こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの1/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

株式市場がここまで飛ぶように上がっているときは、あなたは選別する必要があるんや。今はもっと慎重にならんとあかん時期や。高値圏の近くで買い始めたくはないで。そういう買い方は、しばしば「損をするための許可証」みたいなものや。今日はダウは-0.94%、SP500は-0.34%、そしてナスダックは+0.16%だったんやが、わいは、相場のテープが轟音を立てている局面でも、プロがどうやってアイデアを出し、急な下落を食らっても致命傷にならないようにリスクを取りすぎず、それでも最大のリターンを狙っていくのかをお見せしたいで。

ご存じのとおり、銘柄選びというのは、今年すでに30%とか40%も上がってしまった株に「乗り遅れたあとから飛び乗らない」ことがすべて、という場合があるんや。代わりに「もう取り逃がしたんだ」と受け入れなきゃいけない時もある。簡単じゃないんや。きっと皆さんも、一度や二度は、天井で掴んだ経験があるはずや。とてつもない上げのあとに飛び乗ってしまう。たとえば昨日の Seagate みたいな動き、あるいは今日の早い時間の動きに対して、「もう少し我慢してほしかった」とわいは言いたいで。

というのも、あなたは“自分の球”を待った方がよかったからや。そして、時にはその球が来ないこともある。でも、そうなら、見送ればいいんや。まずは「やってはいけないやり方」から確認しようやないか。あなたは月曜日に、石油生産会社を持つべきだと判断したかもしれん。なぜなら、いまや我が国の政府が ベネズエラを掌握しているように見える、少なくとも、ベネズエラ の“石油”を掌握しているように見えるからや。でもそれは間違いやった。あの時入ったら高値の近くで入ってしまったんや。しかももっと重要なのは、もし ベネズエラが今後18か月で生産を大幅に増やしたら、原油価格は叩きのめされる、ということや。

同時に、銀行株もわいを不安にさせ始めとるで。誤解しないでほしいのは、このグループが慢性的に割安なのは分かっとる。わいはこれまで何度も皆さんにこのセクターを勧めてきたよな。どれも素晴らしいフランチャイズや。でも、決算シーズンに入るんや。6日後には JP Morgan が決算を発表するのを知っとるか?わいはこう思っとる。最大の銀行なのに、これは安すぎる株や、と。実際、安すぎるんや。PER 16倍や。では、なぜ今買わないのか?

それは短期的にわいは心配しとるからや。というのも、CEO の Jamie Dimon は素晴らしい銀行家である一方、とても慎重な人でもあるからや。彼は決算で、自社株が割安だと胸を張って言ったりはしないんや。むしろ、世の中に潜む“地雷”の可能性について語る方がはるかに多いやろう。Jamie は正直者や。それ自体は悪いことではないで。状況が悪く見えるとき、彼は「何がうまくいく可能性があるか」を話す傾向があるんや。いまのように状況が良く見えるときは、「何が悪くなり得るか」を話す傾向があるんや。

でもメディアは、そのコメントを文脈から切り離して取り上げ、彼を「次の信用危機を心配している極端な悲観論者」として見せたりするんや。前の決算のJamieのコメントを覚えとるか?サブプライム系の貸し手 Tricolor の破綻と、巨大な自動車部品コングロマリット First Brands の崩壊についての話をしたんや。どちらも昨年9月の同じ1か月のうちに起きた“犠牲者”やった。昨年、JP Morgan は Tricolor で1億7,000万ドルの損失を計上したんや。でもこれは、彼にとって最高の出来事ではないのは確か屋が、会社全体から見れば端数みたいなものや。でも Jamie はカンファレンスコールで強烈な一撃を放ったんや。

彼はこう言うたんや。引用するで。「たぶん、こんなことは言うべきじゃないんだろうが、ゴキブリを1匹見つけたら、たぶん他にもいる。皆はこの点について警戒しておくべきだ」以上、引用終わりや。彼は融資方針を引き締めていることも認め、その警告によって、彼は自分の株を自分で叩き潰してしまったんや。JP Morgan の株は数日のうちに 307ドルから294ドルへ下落したで。300ドル台で買った多くの人が、そのあと投げ売りしたんや。パニックになったんや。高値で買って安値で売る、それは、ここでわいらがやりたいことではないで。

そして結局のところ、“ゴキブリ”は実際にはその2件しかいなかったんやが、彼は慎重な男なんや。ここからどうなると思う? 彼はその“ゴキブリ発言”を、たぶんさらに倍プッシュしてくるやろう。たとえば、Fed の独立性の欠如について、爆弾を1つ2つ落とすかもしれん。そういうときこそ、彼が強い口調で言い放った“あと”に株を買うべきなんや。今みたいに、上がったあとで買うんじゃないんや。あなたは、Jamie の慎重なコメントに対する市場の反応を待って、より良いエントリーポイントを得るんや。もしそれが起きなければ、見送ればええんや。

この株式市場のすごいところは、あなたを金持ちにしてくれるかもしれない驚くべきアイデアが、尽きることなく出てくることや。もちろん、アイデアが木に生っているわけじゃないで。でも、手に入らないほど希少でもないんや。どこを見ればいいかを知っているだけでいいんや。たとえば、今日のわいの朝の番組 Squawk on the Street を見てほしいで。共同司会の Carl は、あれだけ多くの株が走ったあとで「何が面白そうに見える?」と、何度もわいに聞いてきた。

わいは朝9時に外へ出る前に、わいのファンドのポートフォリオを、必ず精査するのが好きなんや。リストを上から、文字どおり会社ごとに見ていく中で、わいは CrowdStrike の株を見て驚いたで。George Kurtz が率いる最高のサイバーセキュリティ企業が、11月の高値からほぼ100ポイントも下がっとるんや。わいは最新のリサーチを読み、前回の決算で George がわいらに語ったことを確認したで。彼がわいの番組に出たときの話、そして Nvidia の Jensenが基調講演でCrowdstrikeについて言ったこと、さらに月曜日の CES での発言も見直したんや。

Jensen は「10兆ドル規模の変革」、すなわちAI とアクセラレーテッド・コンピューティングによる企業コンピューティングの近代化について語っとったよな。そして彼は「CrowdStrike は、この革命の“secure foundation”だ」と言うたんや。何度も褒めたで。でも株はまったく反応しなかったんや。わいはそれはおかしいと思うで。だからわいは Carl に言うたんや。「こういう株は、ここまで大きく下がることはめったにないし、高値からここまで離れることもほとんどない。こういう値動きになったとき、あなたは何をしなきゃいけない?」と。

飛びつかなきゃいけないんや。BuyBuyBuyや。わいが言っているのは、今朝の CrowdStrike みたいに良い取得単価で入れたなら、あなたはものすごく強い手札で勝負している、ということや。ブラックジャックで言えば、ディーラーが6を見せているのに、あなたが9を2枚持っているみたいな話や。要するに、確率を自分に有利な方へ強く押しやれる、ということや。では Microsoft はどうや?そう、この会社は事業としてはとても順調やが、経営陣がAIに莫大なお金を投じたいと言っているせいで、株は罰を受けとる。

Microsoft が直近四半期を発表して以来、株価はほとんど一直線に下がっとる。昨夏に 555ドルで取引されていた Microsoft を 485ドルで買えるなんて、どれくらいの頻度であるやろうか?答えは分かっとるよな。そうそうあることではないんや。Nvidia や Broadcom も大きく下がっていて、高値からはかなり離れとるが、わいはそれらはクラブのメンバーに向けて一貫して薦めてきたから、そこに大きな新味はないで。だから、もう一つ、わいのレーダーに引っかかっている銘柄を挙げようやないか。あなたの興味を引くかもしれないやつや。嫌われて、忌み嫌われている銘柄や。

わいは『How to Make Money in Any Market』の中で、素晴らしい会社だと書いたのに、「テックじゃない」「成長がすごいわけでもない」せいで、ややこしくて愛されない株になってしまった会社や。そうや、いま話しているのは Procter and Gamble や。シンシナティのこの企業は、株価が3月の180ドルから今日の138ドルへ、驚くほど下がったで。普段この株はこういう動きはしないんや。配当をくれる優良株や。配当貴族や。69年連続で配当を増やしてきたからな。

いまこの株は配当利回り3%で手に入るで。わいは「ここが底だ」と言っているわけではないが、新しいCEOが就任したことで、体制を揺さぶって変えていくチャンスはあるんや。Procter はすでにひどい四半期を示唆していて、消費財の中でも数少ない「GLP-1受容体作動薬問題」を抱えていない会社の一つや。わいは幻想は持ってないで。利回りが3%で止まるとは必ずしも思わん。3%は、そこまで高い利回りではないしな。一般消費財の会社には4%、5%、6%のところも多いんや。大半が食品系やけどな。

じゃあ、どう攻めるか? たとえば、明日100株買いたいとする。そしたら、いきなり100株を買うんじゃなく、まず25株だけ買うんや。次に、もう一段下がるのを待つ。そして利回りが3.25%くらいになったら、また25株買うんや。さらに下がって、仮に利回りが4%近くまで行くなら、それはかなり大きな動きで、配当利回りとしても大きいんやが、そのときには合計50株持っていることになるで。いいサイズのポジションや。ゆっくり、着実に。1つの値段で一気に入らない。わかるか?ここが肝心や。

P&Gは CrowdStrike でもないし、Microsoft でもないし、Broadcom でもないし、Nvidia でもないんや。でも、テックだけを持っていればいいわけじゃないで。結局あなたが本当に欲しいのは、複利の魔法を活かせて、トレード益ではなく長期の利益を積み上げられるような株を持つことや。嫌われているテック銘柄をいくつか持つのはもちろん構わん。ただし、Procter and Gamble のような、質の高い消費者向け企業のための余地も残しておくべきなんや。P&Gはいまは一時的に叩かれているだけやが、素晴らしいフランチャイズで、驚くほど立派な配当があるんや。そして複利を重ねていけば、あなたとあなたのポートフォリオに大きな価値を生み出し得るんや。
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