さて、食品株は今悲惨なんやが、過去の目覚ましい成長のせいで、いまだにプレミアムなバリュエーションを維持している銘柄が1つあるんや。それが木曜日に決算があるMcCormick や。わいらは、それが維持できるかどうかを見ないとあかんで。わいは以前、成長が海外由来だったころはこの株が好きだったんや。でも正直、もう本当に数字を大きく上回れる力があるのかどうかは分からん。パッケージ食品ビジネスは、わいはこの市場における「新しい石炭」やと呼んどるで。

金曜日は SLBの決算があるで。昔の Schlumbergerや。今この株を好きな人が増えとるが、彼らはベネズエラで、この油田サービス会社に対する契約が来る可能性を見とるんや。でもわいは原油価格を見とる。1バレル60ドルを下回っとるやろ。こうなると SLB が“特別に良い数字”を出すのはすごく難しいと思うで。結論やが、この週はひどく奇妙な週になるやろう。決算シーズンの第2週は普通は軽めやが、来週は重い週になると思うで。いくつかの例外を除けば、今はバットを肩に担いで、すなわち手を出さずに、もっと良い球(チャンス)が来るのを待つのが一番やと思うんや。
上昇が続きますように。
応援よろしくお願いします。
