こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの1/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

なんか株式市場というのは、どうでもいいことでやたらと怒ったりするよな。まったくもって不機嫌で、3歳児みたいに機嫌を取るのが難しかったりする。でも一度ご機嫌にしてしまえば、内なる子どもがクスクス笑い出して、あなたの株は急騰するんや。もっとも、今日の株価平均の値動きを見ている限り、そんなふうにはとても思えないけどな。今日はダウは-0.80%、SP500は-0.19%、そしてナスダックは-0.10%と下落の日になったで。わいは、物事がもう少し落ち着いて、論理的であってくれたらいいのにと今日を通して思っとったで。そうすれば、AIがヘルスケアと出会うと何が起きるのか、あなたとじっくり話す時間が取れたはずやからな。

昨夜、J.P. Morgan Healthcare Conferenceの公式セッションで、Jensen HuangとDave Ricksが、NvidiaとEli Lillyの新しい「AI創薬の青写真」を語ったよな。最大のトピックは“共同AIラボ”と、その上で動く基盤モデル/ロボティクスによる創薬プロセスの再設計やった。NvidiaとEli Lillyが、サンフランシスコ湾岸にAI共同イノベーションラボを立ち上げ、今後5年間で最大10億ドルを共同投資する計画が発表されたんやが、その目的は、大規模な生物・化学データを生成し、それを使って創薬用の基盤モデルを構築して、ヒット探索から前臨床の初期フェーズまでを大幅に短縮することや。

この取り組みは、すでに動いているLillyのAIスーパーコンピュータ(NVIDIA DGX SuperPOD)上でのコラボレーションを、物理ラボと接続する形で拡張する位置づけになっとる。Jensenは「AIはあらゆる産業を変えるが、その中でもライフサイエンスへのインパクトが最も深い」と強調して、数十億の分子空間をインシリコで探索してから実験にかける新しい創薬フローを説明したし、Dave Ricksは「小分子創薬は一つ一つが芸術作品のようだったが、それをエンジニアリング問題に変えたい」と述べて、勘と職人芸に依存したプロセスを、データ駆動・反復最適化可能な工学的プロセスに変えるというビジョンを語ったんや。

ラボでは、ロボット実験系が自律的に条件検討・実験を回して、そのデータが即座にモデルにフィードバックされて再学習と最適化が走る「AI×ロボティクスの閉ループ」を目指すということや。Eli Lillyは、すでに「製薬業界最大級のAIスーパーコンピュータ」を構築中で、今回のラボはそのAIファクトリーを“現実世界のラボデータ”で駆動するための次のステップと位置づけとる。この共同ラボで得られる技術は、創薬だけでなく、臨床開発(試験設計・患者層別化)、製造最適化、サプライチェーンのシミュレーションにも展開する構想が語られたで。

一方でJensenにとっては、BioNeMoを中核に「ライフサイエンス向けAIプラットフォーム+HPC+ロボティクス」をセットで提供する、ヘルスケア版“AIインフラビジネス”のショーケースになっとる。このラボは、Nvidiaが発表しているThermo Fisherなどとの他の創薬パートナーシップと合わせて、GPU販売だけでなくドメイン特化型ソフトウェア・クラウドサービスまで含めた垂直統合戦略の一部として説明されとった。Jensenは、この取り組みを「未来の薬が設計される標準的な工場(blueprint)」と表現して、他の製薬・バイオ企業にとってもテンプレートになるモデルケースとして位置づけていたんや。

なんということや、と思うやろ。ところがウォール街は、この画期的な取り組みを、まるで巨大な余興にすぎないかのように扱っとる。それで今日の市場は売られたわけやが、単純に言えば、決算シーズンが今日始まり、さらに今朝発表されたまずまずの消費者物価指数のおかげでインフレがやや落ち着いたこと、そしてリテール株への正気とは思えないほどの新しい“愛”が重なった、ということや。まずは株式市場の気まぐれさから話そうやないか。とはいえ、これは一応筋が通っているんやけどな。

JP Morganは世界最大の銀行や。みんなそれは分かっとる。でもCEOのJamie Dimonは、決算のたびに市場が聞きたくないことを言いがちや。3か月前もそうで、彼が信用市場の「ゴキブリ」について語ったことで、株は1日で急落し、銀行支持派を打ちのめしたんや。今回、JP Morganが発表した決算は、予想より弱い数字やった。アンダーライティングが十分ではなく、株は結局また叩き売られ、さらにひどいことになってしまったんや。Jamieはまた、警戒を促し、損失を埋め合わせるためにクレジットカードで高い手数料を取る権利をめぐって厳しくなる、という姿勢を示したんや。その組み合わせが、売りの津波を生んだんや。

前回も同じことを見たで。わいは前回同様、1日か2日待ってから、この弱さに乗じて段階的に買えばいいと言いたい。なぜか? これは必ず戻るからや。どうしてそう分かるのか? それはいつもそういうことになるからや。ほかにもあるで。株式市場は、ソフトウェアを作っている企業は、AIによって事業が時代遅れになると決めつけていて、そのせいでSalesforce、Adobe、ServiceNowは今日もそろって叩きのめされたんや。壊滅的にやられたで。一方で、AIを動かすハードウェアは急騰したんや。かつて孤独だったIntelとAMDが先導したんや。とはいえ市場は、Nvidiaにはいまだに愛情を見せないんや。

今日いちばん興味深かったのは、リテールへのむせ返るような愛情や。1年間嫌われていたのに、これほどの速さで愛され銘柄になったのが信じられないぐらいや。買い手というのは、Dollar Generalのようなダラーストアやディスカウントリテールに関して、どこかで「この辺で十分だ、もうやめよう」という水準を見つけられないように見えるで。Dollar Generalは理解できないいい例や。株って、こんなふうに宙に浮くように上がり続けるものじゃないはずや。

この買いの波には、もちろんWalmartも入っとるし、なんてこった、Targetまでや。そしてわいのお気に入りのHome Depotも、という具合や。買いが実際に入っていて、安値が支えになり、床ができたと思ったら新高値を更新していく。Wayfairは止まらないし、Ralph Laurenも、完璧そのものの動きで止まらないんや。これは、今朝のCPIの数字が示したように、インフレが落ち着いているときに起きることの、避けられない結果やと思うで。買い手は、落ち着いたインフレから生まれる低金利の恩恵を受けるものなら何でも、どうしても買わずにはいられないんや。たとえ地政学ニュースで原油が上がっていても、それは無視するんや。

「憎しみが欲しい」って? じゃあ憎しみをくれてやろうやないか。やることは簡単で、データセンターを動かす電力としてクリーンエネルギーを目指す、と宣言すればええんや。もしMicrosoftやMeta Platformsが化石燃料への嫌悪を捨てたら、安いエネルギーなしで頭を上げた瞬間に撃ち抜かれる、なんてことにはならないはずや。ただ、本当に重要なのは、今のところAIで勝者に見えるのがますますAlphabetだけだということや。AlphabetはAppleと提携したよな。

提携の中身としては、Appleは次世代の「Apple Foundation Models」を、GoogleのGeminiモデルとGoogle Cloudインフラ上で動かす形にして、2026年に登場する新SiriやApple Intelligence機能を強化するということや。この契約は複数年にわたる非独占的パートナーシップで、Appleは引き続き自社モデルも開発しつつ、Geminiを中核コンポーネントとして組み込むということなんや。ここからほかにもどうやってGoogleがかんでいくのか分からんが、とにかく勝者や。

Appleは引き続きOpenAIとも提携し、Siriが必要に応じてChatGPTに「高度で創造的な質問」を委譲できるようにする方針で、GeminiはApple側のベースモデル群、ChatGPTは外部エキスパートという役割分担になる形が示されとる。まあでも今回の合意によって、AppleのコアAIスタックは事実上Gemini寄りになり、OpenAIやAnthropicなど他社モデルは補完的なポジションになるとの見方が多いで。もちろん、こういうのは日々の話で、明日にはひっくり返る可能性もあるで。だからこそ、ほんの一瞬でいいから、大局について話そうやないか。

年が始まったばかりで、毎年起きるとわいが呼んでいる「脱獄(jailbreak)」が起きとる。小売の脱獄、原油の脱獄、運輸の脱獄、そこには愛が多すぎるんや。でも、サンフランシスコにいると「愛されていない場所」がどこか分かるで。一体なんなんや?わいがこの2日間参加していたJP Morganのヘルスケア・カンファレンスのことや。製薬の“内臓”というべき部分や、大手ヘルスケア企業の実態を見てきたが、ここではどこも過小評価されている可能性があると思うで。皮肉なことや。

わいは名だたる製薬会社のCEOから話を聞いとるわけやが、低インフレと低金利という環境には、彼らはあまりにもぴったりや。だから、彼らの株がうなりを上げて上昇しなかったのが信じられないんや。とはいえ年初に言ったように、最初の2週間はいつだって、愛と憎しみがごちゃ混ぜの混沌になるで。どちらも多すぎるんや。でも結論やが、決算シーズンが始まった今、リハーサルは終わり、実際の数字に対する反応が見えてくるで。そして、それがJP Morganと同じようなものになるなら、その時は何と言えばいいやろうか? さあ、本番、ショータイムの始まりや。
NvidiaとEli Lillyの提携は嬉しいニュースです。
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