こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの1/20のMad Moneyはどうだったでしょうか。
自分の思い通りにするためなら、どんな国に対してでも経済戦争を仕掛けられると決めた大統領に市場が振り回される、そんな衝撃的な日について話そうやないか。今回の相手は デンマークや。グリーンランドを引き渡すのを拒んでいるから、という理由でな。もちろん、グリーンランドなんて株式市場とは何の関係もない、そう思うやろ? でもうちの大統領は、関税を使って貿易相手国を強制的に従わせようとするんや。しかもウォール街 はそれを心底嫌っとる。今日の痛みは、まさにそれが原因だったで。今日はダウは-1.76%、SP500は-2.06%、そしてナスダックは-2.39%やったんや。
まさに「痛みの館」や。でも、これでも、もっと悪くなっていた可能性があるんや。ただ、みんな覚えとるよな。去年の春、関税戦争で激しく売り込まれたあと、大統領が方針を引き戻した途端に株が反発したことを。今日一日ずっと、市場は「グリーンランド をめぐって、どこかのタイミングで誰かが折れるんやないか」という可能性に合わせて動いとった。今後、どこかで、何かしらの兆しが出るかもしれん、そんなふうに皆が探っとったんや。さあここからどうなるのか、明日は大統領のインタビューがCNBCであるわけやが、どんな展開になるのか。
そう考えている一方で、わいは別のことが頭にあったんや。今のこの市場で、だんだん本気で気になってきていることがあるんや。しかもそれは、グリーンランドとはあまり関係がないで。今夜は、わいが心底嫌いなものについて話したい。それは「あぶく(froth)」や。つまり、本当はそこまで価値がないかもしれないものに、わいらが過大な値段を払ってしまうプロセスのことや。年明け以降、多くの長期の勝ち組が苦戦している一方で、投機株やモメンタム株は本当に燃え上がっとる。別に投機的な銘柄が「過熱」の中心というわけではないものの、この数週間でこうした株から莫大なお金が生み出されたんや。そしてそれが問題の一部なんや。
その大半は、利益が出ていない企業で、売上もほとんどないんや。わいは新刊本の中にも書いとるんやが、投機は大きく儲けるための合理的な手段になり得るで。でも重要なのは「儲ける」という点や。利益というのは、一部でも確定してはじめて「儲けた」と言えるんや。現金化してこそや。そうしなければ、それは利益ではないんや。ただの含み益、紙の上の利益にすぎないんや。だからこそ、わいは明日の朝、利確をやるべきだと提案するで。
例えば、株で大きく儲かっているとしよう。 それなら明日、少し「テーブルから下ろす(利益確定する)」んや。わいのルールの中でも最重要の規律のひとつは、「利益を損失に変えてはいけない」ということや。わいらは4か月前にも、最近見てきたのと非常によく似た状況を経験しとる。当時わいは、利益確定をしなかった人たちを痛烈に批判し、大きな声で騒ぎ立てたんや。そして今夜も、まったく同じことをやっとるんや。あの時、わいは正しかったで。そして今回もまた正しくなると思っとる。
今年すでに、多くの人が去年1年分、あるいは複数年分まとめてに匹敵するくらいの利益を出しているかもしれん。わいは「全部売れ」と言っているわけではないんや。わいが言っているのは、保有株の大きな割合を売って現金化しよう、ということや。そうすれば、あとはいわゆる、わいがhouse’s moneyと呼ぶ状態で戦えるんや。つまり、まだ市場には残りつつ、元本リスクを大きく減らせるということや。昔のわいは、投機株については「まとめて売れ」と主張しとった。
でもわいは何年もかけて、投機株がどうやって変化していくのか、投機株が長期投資へと“変身”していく過程を研究してきて、その結果、わいはずっと厳しくなくなったんや。今のわいは、例えば5銘柄持っているなら投機株を1つ、あるいは10銘柄なら2つぐらいを選んで、持ち続けるのは十分正当化できると思っとる。走らせてええんや。もし大きく上がっていくなら、上昇の途中で少しずつ利益確定することもできるし、同時に、ポジションの一部をテーブルに残しておくことも、わいは認めるで。しかもその一部は、かなり大きくてもええんや。
なぜなら、本当にすばらしい投機株の勝ち組をつかまえた時、長期の利益はとてつもなく大きくなり得るからや。ただし必ず何かしらは利益確定しろ、わいが強調したいのはここのところや。では別の話をしようやないか。次はモメンタム株についてや?売上もある企業達で、モメンタム株も燃え上がっとる。うーん、これは本当に判断が難しいんや。今の市場には、モメンタム株が大きく2種類あるで。まず第一にあるのが、メモリ関連や。つまりメモリとストレージの銘柄群や。Sandisk、Micron、Seagate、そして Western Digital。これらは去年も今年も大きく上がっとる。毎日のようにどこかの証券会社が新しい目標株価で推奨して、そのたびにグループ全体がまた上がる、それが何度も何度も繰り返されとる。今日という日でさえ、メモリ関連は「無敵」に見えるんや。
もう一つ別の勢力もあるで。これもモメンタム株で、しかも上がり続けとる。どんどん、どんどん、さらに上へ行っとるのが、半導体製造装置のメーカーや。彼らはメモリ供給を増やそうとして、必死に動いとる。供給がいつ需要に追いつくのか、わいらには分からん。なぜなら、日本や韓国にも、できるだけ多くのストレージ製品を作って、できるだけ稼ごうとしている企業があることをわいらは知っとるからや。しかも彼らは、まさに同じ製造装置を使っとるんや。それらを作っとるのは、Applied Materials、Lam Research、そして KLA や。
そしていつか必ず、こういう日が来るで。ディスクドライブやフラッシュメモリチップの供給が「ほんの少し」増えるだけで、その製品の価格が一気に暴落する日や。そうなった時に、これらの株を大量に抱えたまま捕まるわけにはいかないんや。それが起きるのは明日ではないで。でもそうなると、あなたはこう言うやろう。「じゃあ、なぜ逃げろって言ってくれなかったんだ」と。でもわいにも、いつ起きるのか分からんのや。だから、こういう怪物級の放物線的な上昇のあと、どうすべきか? それはポジションをかなり大きく減らす必要があるということなんや。利益確定して、残りは走らせる、それでええんや。株価が上昇しとる会社は素晴らしい会社や。でも、見えない競争相手がすぐそこまで来ているかもしれん。そしてその時になってまたあなたは言うやろう。「なんで教えてくれなかったんだ?」と。
さて、最後のグループ、gold と silverについても触れておきたいで。これらは人によっては扱いが難しいんや。これらはヘッジ、つまり基本的には保険や。でも人によっては、単なる投機にすぎないんや。どっちにしても、値動きは放物線みたいな上がり方になっとるよな。わいはこういう上昇自体は正当化できると思うで。だって、ちゃんと実際に利益が出ているからな。でもパラボリックな上昇は話が別や。もしあなたがそれらを「貴金属を保険として持ちたいから」という理由で保有しているなら、それはそれでいいんや。投機としてやっているなら、わいはそれを否定しないんや。むしろ今は、すごく良いタイミングや。元本を回収して、残りは走らせる、そうするのにわいは“お墨付き”を与えるで。
今、もうひとつ考えるべきことがあるんや。市場の「構図」が変わりつつあるのが見えているということや。どこまで含めるかにもよるが、いま S&P の40〜50%はテックや。そして年初から、テック、特に大型テックがアンダーパフォームしていることに気づいとるか?長期的な目線で「全部問題ない、テックは戻ってくる」と考えたいなら、それは分かるで。でも実はわいはそうは思わなかったりするんや。そして、その考え方に乗らないからこそ、わいのファンドでもそういう運用はしていないんや。わいは他の、素晴らしい長期トレンドに分散しとる。
どんなテーマか? 例えば、データセンター以外のテック、消費財、小売、航空宇宙、銀行、ヘルスケア、これらはどれも、テックよりずっと良い動きをしとる。テックは終わったのか?と聞かれると、もちろんNOや。でも、ポートフォリオの中でテック比率が高すぎる可能性はあるか? と言う質問に対しては、YESな状態の人が多いやろう。もしテックが40%以上あるなら、わいは提案したい。どうか一部利益確定してほしいで。 そのお金を現金にして、それから様子を見ようやないか。みんな、本当にこれをやってほしいんや。
わいは9月、10月にも同じことを頼んだで。そしてわいは正しかったんや。今回もまた正しくなると本気で思っとる。結論やが、今の「4年目相場」では、テック以外で持つべきより良い株があるんや。分散する時が来たで。覚えておいてほしいのは、あなたが目指すべきなのは、「最小限のリスクで、最大限のお金を稼ぐこと」や。これがこのビジネスの本質なんや。そして今、その役割を果たしているのは、単純にテックではないということなんや。わいが提案するような変更をしておけば、きっと「やって良かった」と思うはずや。パニックになる必要はないで。ただ賢くやっていこうやないか。
自分のポートフォリオはテック偏重です。。。
応援よろしくお願いします。